30 / 256
秘密の扉(リアル)
しおりを挟む
「と言うのが今回のあらましです。おもちゃに興味あるのはこれ以上の秘密ごとになるのでできれば内緒にしておきたいのですが・・・ご主人と祖父さんの趣味の部屋の内容次第では・・・」
【ホンモノ】化したら面白そうなものが入ってる予感がしたので、交換条件として提示してみた
「そんな交換条件みたいに言ってくれなくても、君は娘たちの命の恩人だ。構わないから、頭を上げて、一緒に見に行こうじゃないか」
そう言って先導してくれて、先程気になってた扉に行くと
「ここは限られた客にしか解放してないんだが、所謂常連だがね?果たして君が気に入るかどうかは・・・」
予防線を張られたようだ・・・が・・・その中はというと・・・
「いえ・・・1週間くらいこの部屋で寝泊まりしてもいいですか?」
思わず本音が漏れた
「・・・君も大概なんだね・・・安心したよ・・・私は娘の機嫌をとりに行くから、自由にしててくれ」
「ありがとうございます!」
そして部屋の中の物色を始める・・・そう・・・この部屋には・・・
「ここまでの数を揃えるなんて・・・かなりのマニアさんだね・・・これなら・・・ん?・・・ハァ~・・・ソレはダメだよご主人・・・」
アカンですよ!実銃が隠されていた・・・
「この部屋のモデルガンやエアー、ガス、電動ガンをスキルの力で・・・」
最初は手持ちの玩具を本物に変化させていたんだけど、レベルアップと鍛錬と想像力のお陰で、収納庫内でのコピーに成功して・・・
「我ながら反則だよね・・・ただ、コピーするのに丸一日かかるから、万引き扱いだよね・・・ライダーの件もバレたから、この方法もバラして、借りる形にすれば・・・」
ハンドガンやら狙撃銃や突撃銃や、かなり特殊な形状の物の中に・・・
「巧妙に隠されてるけど・・・これは・・・」
隠し方に少しの違和感を覚えた
「楽しんで・・・るようだね」
ご主人が戻ってくるなりそう言い
「機嫌を直してくれるのに2時間もかかってしまったよ・・・君のことも2時間放置してしまってるが・・・」
「え?もうそんなに時間が経ってましたか?てっきり15分くらいかと思ってたんですけど・・・」
「「・・・」」
どちらからと言うこともなく差し出された手を・・・ガッシリと・・・握手した
「娘の件がどうのとは関係なく、君とは楽しく話や付き合いが出来そうだ」
「ハイ!普通にここにきてただけだと入れなかった部屋ですし、娘さん達の出会い(熊)は残念でしたが、コチラの出会い(ボク)は良いものとなりましたね」
ご主人は苦笑いをしてるけど、目は頷いてくれていた
【ホンモノ】化したら面白そうなものが入ってる予感がしたので、交換条件として提示してみた
「そんな交換条件みたいに言ってくれなくても、君は娘たちの命の恩人だ。構わないから、頭を上げて、一緒に見に行こうじゃないか」
そう言って先導してくれて、先程気になってた扉に行くと
「ここは限られた客にしか解放してないんだが、所謂常連だがね?果たして君が気に入るかどうかは・・・」
予防線を張られたようだ・・・が・・・その中はというと・・・
「いえ・・・1週間くらいこの部屋で寝泊まりしてもいいですか?」
思わず本音が漏れた
「・・・君も大概なんだね・・・安心したよ・・・私は娘の機嫌をとりに行くから、自由にしててくれ」
「ありがとうございます!」
そして部屋の中の物色を始める・・・そう・・・この部屋には・・・
「ここまでの数を揃えるなんて・・・かなりのマニアさんだね・・・これなら・・・ん?・・・ハァ~・・・ソレはダメだよご主人・・・」
アカンですよ!実銃が隠されていた・・・
「この部屋のモデルガンやエアー、ガス、電動ガンをスキルの力で・・・」
最初は手持ちの玩具を本物に変化させていたんだけど、レベルアップと鍛錬と想像力のお陰で、収納庫内でのコピーに成功して・・・
「我ながら反則だよね・・・ただ、コピーするのに丸一日かかるから、万引き扱いだよね・・・ライダーの件もバレたから、この方法もバラして、借りる形にすれば・・・」
ハンドガンやら狙撃銃や突撃銃や、かなり特殊な形状の物の中に・・・
「巧妙に隠されてるけど・・・これは・・・」
隠し方に少しの違和感を覚えた
「楽しんで・・・るようだね」
ご主人が戻ってくるなりそう言い
「機嫌を直してくれるのに2時間もかかってしまったよ・・・君のことも2時間放置してしまってるが・・・」
「え?もうそんなに時間が経ってましたか?てっきり15分くらいかと思ってたんですけど・・・」
「「・・・」」
どちらからと言うこともなく差し出された手を・・・ガッシリと・・・握手した
「娘の件がどうのとは関係なく、君とは楽しく話や付き合いが出来そうだ」
「ハイ!普通にここにきてただけだと入れなかった部屋ですし、娘さん達の出会い(熊)は残念でしたが、コチラの出会い(ボク)は良いものとなりましたね」
ご主人は苦笑いをしてるけど、目は頷いてくれていた
10
お気に入りに追加
144
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
転生した体のスペックがチート
モカ・ナト
ファンタジー
とある高校生が不注意でトラックに轢かれ死んでしまう。
目覚めたら自称神様がいてどうやら異世界に転生させてくれるらしい
このサイトでは10話まで投稿しています。
続きは小説投稿サイト「小説家になろう」で連載していますので、是非見に来てください!
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
俺だけに効くエリクサー。飲んで戦って気が付けば異世界最強に⁉
まるせい
ファンタジー
異世界に召喚された熱海 湊(あたみ みなと)が得たのは(自分だけにしか効果のない)エリクサーを作り出す能力だった。『外れ異世界人』認定された湊は神殿から追放されてしまう。
貰った手切れ金を元手に装備を整え、湊はこの世界で生きることを決意する。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
貴方の隣で私は異世界を謳歌する
紅子
ファンタジー
あれ?わたし、こんなに小さかった?ここどこ?わたしは誰?
あああああ、どうやらわたしはトラックに跳ねられて異世界に来てしまったみたい。なんて、テンプレ。なんで森の中なのよ。せめて、街の近くに送ってよ!こんな幼女じゃ、すぐ死んじゃうよ。言わんこっちゃない。
わたし、どうなるの?
不定期更新 00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる