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新節第一話

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「ヤダなぁ~何も企んでませんよ?」 

 どうしてそんなこと言われるんだろう・・・

「だって今のこの世界の有り様の90%はショウ君が手を出した結果って・・・歴代店長の日記業務日報に書かれてるんですよ?」

 ・・・あれ?変な汗が・・・

「異世界の肉や食材を持ち込んだり」

 ・・・

「眷属っていうシステムを定着させたり」

 ・・・

「医療革命でいいのかしら?」

 ・・・

「月の観光施設とか」

 ・・・

「火星と木星の惑星改造による入植者」

 ・・・

とか」

 ・・・

「謎薬品による人体改造とか」

 ・・・

「今一番話題になってるのは、だっけ?」

 ・・・言い切った!まだあるけど・・・ってドヤ顔されてもね・・・

「否定はしませんよ?でもその中の何割かは・・・眷属が自分で考えてにしたものも含まれているので・・・なんとも言えませんが」

 火星と木星の事の始まりは完全にボクの知らないところ・・・水面下で起こっていた事だしね・・・次元回廊にしても・・・無限収納が変な進化して・・・どこ○もドア次元接続して、収納庫転送しなくても行ったり来たり・・・勿論なんのペナルティ無しにね?

「でもお陰で退屈しない日常になっちゃったわね」

 そう・・・あれから数世代・・・既に眷属は一般に・・・むしろ眷属を一人も連れていない人類はいないほどに・・・

「人だけじゃなく・・・まさかね・・・」

 そう・・・彼女が言っているのは・・・犬や猫・・・ペットにも眷属が・・・そしてその影響かわからないが、野良猫や野良犬といった存在が消えたということも・・・かといって、淘汰されたとかじゃなく・・・

「そうですね・・・動物達の眷属コミュニティで独自の自治区・・・開放区?を確立して、国も認め・・・世界も認めたのがすごいですよね」

 どんな進化をしているのか・・・ドローンさん‘sは動物の言葉を理解し、それを言葉に変換して・・・ボク達に伝え始めたのだ。勿論最初は諍いの原因となる発言も多かったが、時と共に・・・動物達も進化?をし?流石に喋ったり二足歩行とかは・・・していないが、ドローンさんの収納庫転送で異世界食材を調理して配り、【ケモノの森】という自治区を・・・

「彼等も・・・進化の過程が変化しちゃったな・・・」

「そうね・・・でもあそこに行けばいつでもいろんな動物達と触れ合うことができるから、良いわよね。しかも衛生的で」

 多頭飼育崩壊というものも消えた・・・動物虐待も・・・ペットを捨てるという行為も・・・

「眷属が代弁するとはいえ、まさかね・・・」

 今期の国会議員にが選ばれたのだ・・・どうなるのこの世界!
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