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翌日

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 二人の精神的な面が心配だったから、その日は近くのビジネスホテルで一泊し、翌朝商店街内を散策してから昼前に玩具屋に行くと

「翔さんいらっしゃ~い!」 
 
 妹さんが元気に出迎えてくれた

「お姉さんは?」
 
「むぅ~
 私よりお姉ちゃんが気になりますか
?」

「そうだね。精神的な負担が大きすぎて、気絶しちゃうくらいだしね」

 精神的な負担の回復は、肉体的な回復とはまた違うからね?

「女性の部屋に入るのは・・・まずいだろうね?様子はわかる?」

「寝息も安定してたし、顔色も良かったですよ?」
 
 なら大丈夫そうかな?それなら・・・

 ご主人に無限収納や魔法、一番大事な事で生命線のコピーに関しても話すと

「じゃぁ何か?コピーして売れば、元手1個でいくらでも売れるじゃねぇか!そうすれば今まで手が出せなかった品物も買えるってことか?いいねぇ!」

 乗り気のところ悪いけど、ソレ違法販売な?
 違法って事で、なんでこの店に実銃が隠されてるのかってことも聞いてみたんだけど、ソレな知らないって言われた。

「本当ですか?奥さん・・・」

 現在ご主人は絶賛床ペロ中だ・・・土下寝とも言う・・・

「そうね、流石にこれまでも犯罪行為だけはしてこなかったから、信じるしかないのだけど・・・本当ね?信じていいのね?」

もぴゅぴょんだもちろんだ

 いやそこは顔あげて喋りなよ・・・

「なら、これは常連の誰かが隠れ蓑として隠したと言う事ですね?ブツはボクの収納の中に入れておきますね。当然隠してた品がなくなってる訳ですから、何かしらのアクションがあると思います。まぁソレ=犯人っていう構図が浮かんじゃうんですけどね・・・」

「常連の誰か・・・か・・・裏切られたってことか・・・悲しいな」

 そうだね・・・信じて・・・その結果がこれなんて・・・

「とりあえず隠しただけなのか、この店に何か悪さをするためにのかが判るまでは、冷静に対応してくださいね?この事は祖母にも伝えておくので」

 どうやらここら一帯の名主らしいからね・・・・っと・・・・

「忘れてた!」

「どうしたの?」

「今回のこと事後報告になるけど、祖母ばあさんに説明するの忘れてた!
 またきますから、その時にゆっくり話させてください!勿論その時はもう一つののお話も聞かせてもらえると嬉しいんですが」

 祖父さんの方の秘密の扉をね・・・

「分かった。爺さんの方には私から連絡を入れておこう」

 さて・・・祖母ばあさん怒ってるかな?
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