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いいのかそれで
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「それがあなたの望むスキルですね」
「ふぇ?」
「励みなさい」
う~む・・・軽く考えてた
ステータスオープン・・・
『スキル:鉱石操作』
「この白い空間で色々試してから転移されるらしいけど・・・どうすれば・・・それ以前に鉱石か・・・どこかにないかな?」
鉱石・・・石?宝石でも希少鉱物でもなんでも良いのかな・・・特にレベルとかなさそうだな・・・
「鉱石操作!」
どうやらスキルを使うと付近の鉱石名が現れて、選ぶことができるようだ・・・
・小石
・尿路結石
・胆石
・エメラルド
・ダイヤモンド
・ミスリル
・アダマンタイト
・ヒヒイロカネ
・オリハルコン
・???
・@#$%
「Wha?」
変な声出ました・・・項目の上はともかく・・・下の方・・・文字化けしてるな・・・そもそも操作の範囲は・・・
「ひとまず・・・尿路結石を選んで・・・ん?頭の中に8方向の矢印?が浮かんできたが・・・とりあえず・・・↓に・・・ん?」
「「「ギャアあ唖吁亞荒!!」」」
3つの絶叫が響き渡り、それぞれの位置関係を見ると・・・
「俺を中心に半径50mってところか・・・実際の範囲はもっと広いかもしれないけど、その範囲内にたまたまいただけかもしれないけど・・・それでも色んな検証が一気に・・・わかったな」
しかし・・・これはひどい・・・直近で5m先でおっさんが股間を押さえて蹲っている・・・一番遠くで50m位か?その間にもう1人いるけど・・・3人とも泡を吹いて蹲って・・・隣や周りにいた人が心配そうにしてるけど・・・
「かわいそうだけど・・・↑↑↓↓←→←→・・・ボタンがない・・・」
な~んて有名なコマンド操作をしてみたら・・・
「ウギャァァァァァ」
「ウッ!ぴっ!なんだ!?」
「・・・・・・・・・・・」
穴という穴から液体を垂れ流しながらのたうちまわって・・・動かなくなった
ぃゃ・・・痙攣してる?
「ごめんなさい」
女神様?が検証しなさいって言ったからさ・・・
そういえば、尿路結石と胆石はともかく、エメラルドとかダイヤもあったけど・・・結婚指輪とか女性のアクセサリーだろうね?としたら・・・ファンタジーな名前の・・・ミスリルとかアダマンタイトとかオリハルコンは何処に?誰が?・・・ん?
フッと思い返すと女神様?が何か杖のようなものを持ってたことと、服を止める腰のあたりに留め金として何かついてたのを思い出した。
「あれかな?」
まだ時間内ということもあって、女神様?はこの空間に存在していた。だから他の(結石移動で悶絶した)人を心配するフリをして近寄り、女神様?を観察すると、記憶の通りだった。
「確認しておくか」
怪しまれない程度に動かしてみると、腰の留め具がアダマンタイトで、杖がミスリルだった。ということは指輪?がオリハルコンか・・・
「動くことは確認できたが、何処まで動くかだよな・・・」
結石は体内にあるため、移動範囲は不明だったが、あの痛み様からすると・・・ん?そういえば小石もあったな・・・よし、場所は・・・ん?
「・・・まさか自分のポケットに入ってたとはね・・・でもこれを使って・・・よっし!」
結果として、自由自在に動かせた。
それこそ投げても手元に返ってきた。
空中でも自由自在に操作できた。
小石を操作(移動以外)してみたら・・・割れて砂になった・・・そしてそれらも操作(移動)できた・・・しばらくすると・・・
『鉱石操作がレベルアップしました』
なんと!最初はレベル無しと思ってたのに、使ってるうちにレベルが上がってしまった。これは嬉しい誤算だ。して、その効果は・・・?
「・・・瞬間移動するのね・・・鉱石が」
漂ってた砂を操作すると、くっついて小石になり、手元に戻る様操作したら、手の上に小石が現れた・・・鉱石限定の『アポーツ』か?因みに送り出すと視認できる範囲内の場所に出現した。勿論念じれば通常の操作(移動)も可能だった。
「これは・・・」
とある計画を練り、実行するタイミングを伺っていた・・・そしてそのタイミングは・・・今!!
「素早い操作がキモだな・・・」
「召喚の時間だ・・・検証は終了とし、向こうの世界に行くが良い」
今だ!
鉱石指定!操作(瞬間移動)
鉱石指定!操作(瞬間移動)
体が光だした・・・!間に合えぇぇぇぇ
鉱石指定!操作(瞬間移動)
【条件が揃いました】
そこで視界は切り替わり、森林地帯へと移動していた。
恐る恐る手の中を見ると・・・
「(よっしゃぁぁぁぁ)」小声
無事手のひらの中にはミスリルとアダマンタイトとオリハルコンの3種があった。それぞれ装飾品程度だったため、スーパーボールくらいの大きさしかないが、定番ならこれだけで十分な金額に換金できるはずだ。
そして本人の知らないところで、謎の鉱石が・・・
「ふぇ?」
「励みなさい」
う~む・・・軽く考えてた
ステータスオープン・・・
『スキル:鉱石操作』
「この白い空間で色々試してから転移されるらしいけど・・・どうすれば・・・それ以前に鉱石か・・・どこかにないかな?」
鉱石・・・石?宝石でも希少鉱物でもなんでも良いのかな・・・特にレベルとかなさそうだな・・・
「鉱石操作!」
どうやらスキルを使うと付近の鉱石名が現れて、選ぶことができるようだ・・・
・小石
・尿路結石
・胆石
・エメラルド
・ダイヤモンド
・ミスリル
・アダマンタイト
・ヒヒイロカネ
・オリハルコン
・???
・@#$%
「Wha?」
変な声出ました・・・項目の上はともかく・・・下の方・・・文字化けしてるな・・・そもそも操作の範囲は・・・
「ひとまず・・・尿路結石を選んで・・・ん?頭の中に8方向の矢印?が浮かんできたが・・・とりあえず・・・↓に・・・ん?」
「「「ギャアあ唖吁亞荒!!」」」
3つの絶叫が響き渡り、それぞれの位置関係を見ると・・・
「俺を中心に半径50mってところか・・・実際の範囲はもっと広いかもしれないけど、その範囲内にたまたまいただけかもしれないけど・・・それでも色んな検証が一気に・・・わかったな」
しかし・・・これはひどい・・・直近で5m先でおっさんが股間を押さえて蹲っている・・・一番遠くで50m位か?その間にもう1人いるけど・・・3人とも泡を吹いて蹲って・・・隣や周りにいた人が心配そうにしてるけど・・・
「かわいそうだけど・・・↑↑↓↓←→←→・・・ボタンがない・・・」
な~んて有名なコマンド操作をしてみたら・・・
「ウギャァァァァァ」
「ウッ!ぴっ!なんだ!?」
「・・・・・・・・・・・」
穴という穴から液体を垂れ流しながらのたうちまわって・・・動かなくなった
ぃゃ・・・痙攣してる?
「ごめんなさい」
女神様?が検証しなさいって言ったからさ・・・
そういえば、尿路結石と胆石はともかく、エメラルドとかダイヤもあったけど・・・結婚指輪とか女性のアクセサリーだろうね?としたら・・・ファンタジーな名前の・・・ミスリルとかアダマンタイトとかオリハルコンは何処に?誰が?・・・ん?
フッと思い返すと女神様?が何か杖のようなものを持ってたことと、服を止める腰のあたりに留め金として何かついてたのを思い出した。
「あれかな?」
まだ時間内ということもあって、女神様?はこの空間に存在していた。だから他の(結石移動で悶絶した)人を心配するフリをして近寄り、女神様?を観察すると、記憶の通りだった。
「確認しておくか」
怪しまれない程度に動かしてみると、腰の留め具がアダマンタイトで、杖がミスリルだった。ということは指輪?がオリハルコンか・・・
「動くことは確認できたが、何処まで動くかだよな・・・」
結石は体内にあるため、移動範囲は不明だったが、あの痛み様からすると・・・ん?そういえば小石もあったな・・・よし、場所は・・・ん?
「・・・まさか自分のポケットに入ってたとはね・・・でもこれを使って・・・よっし!」
結果として、自由自在に動かせた。
それこそ投げても手元に返ってきた。
空中でも自由自在に操作できた。
小石を操作(移動以外)してみたら・・・割れて砂になった・・・そしてそれらも操作(移動)できた・・・しばらくすると・・・
『鉱石操作がレベルアップしました』
なんと!最初はレベル無しと思ってたのに、使ってるうちにレベルが上がってしまった。これは嬉しい誤算だ。して、その効果は・・・?
「・・・瞬間移動するのね・・・鉱石が」
漂ってた砂を操作すると、くっついて小石になり、手元に戻る様操作したら、手の上に小石が現れた・・・鉱石限定の『アポーツ』か?因みに送り出すと視認できる範囲内の場所に出現した。勿論念じれば通常の操作(移動)も可能だった。
「これは・・・」
とある計画を練り、実行するタイミングを伺っていた・・・そしてそのタイミングは・・・今!!
「素早い操作がキモだな・・・」
「召喚の時間だ・・・検証は終了とし、向こうの世界に行くが良い」
今だ!
鉱石指定!操作(瞬間移動)
鉱石指定!操作(瞬間移動)
体が光だした・・・!間に合えぇぇぇぇ
鉱石指定!操作(瞬間移動)
【条件が揃いました】
そこで視界は切り替わり、森林地帯へと移動していた。
恐る恐る手の中を見ると・・・
「(よっしゃぁぁぁぁ)」小声
無事手のひらの中にはミスリルとアダマンタイトとオリハルコンの3種があった。それぞれ装飾品程度だったため、スーパーボールくらいの大きさしかないが、定番ならこれだけで十分な金額に換金できるはずだ。
そして本人の知らないところで、謎の鉱石が・・・
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