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第二話「勇者になりたい? 今なら内見キャンペーン実施中!」
前編
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勇増ケンは、オシャレな旅行代理店の店内に立っていた。店の壁には旅行代理店らしく、様々な場所で撮られた写真が所狭しと貼られ、入り口のラックには大量のパンフレットが用意されている。
しかし写真をよくよく見ると、巨大なドラゴンが空を飛んでいたり、海の中に近未来的な都市があったりと、現実ではあり得ない景色ばかり写っていた。
「なんだこれ……全部、合成だよな?」
「いらっしゃいませ!」
ケンが驚いていると、金髪を三つ編みにした女性が笑顔で駆け寄ってきた。白いシャツにピンクのボウタイ、薄いピンクのフレアスカート、ピンクのパンプスという、清楚な印象の人だった。唯一違和感があったのは瞳の色で、カラーコンタクトを入れているのか、濃いピンク色をしていた。
店には彼女しかおらず、他の店員も、ケン以外の客もいなかった。
「転生希望者の方ですか?」
すると女性が唐突に尋ねた。
「転、生……?」
ケンは一瞬、何を言っているのか分からなかったが、冷静に質問の意味を理解すると目を輝かせた。
「もしかして、女神様ですか?! 僕を転生させてくれるんですか?!」
「うるさっ」
女神は反射的に顔をしかめ、両手で耳を塞いだ。
ケンは慌てて「ご、ごめんなさい」と謝った。
「嬉しくてつい……まさか自分が物語の主人公みたいに転生できるなんて、思わなかったから……」
「いえいえ、喜ばれるのも無理はありません。お客様の世界では死後に転生できることが秘匿されておりますからね。まぁ、転生後の記憶を保持している一部の転生者の方が『架空の物語』という体で、ご自身の体験を言い触らされてはおりますが」
ケンはいわゆる異世界転生ものの小説が好きだった。特に異世界ファンタジーが好きで、毎日仕事の合間に読み耽っていた。
「お察しの通り、私は女神です。転生者の方をご希望の異世界へ転生させる斡旋所、“とりっぷ”の所長を務めております。気軽に女神様とか、女神ちゃんとか、女神ピッピとか呼んでもいいのですよ?」
そう言うと女神は指をパチンと鳴らし、背後から後光を放った。
「ま、眩しい……!」
咄嗟にケンは手で顔を覆う。やがて後光は収まった。
「すっげぇ……さすが女神様だ!」
「うふふ。では早速、こちらのアンケートに答えて下さいね」
「は、はい!」
女神はアンケートを数枚挟んだバインダーと、ピンクのボールペンを渡してきた。紙はバラバラにならないよう、角をホッチキスで止めてある。
ケンはカウンターの椅子に座り、アンケートに答えた。女神もカウンターの向こうに座り、目をキラキラさせながらケンの様子を窺う。
やがてケンはアンケートを完成させると、女神にバインダーとボールペンを渡した。
「出来ました!」
「はい、拝見します」
カウンターでお茶を啜りながら待っていた女神はアンケートを受け取り、一通り目を通す。
しかしふと、ある項目に目を止め、「あら」と声をもらした。
「お客様、勇者をご希望ですか?」
ケンは力強く頷いた。
「はい! 僕、ずっと勇者に憧れてたんです!」
ケンは物語に登場する勇者に憧れていた。次々に襲いかかってくるモンスターをバッタバッタと倒し、魔王に拐われた姫を救う……生前ではどう足掻いてもなれなかった職業だったが、転生できる今ならなれるはずだった。
希望の人生も、思いつく限りの活躍エピソードをしたためた。勇者としての一線を退いた後は王となり、妻である姫と共に穏やかな余生を過ごす計画だ。
生前は結婚せず、特に理由もなく死ぬまで働いていた。大した幸不幸もなく、虚しい人生だった。
「だから、どうしても勇者になりたくて……」
「そうでしたか。では、こちらのアンケートにも答えて下さい」
女神は口先だけで同情し、続け様に別のアンケートを渡してきた。
今度はバインダーではなく、辞典かと思うほどの分厚さで、角を紐で綴じられていた。カウンターに置いた途端「ドンッ」と鈍い音がした。
「分厚っ! これって一体何ですか?」
「勇者転生希望者専用アンケートです。実は近年、勇者に転生なさりたいとおっしゃるお客様が急増しておりまして……より希望に沿った転生を行うため、追加アンケートを行なわせて頂いているんです」
勇者専用アンケートには先程のアンケート以上に質問内容が細かくなっていた。世界観一つ取っても、「街か、村か、谷か」「王政か、民主政か」「西洋風か、アジア風か」「勇者は国民にとってどんな存在か」「モンスターはリアル系かデフォルメ系か」等々、小さい字で紙一面にビッシリと書かれている。
「これ……いつまでかかるんですか?」
ケンはアンケートを見て、顔を引きつらせた。
それに対して、女神はニコニコと笑いながら答えた。
「安心して下さい。転生に支障はありませんから」
一日、一週間、ひと月……一体どれだけの時間を費やしたのか分からない。
とにかくものすごい時間をかけ、ケンはアンケートを完成させ、提出した。体は一切疲れなかったが、心が死にかけた。
「よ……よろしくお願い、します」
力なくボールペンを置き、アンケートの束を女神の前へと突き出す。
「はい、ありがとうございまーす」
女神は暇つぶしに眺めていた写真集を閉じ、アンケートを受け取った。
さぞ確認に時間がかかると思われたが、女神はアンケートを最初から最後までパラララとめくっただけで作業を終えた。それどころか、アンケートに書いた内容を暗記し、瞬時にタブレットへ打ち込んだ。
「は……速すぎる」
その目にも止まらぬ速さに、ケンは呆然とする。ケンはデータの打ち込みが得意ではあったが、ここまでではなかった。
女神はものの一分でデータの打ち込みを完了させ、転生先の候補を提案した。
「お客様のご要望に合致する世界は三つ見つかりました。ただ、それぞれの世界観がかなり異なるので、お客様ご自身の"目"で判断して頂きたいのですか……」
「目?」
「えぇ。実は今、内見キャンペーン中でして」
女神はニッコリと微笑み、指を鳴らした。
すると店内が光景がぐにゃりと歪み、気づけばケンと女神は椅子ごと全く別の世界へと転移していた。
しかし写真をよくよく見ると、巨大なドラゴンが空を飛んでいたり、海の中に近未来的な都市があったりと、現実ではあり得ない景色ばかり写っていた。
「なんだこれ……全部、合成だよな?」
「いらっしゃいませ!」
ケンが驚いていると、金髪を三つ編みにした女性が笑顔で駆け寄ってきた。白いシャツにピンクのボウタイ、薄いピンクのフレアスカート、ピンクのパンプスという、清楚な印象の人だった。唯一違和感があったのは瞳の色で、カラーコンタクトを入れているのか、濃いピンク色をしていた。
店には彼女しかおらず、他の店員も、ケン以外の客もいなかった。
「転生希望者の方ですか?」
すると女性が唐突に尋ねた。
「転、生……?」
ケンは一瞬、何を言っているのか分からなかったが、冷静に質問の意味を理解すると目を輝かせた。
「もしかして、女神様ですか?! 僕を転生させてくれるんですか?!」
「うるさっ」
女神は反射的に顔をしかめ、両手で耳を塞いだ。
ケンは慌てて「ご、ごめんなさい」と謝った。
「嬉しくてつい……まさか自分が物語の主人公みたいに転生できるなんて、思わなかったから……」
「いえいえ、喜ばれるのも無理はありません。お客様の世界では死後に転生できることが秘匿されておりますからね。まぁ、転生後の記憶を保持している一部の転生者の方が『架空の物語』という体で、ご自身の体験を言い触らされてはおりますが」
ケンはいわゆる異世界転生ものの小説が好きだった。特に異世界ファンタジーが好きで、毎日仕事の合間に読み耽っていた。
「お察しの通り、私は女神です。転生者の方をご希望の異世界へ転生させる斡旋所、“とりっぷ”の所長を務めております。気軽に女神様とか、女神ちゃんとか、女神ピッピとか呼んでもいいのですよ?」
そう言うと女神は指をパチンと鳴らし、背後から後光を放った。
「ま、眩しい……!」
咄嗟にケンは手で顔を覆う。やがて後光は収まった。
「すっげぇ……さすが女神様だ!」
「うふふ。では早速、こちらのアンケートに答えて下さいね」
「は、はい!」
女神はアンケートを数枚挟んだバインダーと、ピンクのボールペンを渡してきた。紙はバラバラにならないよう、角をホッチキスで止めてある。
ケンはカウンターの椅子に座り、アンケートに答えた。女神もカウンターの向こうに座り、目をキラキラさせながらケンの様子を窺う。
やがてケンはアンケートを完成させると、女神にバインダーとボールペンを渡した。
「出来ました!」
「はい、拝見します」
カウンターでお茶を啜りながら待っていた女神はアンケートを受け取り、一通り目を通す。
しかしふと、ある項目に目を止め、「あら」と声をもらした。
「お客様、勇者をご希望ですか?」
ケンは力強く頷いた。
「はい! 僕、ずっと勇者に憧れてたんです!」
ケンは物語に登場する勇者に憧れていた。次々に襲いかかってくるモンスターをバッタバッタと倒し、魔王に拐われた姫を救う……生前ではどう足掻いてもなれなかった職業だったが、転生できる今ならなれるはずだった。
希望の人生も、思いつく限りの活躍エピソードをしたためた。勇者としての一線を退いた後は王となり、妻である姫と共に穏やかな余生を過ごす計画だ。
生前は結婚せず、特に理由もなく死ぬまで働いていた。大した幸不幸もなく、虚しい人生だった。
「だから、どうしても勇者になりたくて……」
「そうでしたか。では、こちらのアンケートにも答えて下さい」
女神は口先だけで同情し、続け様に別のアンケートを渡してきた。
今度はバインダーではなく、辞典かと思うほどの分厚さで、角を紐で綴じられていた。カウンターに置いた途端「ドンッ」と鈍い音がした。
「分厚っ! これって一体何ですか?」
「勇者転生希望者専用アンケートです。実は近年、勇者に転生なさりたいとおっしゃるお客様が急増しておりまして……より希望に沿った転生を行うため、追加アンケートを行なわせて頂いているんです」
勇者専用アンケートには先程のアンケート以上に質問内容が細かくなっていた。世界観一つ取っても、「街か、村か、谷か」「王政か、民主政か」「西洋風か、アジア風か」「勇者は国民にとってどんな存在か」「モンスターはリアル系かデフォルメ系か」等々、小さい字で紙一面にビッシリと書かれている。
「これ……いつまでかかるんですか?」
ケンはアンケートを見て、顔を引きつらせた。
それに対して、女神はニコニコと笑いながら答えた。
「安心して下さい。転生に支障はありませんから」
一日、一週間、ひと月……一体どれだけの時間を費やしたのか分からない。
とにかくものすごい時間をかけ、ケンはアンケートを完成させ、提出した。体は一切疲れなかったが、心が死にかけた。
「よ……よろしくお願い、します」
力なくボールペンを置き、アンケートの束を女神の前へと突き出す。
「はい、ありがとうございまーす」
女神は暇つぶしに眺めていた写真集を閉じ、アンケートを受け取った。
さぞ確認に時間がかかると思われたが、女神はアンケートを最初から最後までパラララとめくっただけで作業を終えた。それどころか、アンケートに書いた内容を暗記し、瞬時にタブレットへ打ち込んだ。
「は……速すぎる」
その目にも止まらぬ速さに、ケンは呆然とする。ケンはデータの打ち込みが得意ではあったが、ここまでではなかった。
女神はものの一分でデータの打ち込みを完了させ、転生先の候補を提案した。
「お客様のご要望に合致する世界は三つ見つかりました。ただ、それぞれの世界観がかなり異なるので、お客様ご自身の"目"で判断して頂きたいのですか……」
「目?」
「えぇ。実は今、内見キャンペーン中でして」
女神はニッコリと微笑み、指を鳴らした。
すると店内が光景がぐにゃりと歪み、気づけばケンと女神は椅子ごと全く別の世界へと転移していた。
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