異世界召喚〜転移前にスキルの検証させてもらえますか？三十年くらい〜

現地の冒険者

「こんなところで管巻いてないで依頼こなしたらどうですか？塩漬けしか残ってなかったけど」

「ぁあん？」

　どこのチンピラだよ・・・えぐりこむように睨みつけてくるけど

「その程度の威圧じゃぁゴブリンにも効きませんよ？威圧ってのは『こう！』かけるもんですよ」

　そのおっさんにちょっとだけ強めに威圧の魔眼(厨二設定で発現した黒歴史検証結果)を使うと、おっさんは「ヒッ！」と後退りながら壁に激突して気を失い

「おいおい、漏らすなら水分だけにしてくれ。固形物まで漏らすんじゃねえよ」

　辺りには臭いが・・・

「テメェ！」

「こういう場合は言葉よりも先に動こうね？」

　宿には後で修理費やいろいろと渡すことにして、取り敢えずは危険の排除だ。既に漏らしたおっさんは触れないことにして、他に姉妹に暴言を吐いてた全員を・・・順番に掴んでは外に投げ、掴んでは投げ・・・全員(漏らしてない奴)を出し終えたら

「さて、仲間に吐いた暴言の数々。今なら腕の4～5本で許そう。悔い改めるか？無理な「ウルセェぇぇ！」ら・・・遮るってことは、真ん中の足はいらないってことで良いんだな」

　連中は「真ん中の足？」って不思議そうな顔をしたが、実演してやることにして・・・一番近くにいた男に強めの足払いをかけると・・・グギャッ！足首が砕けたようだ

「うぎゃぁぁ！」

　転がり回る男の股間を思いっきり踏み抜いた・・・それこそ地面に足が10cmくらい埋まる勢いでだ・・・つまり？

「真ん中の足って・・・まさか・・・」

「お前らもコレがなければさっきみたいな発言をする心配もなくなるよな？」

　踏み抜かれたままの男は既に声もなく気絶しており、その所業を確認した残りのおっさんは・・・逃げ出そうにも腰を抜かして・・・

「なんだ腰まで抜かしたのか？ならその腰もいらないか？」

「「「「ひぃ！」」」」

　流石に腰まで砕いたら、奴隷としても働けなくなるからね・・・そこからは粋の良い順番に足払いから、真ん中の足を踏み抜いて回った。そして最後の男の番で

「お前は今は許してやろう」

　そう言うとすごく感謝され喜んでいたが

「お前は中で漏らしてるおっさんを連れてこい。そして床を拭いてくるんだ」

　汚物の掃除担当として残しました
　そして担ぎ出されたおっさんは意識の無い内に踏み抜かれ・・・床掃除を終えて戻ってきた彼は・・・当然踏み抜きました・・・出血されても困るのでライトヒール位で傷口を塞いで、警備兵の詰所に放り込んでおきました