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所長代理編 第五話「冥界征服計画」
あとがき
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〈はじめに〉
「女神運営☆異世界転生斡旋所〈とりっぷ〉」を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
コディアック緋熊改め、緋色刹那です。
このページはあとがきです。
本作を書き始めたキッカケや思い出、書ききれなかったキャラのその後、今後どんなファンタジー小説を書きたいかなど、まとめて書き残しておこうと思います。
ネタバレを多く含みますので、本編を読んだあとに読まれるのをオススメします。
〈書き始めたキッカケ〉
最初は、他の小説投稿サイトで開催されていた短編賞用に書き下ろした物語でした。
それまで転生要素のある異世界ファンタジーを書いたことがなく、読んだこともほとんどなかったのですが、ふと「異世界転生ものを"転生者の人生"として捉えたら、それまでにない面白さが出るんじゃないか」と思いつきました。
さらに「人生」から発想を膨らませ、「人生を好きなようにコーディネートできたら、どんなにいいだろう」「希望どおりの人生は本当に幸せなるのか?」「転生者に苦労させる女神は性悪に違いない」など妄想し、それらをまとめて「女神運営☆異世界転生斡旋所〈とりっぷ〉」という形にしました。
「ゲームブックを書いてみたい」欲が強く、選択肢によって内容が変わるシステムにしました。好きな選択肢を選んでもいいし、順番を無視してもいい。三つとも読むと、物語の真実が分かるはずです。
〈タイトルの由来〉
普通の異世界ファンタジーとは少し違った内容だったので、分かりやすいようそのまんまにしました。
異世界転生もの=タイトルが長いイメージだったので長めにしましたが、打つのめんどいし、ツイートするとき字数食うので、「いせてん」って縮めてました。なお、私のスマホでは「めがみう」って打つとタイトルが出るよう設定してあります。
〈第一部の思い出〉
短編賞で落選したあと、アルファポリスで開催されるファンタジー小説大賞に参加するべく、長編版の執筆を開始しました。
短編版は第一話(平凡仙人の話)のみだったので、そこからいろいろなパターンの話を考えました。まだ小説を書き慣れていない頃で、「書く」という作業だけでいっぱいいっぱいだったのを覚えています。
第一話:短編版、アルファポリス修正版、公募用修正版の三つある。現在掲載しているのは公募用修正版で、規定により字数をかさ増ししたため、少し読みにくい。
二部執筆中に「まゆまゆ」を「みゆみゆ」と修正していたことが発覚し、頭を抱えた。奇跡的に、どちらのニックネームにもかかった名前をつけていたのでセーフ(?)。
第二話:うろ覚え。すごくややこしい話を書き始めてしまった、と後悔した記憶がある。
第三話:わりと好き。モブの人数が多すぎて、減らそうか真剣に悩んだ。
第四話:本作における「地獄」がどんなものか書きたくて書いた。そこまで設定は作り込んでいなくて、詳細は二部で考えた。
第五話:一番思い入れがある話。元はボツになった別の長編で、本作で完成したと言ってもいい。
〈第二部の思い出〉
構想はありましたが、第一部を完結させた段階で書き疲れて、続きを書く気にはなれませんでした。
しかし、ちょうどファンタジー小説大賞が開催される九月にスケジュールの空きができそうだったので、参加ついでに二部を書くことにしました。
当初、第二部は「所長代理になった平凡仙人と運転手たちとの交流」と「神様志望の転生者たち」、第三部で「人生トレーダーとの対決」の予定でした。そこまで書く日数も気力も足りなかったため、二つをドッキングし、神様志望はオマケとして入れることでまとめました。
全体のストーリーは何度も修正を重ねましたが、一番しっくりする形に落ち着いたと思います。第一話を書き終わるまで、オマケを書くかどうか悩みましたが、全体の字数を増やしたかったのと、第一部の雰囲気も好きな人がいるかもと思い、書くことにしました。マブカも登場させたかったし。
予定より大幅にオーバーし、投稿期間を十一月まで延長してしまいましたが、書きたかった話は書けたし、出したかったキャラは出せたしで、満足のいく完結になりました。
第一話:大筋はドッキング前のプロット版と同じ。黒猫タクシーの運転手に「ニャー」と言わせたかっただけ。人生トレーダーは関係ない予定だった。
オマケ①:最初の選択肢以外、大幅に内容を変えている。オマケはマブカのためのサイドストーリーなので、読まなくても本編が分かるように書いてある。
第二部:女神が入れ替えられるのはラストの予定だったが、どうしても入らず、前倒しに。
「一般人が次々被害にあう→満を持して、ラストに女神も被害に!」という構図も、ありきたりで気に食わなかった。「ねらわれるとしたら、前所長の女神だろう!」と修正。
オマケ②:選択肢②以外、設定含めて一から考えた。修正前の設定だと、とある異世界の女神で、選択肢③で最初の異世界に女神として戻る予定だった。
第三話:ボツ長編ネタその2。ネタは大量にあったけど、オチがイマイチで放置していた。これも本作で完成したと思う。
オマケ③:マブカ=みゆみゆ匂わせがしたくて書いた。タイトルに悩みまくった。亀追とマユコ以外のキャラの名前は、いろんな国の「愛している」をもじった。
第四話:一番展開に悩んだ話。最初はマブカを待ち伏せする予定だったけど、どうあっても無理だったので、逆に罠にかかってもらった。「運転手にハイライトを当てたい」という目標も達成できたので嬉しい。
オマケ④:書いても書かなくても良かったけど、今後運転手の前世を書けそうなタイミングがなさそうだったので書いた。いずれ、ミニイラストをつける予定。
第五話:ここまで書いてきて、地獄の斡旋所の設定を全く考えていなかったことに気づき、あわてて考案。サーカスに。他にも、動物園とか水族館とかある。
〈キャラクターの思い出〉
「人生」の物語なので、外見より中身を重視し、キャラ作りしました。平凡仙人のように、書いているうちに変化したキャラもたくさんいます。
伝承や神話にある冥界とは全く異なるため、ペルセポネ(通称)やハデス(自称)になっています。
全員やると字数が膨大になるので、メインのみ。
平凡仙人:第一話のゲストキャラから昇格し、レギュラー入り。名前がダサいので二部は「所長代理」を通称にするつもりが、自分の中で定着してしまい、結局平凡仙人のままだった。
女神:もっと性悪にするつもりだったが、いまいち悪人になりきれなかった。ハデスに悪人要素を移した。
ヘカテー:最後まで立ち位置に悩んでいたキャラ。ネタ出しの段階では、ハデスに従順だったり、裏切ったり、操られたり、死んだり、フラフラしていた。今のシスコンシスターが一番しっくりきてる。
名前の響きが好きでつけたが、実際にギリシャ神話においてハデス、ペルセポネの次に偉いらしい。
ハデス:第一部の段階ではキャラが決定していなかった人。キャラクターの中では一番最初に存在した人で、他作品(考え中)のラスボスになる予定だった。もっと大人しいキャラだったが、二部のレギュラーキャラクターが全体的におとなしめだったので、はっちゃけてもらった。
毎回衣装違ったり性悪だったり、女神の上位互換。でも女神みたいに成長する気はない。
あんまり変人にしすぎると、別作の五なんとかみたいになるので抑えた。一番書くの楽しかったキャラ。
マブカ:ニックネームを明かすのはもっと早い予定(オマケ②)だった。ズルズルと伸ばし、結局ラスト直前に。
ネタ出しの段階では現実で平凡仙人たちと知略バトルを繰り広げる予定だったが、考えるめんどくさいし、罠に引っ掛かるタイプでもないので、拉致らせた。
人生トレーダー:「なりたい相手と人生トレードできたらいいのに」という発想から生まれた悪役。ビジュアルが毒々しいので、人生戻ったあと着ぐるみ着せられてそう。
〈書ききれなかったキャラのその後〉
どうしても、本編に入りきらなかったものだけ。想像の余地を残すため、あえて濁しているキャラもいます。
トリオ、トリササミ:閻鳩タクシーに強制転職。「地獄」を知り、トリオは決意を新たにコウノトリタクシーへ復職、トリササミも「人生、怖い」と人生への憧れを捨て、コウノトリタクシーに復職した。
クローネ:復帰。人間にはなれていない。
ハトヤマ:トリオ、トリササミの教育係。
ミシェル:ヘカテーと人生トレーダーの契約書を破棄した後、人生トレーダーが持っていなかった契約書を燃やしてまわった。
みゆみゆ:人生が戻り、マイナスポイントに。火車タクシーに捕まり、地獄へ。斡旋所で働かされている人生トレーダーを見て、計画が失敗に終わったと悟り、リセットを選んだ。
〈今後書きたいファンタジー小説〉
いせてんで使わなかったネタ含め、異世界ファンタジーもののネタは、大量にあります。
ただ、アルファポリスに合うかどうかは微妙なので、実際に書くかどうかは分かりません。どちらかというと、「SFが書きたいなー」なんて思ってます。
〈おわりに〉
いせてんは人生の数だけネタがあります。
なので、第三部以降も書こうと思えば書けます。
ですが、それだとキリがありません。
気まぐれに第三部を書きに戻ってくるかもしれませんが、ここいらで一旦終わらせておくことにします。
改めて、ここまで読んで下さった皆さま、ありがとうございました。では。
2023年11月12日記
緋色刹那(コディアック緋熊)
「女神運営☆異世界転生斡旋所〈とりっぷ〉」を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
コディアック緋熊改め、緋色刹那です。
このページはあとがきです。
本作を書き始めたキッカケや思い出、書ききれなかったキャラのその後、今後どんなファンタジー小説を書きたいかなど、まとめて書き残しておこうと思います。
ネタバレを多く含みますので、本編を読んだあとに読まれるのをオススメします。
〈書き始めたキッカケ〉
最初は、他の小説投稿サイトで開催されていた短編賞用に書き下ろした物語でした。
それまで転生要素のある異世界ファンタジーを書いたことがなく、読んだこともほとんどなかったのですが、ふと「異世界転生ものを"転生者の人生"として捉えたら、それまでにない面白さが出るんじゃないか」と思いつきました。
さらに「人生」から発想を膨らませ、「人生を好きなようにコーディネートできたら、どんなにいいだろう」「希望どおりの人生は本当に幸せなるのか?」「転生者に苦労させる女神は性悪に違いない」など妄想し、それらをまとめて「女神運営☆異世界転生斡旋所〈とりっぷ〉」という形にしました。
「ゲームブックを書いてみたい」欲が強く、選択肢によって内容が変わるシステムにしました。好きな選択肢を選んでもいいし、順番を無視してもいい。三つとも読むと、物語の真実が分かるはずです。
〈タイトルの由来〉
普通の異世界ファンタジーとは少し違った内容だったので、分かりやすいようそのまんまにしました。
異世界転生もの=タイトルが長いイメージだったので長めにしましたが、打つのめんどいし、ツイートするとき字数食うので、「いせてん」って縮めてました。なお、私のスマホでは「めがみう」って打つとタイトルが出るよう設定してあります。
〈第一部の思い出〉
短編賞で落選したあと、アルファポリスで開催されるファンタジー小説大賞に参加するべく、長編版の執筆を開始しました。
短編版は第一話(平凡仙人の話)のみだったので、そこからいろいろなパターンの話を考えました。まだ小説を書き慣れていない頃で、「書く」という作業だけでいっぱいいっぱいだったのを覚えています。
第一話:短編版、アルファポリス修正版、公募用修正版の三つある。現在掲載しているのは公募用修正版で、規定により字数をかさ増ししたため、少し読みにくい。
二部執筆中に「まゆまゆ」を「みゆみゆ」と修正していたことが発覚し、頭を抱えた。奇跡的に、どちらのニックネームにもかかった名前をつけていたのでセーフ(?)。
第二話:うろ覚え。すごくややこしい話を書き始めてしまった、と後悔した記憶がある。
第三話:わりと好き。モブの人数が多すぎて、減らそうか真剣に悩んだ。
第四話:本作における「地獄」がどんなものか書きたくて書いた。そこまで設定は作り込んでいなくて、詳細は二部で考えた。
第五話:一番思い入れがある話。元はボツになった別の長編で、本作で完成したと言ってもいい。
〈第二部の思い出〉
構想はありましたが、第一部を完結させた段階で書き疲れて、続きを書く気にはなれませんでした。
しかし、ちょうどファンタジー小説大賞が開催される九月にスケジュールの空きができそうだったので、参加ついでに二部を書くことにしました。
当初、第二部は「所長代理になった平凡仙人と運転手たちとの交流」と「神様志望の転生者たち」、第三部で「人生トレーダーとの対決」の予定でした。そこまで書く日数も気力も足りなかったため、二つをドッキングし、神様志望はオマケとして入れることでまとめました。
全体のストーリーは何度も修正を重ねましたが、一番しっくりする形に落ち着いたと思います。第一話を書き終わるまで、オマケを書くかどうか悩みましたが、全体の字数を増やしたかったのと、第一部の雰囲気も好きな人がいるかもと思い、書くことにしました。マブカも登場させたかったし。
予定より大幅にオーバーし、投稿期間を十一月まで延長してしまいましたが、書きたかった話は書けたし、出したかったキャラは出せたしで、満足のいく完結になりました。
第一話:大筋はドッキング前のプロット版と同じ。黒猫タクシーの運転手に「ニャー」と言わせたかっただけ。人生トレーダーは関係ない予定だった。
オマケ①:最初の選択肢以外、大幅に内容を変えている。オマケはマブカのためのサイドストーリーなので、読まなくても本編が分かるように書いてある。
第二部:女神が入れ替えられるのはラストの予定だったが、どうしても入らず、前倒しに。
「一般人が次々被害にあう→満を持して、ラストに女神も被害に!」という構図も、ありきたりで気に食わなかった。「ねらわれるとしたら、前所長の女神だろう!」と修正。
オマケ②:選択肢②以外、設定含めて一から考えた。修正前の設定だと、とある異世界の女神で、選択肢③で最初の異世界に女神として戻る予定だった。
第三話:ボツ長編ネタその2。ネタは大量にあったけど、オチがイマイチで放置していた。これも本作で完成したと思う。
オマケ③:マブカ=みゆみゆ匂わせがしたくて書いた。タイトルに悩みまくった。亀追とマユコ以外のキャラの名前は、いろんな国の「愛している」をもじった。
第四話:一番展開に悩んだ話。最初はマブカを待ち伏せする予定だったけど、どうあっても無理だったので、逆に罠にかかってもらった。「運転手にハイライトを当てたい」という目標も達成できたので嬉しい。
オマケ④:書いても書かなくても良かったけど、今後運転手の前世を書けそうなタイミングがなさそうだったので書いた。いずれ、ミニイラストをつける予定。
第五話:ここまで書いてきて、地獄の斡旋所の設定を全く考えていなかったことに気づき、あわてて考案。サーカスに。他にも、動物園とか水族館とかある。
〈キャラクターの思い出〉
「人生」の物語なので、外見より中身を重視し、キャラ作りしました。平凡仙人のように、書いているうちに変化したキャラもたくさんいます。
伝承や神話にある冥界とは全く異なるため、ペルセポネ(通称)やハデス(自称)になっています。
全員やると字数が膨大になるので、メインのみ。
平凡仙人:第一話のゲストキャラから昇格し、レギュラー入り。名前がダサいので二部は「所長代理」を通称にするつもりが、自分の中で定着してしまい、結局平凡仙人のままだった。
女神:もっと性悪にするつもりだったが、いまいち悪人になりきれなかった。ハデスに悪人要素を移した。
ヘカテー:最後まで立ち位置に悩んでいたキャラ。ネタ出しの段階では、ハデスに従順だったり、裏切ったり、操られたり、死んだり、フラフラしていた。今のシスコンシスターが一番しっくりきてる。
名前の響きが好きでつけたが、実際にギリシャ神話においてハデス、ペルセポネの次に偉いらしい。
ハデス:第一部の段階ではキャラが決定していなかった人。キャラクターの中では一番最初に存在した人で、他作品(考え中)のラスボスになる予定だった。もっと大人しいキャラだったが、二部のレギュラーキャラクターが全体的におとなしめだったので、はっちゃけてもらった。
毎回衣装違ったり性悪だったり、女神の上位互換。でも女神みたいに成長する気はない。
あんまり変人にしすぎると、別作の五なんとかみたいになるので抑えた。一番書くの楽しかったキャラ。
マブカ:ニックネームを明かすのはもっと早い予定(オマケ②)だった。ズルズルと伸ばし、結局ラスト直前に。
ネタ出しの段階では現実で平凡仙人たちと知略バトルを繰り広げる予定だったが、考えるめんどくさいし、罠に引っ掛かるタイプでもないので、拉致らせた。
人生トレーダー:「なりたい相手と人生トレードできたらいいのに」という発想から生まれた悪役。ビジュアルが毒々しいので、人生戻ったあと着ぐるみ着せられてそう。
〈書ききれなかったキャラのその後〉
どうしても、本編に入りきらなかったものだけ。想像の余地を残すため、あえて濁しているキャラもいます。
トリオ、トリササミ:閻鳩タクシーに強制転職。「地獄」を知り、トリオは決意を新たにコウノトリタクシーへ復職、トリササミも「人生、怖い」と人生への憧れを捨て、コウノトリタクシーに復職した。
クローネ:復帰。人間にはなれていない。
ハトヤマ:トリオ、トリササミの教育係。
ミシェル:ヘカテーと人生トレーダーの契約書を破棄した後、人生トレーダーが持っていなかった契約書を燃やしてまわった。
みゆみゆ:人生が戻り、マイナスポイントに。火車タクシーに捕まり、地獄へ。斡旋所で働かされている人生トレーダーを見て、計画が失敗に終わったと悟り、リセットを選んだ。
〈今後書きたいファンタジー小説〉
いせてんで使わなかったネタ含め、異世界ファンタジーもののネタは、大量にあります。
ただ、アルファポリスに合うかどうかは微妙なので、実際に書くかどうかは分かりません。どちらかというと、「SFが書きたいなー」なんて思ってます。
〈おわりに〉
いせてんは人生の数だけネタがあります。
なので、第三部以降も書こうと思えば書けます。
ですが、それだとキリがありません。
気まぐれに第三部を書きに戻ってくるかもしれませんが、ここいらで一旦終わらせておくことにします。
改めて、ここまで読んで下さった皆さま、ありがとうございました。では。
2023年11月12日記
緋色刹那(コディアック緋熊)
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最初の平凡仙人はとてもいい案だと思います。ただ、正直なことを言うと2人目から飽きが出てきまいました。2人目の扱いで、この作品を評価する大きな分かれ目だと思うので、頑張ってください!
感想、ありがとうございます!
何話目まで読まれたのかは分かりませんが、2話は平凡仙人とは違う終わり方になる予定です。
他にも色んなパターンの話を考え中なので、飽きられないように頑張っていきたいと思います。
読んで下さり、ありがとうございました!
退会済ユーザのコメントです
感想、ありがとうございます!
かねてよりゲームブックを書くことに憧れており、試験的にトライしてみました! いつか本格的にゲームブックを執筆できたらいいなと思います。
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読んで下さり、ありがとうございました!