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本編
出会い~ななみside~
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雲ひとつない青い空
暖かい気候 静かな日 お昼寝日和
そう田舎だからね?
お店もあんまりない、空気が美味しくて、海が綺麗な島に住んでる。
人だって少ない。だから尚更いい。
「んーいい天気!」
[春川ななみ 中2 ソフトテニス部]
「ななったら...勉強するよね?」
[昼神 華 中2 科学部 ]ななみの親友である。
「ななみ...俺はお前が心配だ。」
[轟 柚希 中2 帰宅部]ななみの幼なじみ。
そう。今日はテスト前日。勉強しなきゃやばい。そんな中、華が今日配られた紙を出して見せた。
「将来の夢。作文のテーマだよ?
柚希は、どうする?」
「俺は家の牧場を継がないと。華は?」
柚希の家は、島のほとんどの人が飲んでる牛乳を販売してる牧場。無くなってしまったらと、考えたくない。
「私は、獣医かな?」
華は、動物が好き。家でも鶏、犬、猫を飼っている。
いいなぁ。みんな夢があるのか。
「で?ななみは?」
「え?わたし?会社員?」
あぁ、適当に言っちゃった。
「はぁ...」「なな...」
華も柚希も呆れてる。
そう。私には、夢がない。
華のように、動物好きでもないし、柚希みたいに家業を継ぐなんて、しない。
「なな?もう私たち中2なんだよ?」
「そうだぞ?ななみ。高校は?決めた?」
「んー農高?かなぁ?地元にいたいし。」
呑気なことを言ってたら華は呆れていた。
柚希は、私のおでこにデコピンしてきた。
「いっ!!」
「ななみ...そんなんでいいの?俺はお前が将来ニートにならないか心配になってきた....。」
「痛いよ....柚希のばーか!!」
おでこを擦りながら柚希を睨む。
ガサガサガサ
「「きゃーーーなんの音?」」
「しーーなんか音がする。」
私も華も怖いから柚希の後ろに隠れた。
草むらから音がした。
「おちつけって。え?人?生きてる??」
「怖い怖い!華どうしよ!110番通報?」
携帯で1....1....ゼ と打ってる間に
「ちょいまち!!」
知らない人に携帯を取られた。
第一印象は、とてもかっこよかった。
「ごめんて。俺は怪しいもんじゃない!これがなってたから。」
手に乗ってるのを見せてきた。
季節外れのいちごだった。
「え?いちご?夏だよ??」
華が謎そうな顔をしていた。
「なんでやろだろうな?見つけてしまった。」
ってだれ!???
パニックになってたら、華が口を開いた。
「あなただれ!??」
「俺、中野 ハル。お前らは?」
「春川 ななみ...です。」
「昼神 華。」
「轟 柚希。」
「ななみに、はな、ゆずきな!
お前らエクラ中学の奴か?」
「そうだけど...なに?」
そう私たちは、エクラ中学校2年生。
クラスは2クラスしかない。こんな人居たかな?と悩んでいたら
「俺な明日からエクラ中学に転入すんの。
お前らクラス同じか分からないけどよろしくな!」
ハルは、嬉しそうに一人一人握手してきた。
ピピピーーー
「あ!?やべ。父ちゃんからだ。
あ!?もうこんな時間!牛の世話!!
ひぃぃ...父ちゃん...わかった。帰る。」
柚希は携帯をポッケにしまい、走っていってしまった。
「ごめん。俺帰らないと!!!
じゃまた明日!!!」
「柚希?待って?私も行く!!じゃあねなな!勉強するんよ?ハルくんもまたね!」
華もついて行った。
そう。華は柚希が好き。
華いいなぁ。恋ってどうなの?
暖かい気候 静かな日 お昼寝日和
そう田舎だからね?
お店もあんまりない、空気が美味しくて、海が綺麗な島に住んでる。
人だって少ない。だから尚更いい。
「んーいい天気!」
[春川ななみ 中2 ソフトテニス部]
「ななったら...勉強するよね?」
[昼神 華 中2 科学部 ]ななみの親友である。
「ななみ...俺はお前が心配だ。」
[轟 柚希 中2 帰宅部]ななみの幼なじみ。
そう。今日はテスト前日。勉強しなきゃやばい。そんな中、華が今日配られた紙を出して見せた。
「将来の夢。作文のテーマだよ?
柚希は、どうする?」
「俺は家の牧場を継がないと。華は?」
柚希の家は、島のほとんどの人が飲んでる牛乳を販売してる牧場。無くなってしまったらと、考えたくない。
「私は、獣医かな?」
華は、動物が好き。家でも鶏、犬、猫を飼っている。
いいなぁ。みんな夢があるのか。
「で?ななみは?」
「え?わたし?会社員?」
あぁ、適当に言っちゃった。
「はぁ...」「なな...」
華も柚希も呆れてる。
そう。私には、夢がない。
華のように、動物好きでもないし、柚希みたいに家業を継ぐなんて、しない。
「なな?もう私たち中2なんだよ?」
「そうだぞ?ななみ。高校は?決めた?」
「んー農高?かなぁ?地元にいたいし。」
呑気なことを言ってたら華は呆れていた。
柚希は、私のおでこにデコピンしてきた。
「いっ!!」
「ななみ...そんなんでいいの?俺はお前が将来ニートにならないか心配になってきた....。」
「痛いよ....柚希のばーか!!」
おでこを擦りながら柚希を睨む。
ガサガサガサ
「「きゃーーーなんの音?」」
「しーーなんか音がする。」
私も華も怖いから柚希の後ろに隠れた。
草むらから音がした。
「おちつけって。え?人?生きてる??」
「怖い怖い!華どうしよ!110番通報?」
携帯で1....1....ゼ と打ってる間に
「ちょいまち!!」
知らない人に携帯を取られた。
第一印象は、とてもかっこよかった。
「ごめんて。俺は怪しいもんじゃない!これがなってたから。」
手に乗ってるのを見せてきた。
季節外れのいちごだった。
「え?いちご?夏だよ??」
華が謎そうな顔をしていた。
「なんでやろだろうな?見つけてしまった。」
ってだれ!???
パニックになってたら、華が口を開いた。
「あなただれ!??」
「俺、中野 ハル。お前らは?」
「春川 ななみ...です。」
「昼神 華。」
「轟 柚希。」
「ななみに、はな、ゆずきな!
お前らエクラ中学の奴か?」
「そうだけど...なに?」
そう私たちは、エクラ中学校2年生。
クラスは2クラスしかない。こんな人居たかな?と悩んでいたら
「俺な明日からエクラ中学に転入すんの。
お前らクラス同じか分からないけどよろしくな!」
ハルは、嬉しそうに一人一人握手してきた。
ピピピーーー
「あ!?やべ。父ちゃんからだ。
あ!?もうこんな時間!牛の世話!!
ひぃぃ...父ちゃん...わかった。帰る。」
柚希は携帯をポッケにしまい、走っていってしまった。
「ごめん。俺帰らないと!!!
じゃまた明日!!!」
「柚希?待って?私も行く!!じゃあねなな!勉強するんよ?ハルくんもまたね!」
華もついて行った。
そう。華は柚希が好き。
華いいなぁ。恋ってどうなの?
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