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第5章「隠し芸大会だよ! ざまぁ」
第二話
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ザマルタは両手を組み、唱えた。
「〈ザマァ〉。光の精霊様、私はエリザマス姫の映像を見せることができません。どうかお助け下さい」
すると何もなかった闇に光の粒が集まり、人の形を成した。
頭に金のティアラをつけ、ピンク色のドレスをまとった少女で、ヨシタケが前世で恋をしていた幼馴染、エリによく似ていた。
「すっげぇ! 投影機なしで映像通信を作りやがった!」
「本当は幻覚魔法なんですけど、私では力足らずで、映像通信にしか見えない幻覚になってしまうんです。ほら、映像が平面でしょう? 実際の幻覚魔法は立体で、あたかもそこにいるように見えるんですよ。すみません、中途半端なものを見せてしまって」
ザマルタは自嘲気味に笑い、幻覚を消す。特技として披露するべきではなかった、と後悔しているらしい。
しかしヨシタケ達はザマルタの幻覚を褒め称えた。
「いやいや、十分すごいって! 俺じゃ、一生かかってもできる気しねぇし!」
「俺も! モノマネ以上に集中力がいりそうだぜ」
「我も」
「僕も。幻覚魔法は専門外だし」
予想外の反応にザマルタは驚き、泣きそうな顔で「ありがとうございます」と微笑んだ。
「そのように褒められたのは初めてです。親には落ちこぼれだと罵られた挙句、教会へ預けられたものですから」
「ひっでー、親だな!」
「別れて正解だったんじゃないか?」
「……そうかもしれませんね。教会では気兼ねなく魔法を学ぶことができましたから」
(いつもニコニコしてるけど、ザマルタさんも苦労してるんだなぁ……)
ザマルタの特技を披露し終わり、ヨシタケは「ダザドラとノストラの特技は何なんだ?」と自分を差し置いて尋ねた。
というのも、ヨシタケには特別自慢できるような特技がなかった。好きなラノベの本文を全て暗記しているとか、ラノベに登場するキャラクターを千人言えるとか、ラノベのタイトルでしりとりができるなどラノベ系ばかりで、ラノベをよく知らない仲間達に披露しても通じないのは分かっていた。
(まぁ、前の世界でもほとんど通じなかったけどな。はは)
己の能力の低さを自覚し、心の中で自嘲気味に笑う。
そんなこととは知らず、ダザドラもノストラも端的に答えた。
「我は鱗が硬いことだな。いかなる刃も弾丸も通さん。ただし、腹は覆っておらんから、そこのピストル小僧にしてやられたがな」
「僕は、延々と毒舌し続けられることかな。どんな些細な弱点も見逃さないし、弱点がなくても作らせる」
「相変わらず恐ろしいガキだな、お前……」
「そのおかげでここまで楽に来られたんだから、感謝してよね」
彼らの特技があっさり発表され、特技を思いつく間もなく、ヨシタケの番になってしまった。
「最後はヨシタケさんですね」
「楽しみだなー」
「どんな隠された特技を持ってるんだ?」
「え、えっと……」
仲間達の期待に満ちた眼差しに、ヨシタケはタジタジになる。
ノストラはヨシタケが披露できるような特技を持っていないと察しているのか、ニヤニヤと笑っていた。
(くっそー……あいつ、俺が困ってるのを見て楽しんでやがるな?!)
彼の顔を見ていると、心の奥がざわつく。思い出したくもない過去が、脳裏でフラッシュバックしていく。
内気だった子供時代。
クラスメイトや教師から理不尽にいじめられていた学生時代。
相次ぐ圧迫面接に自分を失いかけた就活時代。
なんとか就職したものの、同僚や上司からいびられ、学生時代のトラウマが再燃したブラック企業時代……。
いずれの時代においても、ヨシタケを見る周囲の目は冷ややかで、攻撃的だった。いかにして彼らの視線をやり過ごすか……毎日その方法ばかり考えていた。特技を身につける余裕など無かった。
(やっぱ、ラノベか? 俺にはラノベしかないのか?)
ダダ滑りを承知で、ラノベ芸を披露しようとしたその瞬間、ヨシタケはフラッシュバックしていた過去の中からある行動を思い出した。
「……あ、そういえば"あれ"があったんだった」
「"あれ"とは、何です?」
「一応、特技というか……身につけざるを得なかった処世術というか……正直、芸と言えるかも微妙なんだよなぁ」
「ザマスロット達をざまぁするなんだから、早く披露してよ」
渋るヨシタケを、ノストラは急かす。
他の仲間達もヨシタケの特技に興味津々の様子だった。
「……後で"それは特技じゃない"って、文句言うなよ」
そう前置きし、ヨシタケは特技を披露した。
特技を見た仲間達はヨシタケの不安とは裏腹に驚愕し、絶賛した。
「すげぇじゃん! 何で今まで使わなかったんだよ?!」
「前世の嫌なことを思い出すから使いたくないんだ。この特技自体、身につけたくて身につけたわけじゃないしな」
「もったいない! きっとザマスロット達もびっくりしますよ!」
「いっそ、明日の戦いで使ったらどうだ?!」
「いや、それは勘弁して……」
興奮冷めやらぬ中、ノストラは不確定だった未来を確認するため、目を伏せた。ぼんやりしていた未来は、はっきりとした形を帯びてきていた。
「……よし。後は作戦を練るだけだね」
開いたノストラの目には、自信に満ちた強い光が宿っていた。
一方、ザマスロット達もヨシタケ達同様、エクスザマリバーがあるという湖を目指していた。
金のないヨシタケ達とは違い、魔法でホテルの一室のように改造された馬車の荷台を人数分購入し、寝泊まりしていた。
「やっと明日、ザマスロットがエクスザマリバーを手にできるのかー。途中で人助けし過ぎたせいで、予定よりだいぶ遅れちまったな!」
パロザマスは自分の荷台のベッドで横になりつつ、前の荷台にいるザマスロットに話しかけた。
ザマスロットもベッドの上に腰掛け、本に目を通しつつ「やむを得ん」と返した。
「人助けも勇者の仕事の一つだ。今から国民からの支持を集めておけば、王に就任した後も扱いやすい」
ヨシタケは知らなかったが、勇者が魔王討伐に成功した暁には、この国の王となり、ザーマァ王の娘であるエリザマス姫と結婚できる権利が与えられることになっていた。
ザマスロットは己が国王となった未来を想像し、ニヤリと笑った。
「あんなヨシタケなどに、国王の座は渡さん。エリザマスは俺のものだ」
「ヒューヒュー! お熱いねぇ!」
そんな二人のやり取りを、メルザマァルは複雑そうな表情で聞いていた。
不安な気分を紛らわそうと、膝の上に水晶玉を置き、明日の未来を占ってみた。しかしいくら念じても、水晶玉にはぼんやりとした色しか映らない。
「……まだ未来が確定していないんだわ。このままで大丈夫かしら?」
思いがけない結果に、メルザマァルは不安になる。
しかしザマスロットとパロザマスの他愛もない会話を聞く内に、その不安は薄れていった。
(ううん、きっと平気よね? だって、王国一気高い騎士であるザマスロットが、聖剣を抜けないわけがないもの)
メルザマァルは占いの結果を仲間に伝えることなく、ベッドに潜り込んだ。会話していたザマスロットとパロザマスも特別、何の準備もしないまま眠りについた。三人はすっかりヨシタケの存在を忘れていた。
こうして対照的な夜を過ごした両者は朝を迎え、同じ目的地へと旅立ったのだった……。
〈第5章 戦況報告〉
▽プロフィポリスを出発した!
▽モンスター「折れた魔法の杖」の群れを倒した!
▽モンスター「ビリビリに破れたローブ」の群れを倒した!
▽ホウキの暴走族をこらしめた!
▽隠し芸大会を開催したことにより、お互いの信頼度が上がった!
▽ヨシタケはスキル「???」を習得した!
To be continued……
「〈ザマァ〉。光の精霊様、私はエリザマス姫の映像を見せることができません。どうかお助け下さい」
すると何もなかった闇に光の粒が集まり、人の形を成した。
頭に金のティアラをつけ、ピンク色のドレスをまとった少女で、ヨシタケが前世で恋をしていた幼馴染、エリによく似ていた。
「すっげぇ! 投影機なしで映像通信を作りやがった!」
「本当は幻覚魔法なんですけど、私では力足らずで、映像通信にしか見えない幻覚になってしまうんです。ほら、映像が平面でしょう? 実際の幻覚魔法は立体で、あたかもそこにいるように見えるんですよ。すみません、中途半端なものを見せてしまって」
ザマルタは自嘲気味に笑い、幻覚を消す。特技として披露するべきではなかった、と後悔しているらしい。
しかしヨシタケ達はザマルタの幻覚を褒め称えた。
「いやいや、十分すごいって! 俺じゃ、一生かかってもできる気しねぇし!」
「俺も! モノマネ以上に集中力がいりそうだぜ」
「我も」
「僕も。幻覚魔法は専門外だし」
予想外の反応にザマルタは驚き、泣きそうな顔で「ありがとうございます」と微笑んだ。
「そのように褒められたのは初めてです。親には落ちこぼれだと罵られた挙句、教会へ預けられたものですから」
「ひっでー、親だな!」
「別れて正解だったんじゃないか?」
「……そうかもしれませんね。教会では気兼ねなく魔法を学ぶことができましたから」
(いつもニコニコしてるけど、ザマルタさんも苦労してるんだなぁ……)
ザマルタの特技を披露し終わり、ヨシタケは「ダザドラとノストラの特技は何なんだ?」と自分を差し置いて尋ねた。
というのも、ヨシタケには特別自慢できるような特技がなかった。好きなラノベの本文を全て暗記しているとか、ラノベに登場するキャラクターを千人言えるとか、ラノベのタイトルでしりとりができるなどラノベ系ばかりで、ラノベをよく知らない仲間達に披露しても通じないのは分かっていた。
(まぁ、前の世界でもほとんど通じなかったけどな。はは)
己の能力の低さを自覚し、心の中で自嘲気味に笑う。
そんなこととは知らず、ダザドラもノストラも端的に答えた。
「我は鱗が硬いことだな。いかなる刃も弾丸も通さん。ただし、腹は覆っておらんから、そこのピストル小僧にしてやられたがな」
「僕は、延々と毒舌し続けられることかな。どんな些細な弱点も見逃さないし、弱点がなくても作らせる」
「相変わらず恐ろしいガキだな、お前……」
「そのおかげでここまで楽に来られたんだから、感謝してよね」
彼らの特技があっさり発表され、特技を思いつく間もなく、ヨシタケの番になってしまった。
「最後はヨシタケさんですね」
「楽しみだなー」
「どんな隠された特技を持ってるんだ?」
「え、えっと……」
仲間達の期待に満ちた眼差しに、ヨシタケはタジタジになる。
ノストラはヨシタケが披露できるような特技を持っていないと察しているのか、ニヤニヤと笑っていた。
(くっそー……あいつ、俺が困ってるのを見て楽しんでやがるな?!)
彼の顔を見ていると、心の奥がざわつく。思い出したくもない過去が、脳裏でフラッシュバックしていく。
内気だった子供時代。
クラスメイトや教師から理不尽にいじめられていた学生時代。
相次ぐ圧迫面接に自分を失いかけた就活時代。
なんとか就職したものの、同僚や上司からいびられ、学生時代のトラウマが再燃したブラック企業時代……。
いずれの時代においても、ヨシタケを見る周囲の目は冷ややかで、攻撃的だった。いかにして彼らの視線をやり過ごすか……毎日その方法ばかり考えていた。特技を身につける余裕など無かった。
(やっぱ、ラノベか? 俺にはラノベしかないのか?)
ダダ滑りを承知で、ラノベ芸を披露しようとしたその瞬間、ヨシタケはフラッシュバックしていた過去の中からある行動を思い出した。
「……あ、そういえば"あれ"があったんだった」
「"あれ"とは、何です?」
「一応、特技というか……身につけざるを得なかった処世術というか……正直、芸と言えるかも微妙なんだよなぁ」
「ザマスロット達をざまぁするなんだから、早く披露してよ」
渋るヨシタケを、ノストラは急かす。
他の仲間達もヨシタケの特技に興味津々の様子だった。
「……後で"それは特技じゃない"って、文句言うなよ」
そう前置きし、ヨシタケは特技を披露した。
特技を見た仲間達はヨシタケの不安とは裏腹に驚愕し、絶賛した。
「すげぇじゃん! 何で今まで使わなかったんだよ?!」
「前世の嫌なことを思い出すから使いたくないんだ。この特技自体、身につけたくて身につけたわけじゃないしな」
「もったいない! きっとザマスロット達もびっくりしますよ!」
「いっそ、明日の戦いで使ったらどうだ?!」
「いや、それは勘弁して……」
興奮冷めやらぬ中、ノストラは不確定だった未来を確認するため、目を伏せた。ぼんやりしていた未来は、はっきりとした形を帯びてきていた。
「……よし。後は作戦を練るだけだね」
開いたノストラの目には、自信に満ちた強い光が宿っていた。
一方、ザマスロット達もヨシタケ達同様、エクスザマリバーがあるという湖を目指していた。
金のないヨシタケ達とは違い、魔法でホテルの一室のように改造された馬車の荷台を人数分購入し、寝泊まりしていた。
「やっと明日、ザマスロットがエクスザマリバーを手にできるのかー。途中で人助けし過ぎたせいで、予定よりだいぶ遅れちまったな!」
パロザマスは自分の荷台のベッドで横になりつつ、前の荷台にいるザマスロットに話しかけた。
ザマスロットもベッドの上に腰掛け、本に目を通しつつ「やむを得ん」と返した。
「人助けも勇者の仕事の一つだ。今から国民からの支持を集めておけば、王に就任した後も扱いやすい」
ヨシタケは知らなかったが、勇者が魔王討伐に成功した暁には、この国の王となり、ザーマァ王の娘であるエリザマス姫と結婚できる権利が与えられることになっていた。
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「……まだ未来が確定していないんだわ。このままで大丈夫かしら?」
思いがけない結果に、メルザマァルは不安になる。
しかしザマスロットとパロザマスの他愛もない会話を聞く内に、その不安は薄れていった。
(ううん、きっと平気よね? だって、王国一気高い騎士であるザマスロットが、聖剣を抜けないわけがないもの)
メルザマァルは占いの結果を仲間に伝えることなく、ベッドに潜り込んだ。会話していたザマスロットとパロザマスも特別、何の準備もしないまま眠りについた。三人はすっかりヨシタケの存在を忘れていた。
こうして対照的な夜を過ごした両者は朝を迎え、同じ目的地へと旅立ったのだった……。
〈第5章 戦況報告〉
▽プロフィポリスを出発した!
▽モンスター「折れた魔法の杖」の群れを倒した!
▽モンスター「ビリビリに破れたローブ」の群れを倒した!
▽ホウキの暴走族をこらしめた!
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