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鉱石操作4

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 今目の前で何が起こってるか理解が追いついていない様子の受付のお姉さんに更なる追い討ちを・・・

「それと、コイツが群れの中に混ざってて、鑑定したらフェンリルっていう種族だったんですよ。
 ぁそうそう、『鑑定』っていうスキルも持ってますが、これも内緒にしておいてくださいね?」

 ( ゚д゚)<へ?鑑定?

「冒険者は必ずしも全スキルや能力の開示をしなくてもいいですよね?手の内は・・・最終手段な場合もあるので」

 お姉さんはうんうんと頷いてくれている。

「因みに出す狼全ての頭が無いのは、そういったスキルで倒した・・・と、納得していただければ幸いです」

 因みにお姉さんを鑑定した結果、ストーン・キュッ・ストーン・・・・という・・・ある種のマニアには堪らない体型の持ち主であったが、ボクにとっては範囲外だった。

「それで、残りの狼も出しておきたいので、解体場所のような場所に案内してもらえますか?」

「買いたい手数料がかかりますが」

「大丈夫です。全部解体で、過食部位があれば数キロ、その他素材関係は買取でお願いします」

 食べられるんなら食べてみたいよね?

「フェンリルに関しては、解体後の素材や肉は全部持って帰るので、くすねないでくださいね?」

 フェンリルに関しては、捜索依頼と討伐依頼であって、素材は提出する義務はないよね?

「フェンリルの素材は、ギルドに入れてもらえないのですか?」

「自分で使うにしても、信頼のおける武器防具屋にお願いしたいですからね?」

「私は信頼できないと?」

「・・・まだ会って数分ですよ?信頼もクソもありませんよ。何より最初に散々疑ってかかってましたよね?そんな人を・・・そんな人のいる支部を・・・どう信頼しろと??」

 無理な話だ

「解体と報酬に関しては明日伺ってから貰いますので、昼くらいまでには用意しておいてください。その時にBランク昇格お願いしますね?」

「へ?」

「お姉さんがさっき言ったんですよ?今更・・・なことは無しですよ?」

「そそそそそれは・・・」

「それではまた明日!」

 後ろから何か叫び声が聞こえたが、無視してギルドを出て、宿屋を探す・・・前に、門番にギルドカードを見せに行き、その時に宿屋の場所を聞いて・・・

「・・・報酬もらってないから、金がない・・・どうしよう・・・」

 早速ミスリルでも売るのか?
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