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家電配送!あれこれ
しおりを挟むこれはとあるお店(当時大手)の配送部門にアルバイトで参加してたり、数年後業者として参戦してたお話です。あくまでノンフィクションであることを強調しつつ。今では完全に犯罪行為であることも自覚しつつ、過去にはこんな感じだったんだな・・・と、恐ろしさを知ってくだされば・・・
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エアコンの室外機は、今も昔もひたすら重い。どうにかならないんですか???なんて思ってるのは全ての電気屋(設置者)と思うけど、こればっかりは・・・無理なんでしょうね?
さて、取り付けることがあれば当然取り外すこともある。それは『どうやってこんなところに取り付けたんだ?』なんてしなも多々・・・もう確実に家を建てる時に設置したんじゃないか?って場所まで・・・そしてエアコンが古くなれb新しいものに変えて・・・取り外し?どうやって?え?って・・・その一番の例が
『先行配管』です
これは壁の中をエアコンの配管が通っており、取り外そうにも・・・ね?
通常エアコンの配管が壁の中を通るときはせいぜい壁一枚。とある電気屋&引っ越し屋泣かせのアパートなんて、場所によっては4回も壁を抜けないといけない・・・しかも勾配をつけないと水が・・・ねぇ?D社さん・・・壁面に室外機置く場所がある?コラコラ・・・そこはきついでしょ!え?みんなやってる?・・・そりゃそうでしょうけどね!(脱線・・・)
屋根の上に・・・ベランダに・・・そしてお客様からの一言
「それベランダから下に投げ落としていいよ」
・・・え?いいんですか?
「下方ヨ~シ!」「周囲ヨ~シ!」「投下!」
「「「「「・・・」」」」」
誰が予想したでしょう・・・鉄の塊が見事にバウンドして、20m離れたお客様の車のフロントガラスに刺さるなんて・・・
「・・・申し訳ありませんorz」
「いえ、車も古くなってたし・・・こちらで処理するので大丈夫ですよ」
すっごい顔引き攣ってたな・・・
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重いといえば冷蔵庫!これも新しいものを持って行ってお終い!ってことは殆どなく、大抵は使ってた冷蔵庫を引き取りに・・・そんな中で思った珍事の数々を・・・
お客さまに言われt古い冷蔵庫をトラックに運んでる最中、300L程度なのに何かおかしい・・・野菜室を開けてみると・・・え?
「お客さーん!メロン!メロンが入ったままでしたよ!」
いや、社員さん・・・確認しなさいよ・・・って、俺もか!
「あんれまぁ、電気屋さんに切ってあげようと思って探してたんだけどそこにあったかね・・・持って帰っていいよ?」
いえ、まだ午前中なので・・・帰社する頃には・・・ってそうじゃなくて
「とりあえずお返ししますね?」
出し忘れ注意!
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まだリサイクル云々の話がない頃
新品の冷蔵庫を1台買って、引き取った冷蔵庫が5台・・・割に合わねぇぇぇぇ!
前述しましたがD社さんの部屋・・・玄関間口もそうだけど、階段の幅・・・これは手すりから壁までの間隔。と、ストレート階段でなくなんで最後に90度回すんですか!それさえ解消する設計してくれれば・・・こんなに嫌わなかったのに・・・
これはそんなところに住身ついた女王様のお話
「〇〇電機より搬入可能冷蔵庫のサイズの見積もりに伺いました」
事前に運び込めるサイズを見積もってくれと、お客様から連絡が入ったので、玄関間口や階段、最後の曲がり等々お客様立ち合いのもとメジャーで実際に計りつつ、無理のない程度の最大寸法を教え、カタログから60cm×60cmサイズが無難です。と伝え、2Fに上げる際は追加料金で5000円かかる旨も伝えてその日は退散。後日お店で冷蔵庫と洗濯機を買われたので、いざ配達に・・・そこでお客様がこう言い出した
「こんな冷蔵庫如き2Fにあげるのにお金を取ろうなんてアコギな商売ね?この程度私の友だりで十分だわ。だから玄関先に置いて良いわよ」
・・・お客様の後方にはいかにも力自慢?な男性が5人程いて、こちらをニヤニヤと・・・
「・・・わかりました。それでは先に洗濯機の搬入をさせてもらいますね?設置に時間かかるので、その間に冷蔵庫の運び入れをお願いします。それと、河野ような契約が変更になったので、一筆書いていただけると、担当者ともスムーズに話が進むので、よろしくお願いします」
ようするに5000円が惜しくてゴネたのだ・・・が、その結果どうなっても知らないよ?という一筆を入手したので、ささっと2Fにドラム式洗濯機を搬入し、設置中に・・・『うわぁぁぁぁぁ!』うん・・・そうだよね?
洗濯機の設置が終わったので帰り支度をしに階段に行くと案の定・・・詰まっていた
「ちょっと!見てないでどうにかしなさいよ!」
「申し訳ございませんが、先ほども書いていただいた通り、私どもは一切手を触れないとのことですよね?それにあそことここと・・・ここの壁にも傷が入ってますが、私どもが手を出して傷が入ったと言われればそれまでなので・・・それよりも、次の家に配達に行きたいので、さっさとご自慢の友人型と冷蔵庫を運び込んでいただけませんか
?」
皮肉たっぷりに
冷蔵庫にしろなんにしろ、本来のサイズに緩衝材としての発泡スチロールと段ボールの厚みがプラスされている。なので、箱からだして運ぶだけでも左右に隙間が生まれて楽に・・・しかも場合によっては持ちやすいし・・・何より倉庫から出してトラックに積む際に箱の底はズタボロ・・・石が食い込んでたりもする。
だが、お嬢様とその下僕?は箱のまま冷蔵庫を室内に引き込み、階段ギリギリ・・・すでに階段手すりと反対の壁に大きな傷を残しながら引きずり上げていた。それに・・・力自慢?な男が5人いても、実際2人で運び入れるものだ。それ以上の人間は邪魔でしかない。ほら見ろ・・・上に2人下に2人で1人余ってるし、汗かいた腕で壁紙擦るから色もついて・・・そして冷蔵庫等長物は斜めで運ぶが、彼らは垂直に立てたまま運ぼうとし、結果・・・前側(下方向)に倒してしまい、これまたかべにおおきなきずを。
このままではいつまで経っても帰れないので助言として
「段ボールから出すと横幅が数cmほそくなるよ?」
「先に言いなさいよ!」
「「・・・」」
そして基本的にはPPバンドを切れば上に抜いて・・・って室内の時点でその選択肢は・・・っていう間に彼らはPPバンドを切り、外側のダンボールを持ったまま・・・つまり?底が抜けた形になり、数センチとはいえ落下した重量物によって階段に凹みが・・・そして
「ちょっと!壊さないでよ!?」
どっちを?家を?冷蔵庫を?
このままでは本当に次の家が遅れてしまう
「・・・代わりましょうか?」
「そんなに5000円が欲しいの!?」
「・・・いえ、5000円とかどうでもいいので」
「なら最初から無料でしなさいよ!」
「「・・・」」
結果的には邪魔な下僕どもを下がらせて、2人で2Fに上げて、設置・・・は任せた。そして当日の仕事を終えて帰社すれば担当者がご立腹でお出迎え。
「おいお前ら!どういうつもりだ!お客様がカンカンだぞ!壁や階段に傷をつけて、設置もしないで帰ったそうだな!」
「「えー」」
担当者には一応説明をし、一筆認めてもらった物(コピー)も見せて再度説明。それでも納得しないでギャンギャン言うので、バイトくんにこっそりと忍ばせてもらってたボイスレコーダーを再生・・・これでやっと現状を理解してくれて、平謝りになったが・・・それがその店で配送業社としての最後の仕事になったのは言うまでもない。
虚偽の報告は・・・やめましょうね
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