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そして混迷の世界へ

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 世界の声・・・それは魔物蔓延はびこる異世界においてのレベルアップ・・・世界の脅威に対する神の声・・・己にしか聞こえない声・・・誰しもの心に聞こえる声・・・それがいつしか・・・

「でさぁ~?あいつが言ったわけよ」

「・・・え?漏れてる?何が?・・・あっちゃー・・・に声が漏れてたわ・・・OFFに・・・『ブツン』」

 世界の声は神の代弁・・・いつからこうなったのだろう・・・



◇木星◇

「昨日は激しかったね?」
「・・・あんなこと言われたらね・・・」

 おやおや・・・まさか初回から大当たりとも知らずに・・・

「さっ!今日も頑張るわよ!」
「流石に毎晩は・・・」
「///ちょ!///何言ってんのよ!お仕事!アレはあれ、お仕事はきっちりしなきゃ・・・折角子供が大きくなっても、認めてもらえるような・・・そんな木星にしなきゃ、なんの意味もないでしょ!」
「そうだな・・・頑張って子々孫々憂のない世界を作らなきゃな」

◇火星◇

「澪ちゃんもう無理・・・」
「なぁに言ってんのよ!頑張って子供を作るんだから!ほら、栄養ドリンク飲んで!」
「仕方ないなぁ・・・ってこれ!」
「ヘヘヘ。ショウ君に頼んだんだ~」

 ・・・まさか・・・オークの睾丸ですか?

「ぅぉぉぉぉお!」
「キャー」

 いやお前らもう着床してるからそれ以上はただの快楽・・・まぁ・・・いっか


-o-o-o-o-o-o-o-o-o-o-

 それでも世界は回っていく・・・太陽系の惑星にて起こっている瑣末なこと・・・銀河系よりも大きな彼は・・・

「カノ星系も楽しそうよの・・・」

「どうしたの?あら・・・ほんと楽しそうね・・・」

 多次元世界と繋がりを持った世界・・・しかし、全く別の次元というわけでもなく・・・

「こっちの星系の惑星にも変化が見られておるが・・・」

「そうね・・・こちらも向こうと似たような環境の惑星が多数あるから・・・あら?あの惑星・・・向こうの存在が入り込んだようね?」

「ほぉ・・・星系はまだ超えれんが、次元の壁は簡単に超えよる・・・彼らにとってはその方が容易いということか」

 野を超え山を超え惑星間を超え・・・るよりも、次元の壁を超えて目的地に・・・

「彼らともそのうち会いたいものだな」

「きっと・・・彼ならこちらに・・・」

「そうだな・・・なら・・・或いは・・・」

「ほら、向こうの言葉にあるではないですか・・・そんなを立てると・・・なんて」

 ・・・・・・・・

「・・・ん?セシリア?変なところに出たんだけど?」

「ショウ君・・・そこは・・・」

 ほ~ら・・・
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