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悪夢症候群患者リスト②
患者D「館操江」
しおりを挟む姓名:館操江(たちみさえ)
ID:Vo-331331
性別:女
誕生日:1980年10月××日生まれ(2025年現在、45歳)
血液型:O型
家族構成:父、母、兄
病名:悪夢症候群指令型(対象に声で直接役割を伝えることで洗脳することが出来る。対象は洗脳されている間、記憶障害となり、洗脳される前の記憶が曖昧になる。対象が自ら役割を否定することで、悪夢から脱する。発動に昼夜は問わない)
〈略歴〉
40歳 発病。悪夢を駆使し、殺人や窃盗、詐欺など100以上の犯罪に関わっていた模様。
45歳 患者Bの継父と再婚(逮捕後、離婚)。
患者Bの継父の婚約者を殺害した容疑で逮捕。××刑務所へ無期懲役(現在服役中)
〈その他通院歴〉
妄想障害により、精神科を受診中。
〈備考〉
患者Bの悪夢により、精神が混濁している模様。Aの協力により、能力が使用不可の状態となっている。安全に管理することを優先し、治療は行わない。
性格は理知的かつ強欲。著しく道徳に欠けている。人間を物としか見ていない。
危険度X(特別警戒対象)
※能力が回復した場合の評価。安全な管理が不可能であると認められた場合、速やかな排除が求められる。
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