12 / 42
第3章「賞金首ハンターに、ざまぁ」
第四話
しおりを挟む
気がつくと、ヨシタケは森に囲まれたお花畑の上で寝ていた。シミだらけの天井は澄み切った青空へと変わり、春を思わせる温かなそよ風が吹いている。
かなり乙女チックな夢だったが、冒険の疲れが溜まっていたヨシタケはむしろ癒された。
「……お花畑の夢、意外といいな。このまま二度寝しよ」
「こらこら、私が何のために君の夢に介入したと思っているんだい?」
「っ?! その声は!」
ヨシタケが慌てて起き上がると、正面にザマァーリンが座っていた。
「ザマァーリン!」
「おっひさー。手こずってるみたいだね?」
「……アンタは何でもお見通しなんだな」
ヨシタケは「見てたなら、俺達を助けてくれれば良かったのに」と思いつつ、彼女に助言を求めた。
「だったら、教えてもらえませんかね? どうすればラットボーイズに勝てるのか」
「そうだねぇ……」
ザマァーリンはヨシタケが何も言わずとも状況を熟知しているらしく、さらっとアドバイスをした。
「君達は馬鹿正直に彼らと戦おうと思っているようだね? でも、それじゃダメだ。そのままじゃ、きっと次は命を奪われる。もっと頭を使わなくちゃ」
「頭を?」
「うん」
ザマァーリンは頷き、人差し指と中指と薬指の三本を立てた。
「私が三つの技を君に伝授してしんぜよう。一つは、"反撃"。この世界はダメージを受けっぱなしのゲームの世界とは違い、反撃ができる。ざまぁされても、"それの何が悪い?"と反論することで、攻撃を跳ね返すことができるんだ。相手が反論し返せず、反撃に成功すれば、ダメージを倍化して相手に返せられる。試しに、私に向かって"この若造が!"って〈ザマァ〉してごらん」
「は、はい」
("若造が"って、一応俺も若いんだけどな……そりゃ、ザマァーリンは十代後半から二十代前半くらいだし、俺からすれば若造なんだろうけど)
ヨシタケはモヤモヤしつつ、言われた通りにザマァーリンに攻撃した。
「こ、この若造が! 〈ザマァ〉!」
途端に青空が曇り、ザマァーリンの脳天に向かって稲妻が降ってきた。
ところがザマァーリンはその場から動こうとせず、ヨシタケの額を小突いた。
「もー、若造だなんて失礼な! 私はこう見えて、(ピーッ)歳なんだゾ☆
〈ザマァ〉!」
「な、なんですとぉー?!」
予想外のザマァーリンの実年齢に、ヨシタケは絶叫した。
その瞬間、稲妻は空中で「クイッ」と進路を変え、ヨシタケの脳天に落ちた。
「ギャァァァッ!」
ヨシタケは全身真っ黒にこげ、花畑に倒れる。
これが夢でなければ、死んでいたところだった。
「とまぁ、これが"反撃"という技さ。防御せずとも攻撃を防げるから、お得だろう?」
「そ、そうですね。勉強になりました……でもこれ、実際に攻撃を受ける必要あったんすかね?」
「それじゃあ、二つ目!」
「話聞いて下さい」
ザマァーリンはヨシタケの不満には一切耳を貸さず、二つ目の技を伝えた。
「二つ目は、"嘘"。嘘をつくことで、本来なら持ち得ない武器を持つことができる。これも体に直接、教え込んであげよう」
「いや、口頭で勘弁してください」
ヨシタケの訴えも虚しく、ザマァーリンはヨシタケの顔を覗き込むようにして言った。
「さっき、私は(ピーッ)歳って言ったけど、本当は十七歳なんだ」
「えっ、そうなんですか?!」
わずかな期待と安堵に、ヨシタケの表情が明るくなる。
が、
「うっそぴょ~ん! ちゃんと(ピーッ)歳ですよ~! やーい、騙されてやんのー! 〈ザマァァァァ〉!」
ザマァーリンは両手の人差し指でヨシタケを指差し、思わず殴り飛ばさずにはいられなくなるような、小馬鹿にした顔でヨシタケをざまぁした。
「くっそォォォッ! 騙されるって分かってたのにぃぃぃ!」
心のどこかでは分かっていながらも嘘に釣られてしまった後悔、信じたいヨシタケの気持ちを弄んだザマァーリンへの怒り、絶妙にムカつくザマァーリンの顔と仕草と言い方、そして徹底して実技にこだわるザマァーリンへの憎悪……それらのヨシタケの感情がザマァーリンの〈ザマァ〉で一挙に魔法へと変換され、ヨシタケに襲いかかった。
「ぐおォォォォォッ!」
ヨシタケが倒れていた地面が盛り上がり、地中からマグマの柱が噴出する。
ヨシタケは身を焦がされる熱さと痛みで、絶叫した。これが夢でなければ、死んでいたところだった(二回目)。
「これが二つ目の技、"嘘"。それから、三つ目の技の"態度"だ。嘘は、嘘だと分かった瞬間のインパクトが大事だからね。いかにして相手を馬鹿にし、ざまぁできるかが重要だ。どんなに頑張ってざまぁしても、おどおどしていたり自信無さげだったりすると、与えるダメージは減ってしまう。君もザマスロット達に闇討ちされた際に体験しただろう?」
ヨシタケはマグマの中でザマスロット達の嘲笑を思い出し、納得した。
「そうか……あいつらの顔には、そういう効果があったのか……!」
「あれはまさに寸止めに相応しい顔だったね。もし彼らも私のようにヨシタケ君を〈ザマァ〉していたら、君は今この場にはいなかった。ざまぁできる素材には限界がある……顔や言葉遣い、仕草、小道具といった武器を使うことで、一つのザマァで何倍ものダメージを与えることができるんだよ」
「顔か……今まで気にしたことなかったな」
「それから、反撃材料がなくても堂々としていること。〈ザマァ〉されても、ざまぁされたと思わなければダメージは通らない。試しに、自分を落ち着かせてごらん? これは夢なんだから、いくらざまぁされても関係ないって」
「は、はい」
ヨシタケは目を伏せ、気持ちを落ち着かせようと自分に言い聞かせた。
(これは夢だ。ザマァーリンは(ピーッ)歳じゃない。見た目通りの十七歳だ……)
次第にヨシタケの心は落ち着き、ザマァーリンに〈ザマァ〉されたショックが癒えていく。
それにつれ、ヨシタケを閉じ込めていたマグマの勢いは弱まっていき、彼が完全に冷静を取り戻して目を開いた頃には、マグマは跡形もなく消えていた。
「あれっ?! マグマは?!」
「何言ってるんだい? 君が消したんじゃないか。よくできたね、偉いぞ」
ザマァーリンは煤けたヨシタケの頬を撫でると、ニッコリと笑った。
その笑みに、ヨシタケは不覚にもドキッとした。
「この夢の中でやったことを、よく覚えておきなさい。どれも必ず、戦いの役に立つはずだ。特に、いかなる時においても動じないこと。難しいことだけれど、これさえマスターすればザマスロットや魔王ザマンにだって勝てるはずさ」
そう励ますと、ザマァーリンはヨシタケの頬から手を離し、金のホウキに跨った。
「機会があったら、また会おう! 私はいつでも君を見守っているよ」
「ありがとうございました。おかげでいい作戦が思いつきそうです」
「それなら良かった! あと、私は本当に十七歳じゃなくて、(ピーッ)歳だからね☆ 〈ザマァ〉」
「ぐはッ! よ、余計なこと言わないで下さい! せっかく冷静になったのに!」
ヨシタケは再度雷に打たれ、失神した。
その衝撃で、ヨシタケは現実でも目を覚ました。
同時に、ラットボーイズを一掃する作戦を思いつき、ニヤリと笑った。
かなり乙女チックな夢だったが、冒険の疲れが溜まっていたヨシタケはむしろ癒された。
「……お花畑の夢、意外といいな。このまま二度寝しよ」
「こらこら、私が何のために君の夢に介入したと思っているんだい?」
「っ?! その声は!」
ヨシタケが慌てて起き上がると、正面にザマァーリンが座っていた。
「ザマァーリン!」
「おっひさー。手こずってるみたいだね?」
「……アンタは何でもお見通しなんだな」
ヨシタケは「見てたなら、俺達を助けてくれれば良かったのに」と思いつつ、彼女に助言を求めた。
「だったら、教えてもらえませんかね? どうすればラットボーイズに勝てるのか」
「そうだねぇ……」
ザマァーリンはヨシタケが何も言わずとも状況を熟知しているらしく、さらっとアドバイスをした。
「君達は馬鹿正直に彼らと戦おうと思っているようだね? でも、それじゃダメだ。そのままじゃ、きっと次は命を奪われる。もっと頭を使わなくちゃ」
「頭を?」
「うん」
ザマァーリンは頷き、人差し指と中指と薬指の三本を立てた。
「私が三つの技を君に伝授してしんぜよう。一つは、"反撃"。この世界はダメージを受けっぱなしのゲームの世界とは違い、反撃ができる。ざまぁされても、"それの何が悪い?"と反論することで、攻撃を跳ね返すことができるんだ。相手が反論し返せず、反撃に成功すれば、ダメージを倍化して相手に返せられる。試しに、私に向かって"この若造が!"って〈ザマァ〉してごらん」
「は、はい」
("若造が"って、一応俺も若いんだけどな……そりゃ、ザマァーリンは十代後半から二十代前半くらいだし、俺からすれば若造なんだろうけど)
ヨシタケはモヤモヤしつつ、言われた通りにザマァーリンに攻撃した。
「こ、この若造が! 〈ザマァ〉!」
途端に青空が曇り、ザマァーリンの脳天に向かって稲妻が降ってきた。
ところがザマァーリンはその場から動こうとせず、ヨシタケの額を小突いた。
「もー、若造だなんて失礼な! 私はこう見えて、(ピーッ)歳なんだゾ☆
〈ザマァ〉!」
「な、なんですとぉー?!」
予想外のザマァーリンの実年齢に、ヨシタケは絶叫した。
その瞬間、稲妻は空中で「クイッ」と進路を変え、ヨシタケの脳天に落ちた。
「ギャァァァッ!」
ヨシタケは全身真っ黒にこげ、花畑に倒れる。
これが夢でなければ、死んでいたところだった。
「とまぁ、これが"反撃"という技さ。防御せずとも攻撃を防げるから、お得だろう?」
「そ、そうですね。勉強になりました……でもこれ、実際に攻撃を受ける必要あったんすかね?」
「それじゃあ、二つ目!」
「話聞いて下さい」
ザマァーリンはヨシタケの不満には一切耳を貸さず、二つ目の技を伝えた。
「二つ目は、"嘘"。嘘をつくことで、本来なら持ち得ない武器を持つことができる。これも体に直接、教え込んであげよう」
「いや、口頭で勘弁してください」
ヨシタケの訴えも虚しく、ザマァーリンはヨシタケの顔を覗き込むようにして言った。
「さっき、私は(ピーッ)歳って言ったけど、本当は十七歳なんだ」
「えっ、そうなんですか?!」
わずかな期待と安堵に、ヨシタケの表情が明るくなる。
が、
「うっそぴょ~ん! ちゃんと(ピーッ)歳ですよ~! やーい、騙されてやんのー! 〈ザマァァァァ〉!」
ザマァーリンは両手の人差し指でヨシタケを指差し、思わず殴り飛ばさずにはいられなくなるような、小馬鹿にした顔でヨシタケをざまぁした。
「くっそォォォッ! 騙されるって分かってたのにぃぃぃ!」
心のどこかでは分かっていながらも嘘に釣られてしまった後悔、信じたいヨシタケの気持ちを弄んだザマァーリンへの怒り、絶妙にムカつくザマァーリンの顔と仕草と言い方、そして徹底して実技にこだわるザマァーリンへの憎悪……それらのヨシタケの感情がザマァーリンの〈ザマァ〉で一挙に魔法へと変換され、ヨシタケに襲いかかった。
「ぐおォォォォォッ!」
ヨシタケが倒れていた地面が盛り上がり、地中からマグマの柱が噴出する。
ヨシタケは身を焦がされる熱さと痛みで、絶叫した。これが夢でなければ、死んでいたところだった(二回目)。
「これが二つ目の技、"嘘"。それから、三つ目の技の"態度"だ。嘘は、嘘だと分かった瞬間のインパクトが大事だからね。いかにして相手を馬鹿にし、ざまぁできるかが重要だ。どんなに頑張ってざまぁしても、おどおどしていたり自信無さげだったりすると、与えるダメージは減ってしまう。君もザマスロット達に闇討ちされた際に体験しただろう?」
ヨシタケはマグマの中でザマスロット達の嘲笑を思い出し、納得した。
「そうか……あいつらの顔には、そういう効果があったのか……!」
「あれはまさに寸止めに相応しい顔だったね。もし彼らも私のようにヨシタケ君を〈ザマァ〉していたら、君は今この場にはいなかった。ざまぁできる素材には限界がある……顔や言葉遣い、仕草、小道具といった武器を使うことで、一つのザマァで何倍ものダメージを与えることができるんだよ」
「顔か……今まで気にしたことなかったな」
「それから、反撃材料がなくても堂々としていること。〈ザマァ〉されても、ざまぁされたと思わなければダメージは通らない。試しに、自分を落ち着かせてごらん? これは夢なんだから、いくらざまぁされても関係ないって」
「は、はい」
ヨシタケは目を伏せ、気持ちを落ち着かせようと自分に言い聞かせた。
(これは夢だ。ザマァーリンは(ピーッ)歳じゃない。見た目通りの十七歳だ……)
次第にヨシタケの心は落ち着き、ザマァーリンに〈ザマァ〉されたショックが癒えていく。
それにつれ、ヨシタケを閉じ込めていたマグマの勢いは弱まっていき、彼が完全に冷静を取り戻して目を開いた頃には、マグマは跡形もなく消えていた。
「あれっ?! マグマは?!」
「何言ってるんだい? 君が消したんじゃないか。よくできたね、偉いぞ」
ザマァーリンは煤けたヨシタケの頬を撫でると、ニッコリと笑った。
その笑みに、ヨシタケは不覚にもドキッとした。
「この夢の中でやったことを、よく覚えておきなさい。どれも必ず、戦いの役に立つはずだ。特に、いかなる時においても動じないこと。難しいことだけれど、これさえマスターすればザマスロットや魔王ザマンにだって勝てるはずさ」
そう励ますと、ザマァーリンはヨシタケの頬から手を離し、金のホウキに跨った。
「機会があったら、また会おう! 私はいつでも君を見守っているよ」
「ありがとうございました。おかげでいい作戦が思いつきそうです」
「それなら良かった! あと、私は本当に十七歳じゃなくて、(ピーッ)歳だからね☆ 〈ザマァ〉」
「ぐはッ! よ、余計なこと言わないで下さい! せっかく冷静になったのに!」
ヨシタケは再度雷に打たれ、失神した。
その衝撃で、ヨシタケは現実でも目を覚ました。
同時に、ラットボーイズを一掃する作戦を思いつき、ニヤリと笑った。
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。

異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!

お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)
いくみ
ファンタジー
お前じゃないと、追い出されたので楽しく復讐させて貰いますね。実は転生者で今世紀では貴族出身、前世の記憶が在る、今まで能力を隠して居たがもう我慢しなくて良いな、開き直った男が楽しくパーティーメンバーに復讐していく物語。
---------
掲載は不定期になります。
追記
「ざまぁ」までがかなり時間が掛かります。
お知らせ
カクヨム様でも掲載中です。
愛されない皇妃~最強の母になります!~
椿蛍
ファンタジー
愛されない皇妃『ユリアナ』
やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。
夫も子どもも――そして、皇妃の地位。
最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。
けれど、そこからが問題だ。
皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。
そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど……
皇帝一家を倒した大魔女。
大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!?
※表紙は作成者様からお借りしてます。
※他サイト様に掲載しております。

旅の道連れ、さようなら【短編】
キョウキョウ
ファンタジー
突然、パーティーからの除名処分を言い渡された。しかし俺には、その言葉がよく理解できなかった。
いつの間に、俺はパーティーの一員に加えられていたのか。

S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる