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王都到着

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 その後もテンプレは存在しませんでした。

「あ、門番さん。これギルド証ね。学校に行ってみたいんだけど、どこに行けばいいかな?」

 門番さんはご丁寧に学校。宿屋。ギルド。
 武器防具雑貨屋の場所が書かれた洋紙をくれた。
 どうにも毎回聞かれるから、経費で作ってもらったらしい。

「さて、まずは学校に行って入学要項を調べて・・・宿屋に行って・・・ギルドは最後でいっかな」

 結局入学資格はクリアしてて、1週間後の試験を受ければOKとのこと。
 しかも、入学試験までの間、受験票を見せれば宿代が半額になるって・・・すごいやん!勿論、宿屋の空きがあったので、1週間お願いして、前金で払っておいた。さて次はギルドだな・・・ここに来るまでにテンプレが無かったけど、ここで一気に…なんてことないよね???

「すみませ~ん。来週入学試験を受けるんですけど、街の移動はギルドに報告した方がいいですか?」

「ランクは・・・Gって、最近登録したなっかりなの?それなら別に移動の報告義務はないんだけど、入学試験ってことは受かれば数年は王都にいるって事よね?それなら・・・いえ、優秀な子になってくれれば王都Gにも理があるから歓迎するわ。
 ちなみに向こうの街から王都に来るまでの間に魔物や動物は狩った?もしあればランクアップ査定にもかけれるし、買い取るわよ?」

 これはちょうどいい。受付のお姉さんにアイテムボックス(一般的ではないけど、存在はしている)の中にあるというと驚かれたけど

「それならここに出して」と言われたけど

 数が多いのと、あまり目立ちたくないのでというと、奥の部屋に案内された。

「おやっさ~ん、この子がけっこな数の動物狩ってるていうから、こっちに出してもらうことにしたから、お願いしてもいい?」

 奥の部屋にはスキンヘッドの見事なマッチョが居て、斬馬刀のようなドデカイ包丁を担いで待機してた。

「今回入学試験のために王都に来ました「ショウ」と言います。王都に来る途中で出会った魔物の解体と素材の引取りをお願いします。解体費用は・・・」

「坊主が持て来るくらいの量なら解体費は要らんよ。無料で良い」

「良いんですか?それじゃぁお言葉に甘えて・・・どこにどれくらい出せばいいですか?」

 解体場?は小学校のグランド(50M×30M)位あったけど・・・

「あぁそれなら全部出して大丈夫だ」

 マジで・・・?

「本当に?」

「良いからさっさと出せ!もう少ししたら他の冒険者が大物持ち込んでくるから!」

 ちょっとイラっとしだしたようなので、順番に出していくことにしました。
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