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第15話(第2部 第4話)「魔弾の射手」
壱
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「稲葉淳一心霊相談所」所長、稲葉淳一の朝は早い。
配達員が朝刊をポストへ投函する音を合図に、ベッドから起き上がる。寝室は「稲葉淳一心霊相談所」の事務所の一角にあり、応接間からは見えないよう、カーテンタイプのパーテーションで仕切っていた。
身支度を整え、玄関へ向かう。少しでも術者らしく見せるため、仕事中は和装を選ぶが、今日は夜までオフなので洋服を着ていた。
「"元十二人将の謀反人、森中狩人は未だ行方不明。情報求む"……か。下っぱ術者の儂には縁遠い話じゃのう」
玄関先で朝刊を広げ、見出しに目を通す。
稲葉は一般にも流通している地方新聞と、術者協会が発行している会報誌の二部を取っている。スマホの操作がおぼつかず、テレビも持っていない稲葉にとって、新聞は最も身近な情報ツールだった。
「おっと。また外で全部読んでしまうところだったわい」
朝刊を手に事務所へ戻り、朝食を準備する。コーヒー、バターとトースト、半熟の目玉焼き、サラダ、即席のスープ、季節のフルーツと、簡単ではあるが、ひと通りそろえた。今日のフルーツは近所のスーパーで購入した、旬のビワに決めた。
異形は人の心の隙間を狙う。心身の健康のためにも、稲葉は毎日朝食を欠かさなかった。
朝食をテーブルへ運び、席につく。食への感謝を込め、両手を合わせた。
「いただきます」
今日も穏やかに一日が始まる……はずだった。
◯
「邪魔するでぇー!」
「ぬおぅッ?!」
次の瞬間、玄関のドアが猛烈な音を立て、吹っ飛んだ。
拳銃を持った男が事務所へ押し入る。黒いライダースジャケットを着た細身の男で、なぜかギターケースを背負っている。顔は緑のフルフェイスヘルメットで隠していた。
「な……何だね、君は?! うちには盗れるほどの財産はないぞ?!」
「アホ! 強盗ちゃうわ! アンタに聞きたいことがあって来たんや!」
男は稲葉の額に銃口を突きつける。
「ひぃっ!」と稲葉は情けない悲鳴を上げ、合わせていた両手を挙げた。
「な、何が知りたいのかね?! 私に答えられることなら、何でも答えよう! 答えられなくとも、知っていそうな人を紹介する! だから、撃たないでくれぇ!」
「それはおっちゃんの返答次第やな」
男は稲葉の額に銃口を押しつけ、尋ねた。
「黒縄は今、どこや? この町のどっかにおるっちゅーことは分かってんねん」
「し、知らない! 儂は去年引っ越してきたばかりなんだ!」
「はァ? 一年もおって、知らんわけないやろ? 心当たりでもえぇ。早よう答えた方が身のためやで?」
「……」
稲葉は思い出した。
朝刊に載っていた指名手配犯、森中狩人が関西出身であること。
森中は黒縄を暗殺しようと企み、失敗したこと。そのせいで十二人将から外され、術者協会から追われていること……。
(彼が森中なら、黒縄を逆恨みして来たのかもしれない。どうにか誤魔化して、出て行ってもらおう)
稲葉は「分かった」と大人しく頷いた。
「儂が知りうる、あらゆる心当たりを話そう。ただし、儂にはどの心当たりが黒縄と関係しておるかは分からん。どう解釈するかは、お前さんに任せる」
「かまへん。嘘つかれるより、マシや」
ふと、森中は稲葉の朝食に目をやった。
物欲しそうに、ジッと見つめる。森中の気持ちを代弁するように、彼の腹が盛大に鳴った。
「朝食は済ませたか?」
「いや、まだ……」
「奇遇だのう、儂もまだなんじゃ。食べながら話しても良いか? まだ口をつけていないから、君はこれを食べなさい」
稲葉は立ち上がり、森中に座るよう促す。
「えぇの?!」と森中は嬉しそうに声を上ずらせた。
「あぁ。儂のは余分にあるから、遠慮しなくていい」
「よっしゃ!」
稲葉と入れ替わりに、森中が席につく。
よほどお腹が空いていていたのか、すんなりフルフェイスヘルメットを脱いだ。緑に染めた髪と、右目につけた眼帯があらわになる。やはり新聞に載っていた写真どおり、彼は森中だった。
「いやぁ~、ほんっまおおきに! 協会に追われるようになってから、まともに食事取られへんかってん! ここ来る途中でも、協会の手先に追い回されて大変やったわ~」
「ほう、術者協会の。その手先は振り切ったのかい?」
稲葉は期待をこめて尋ねる。まだ協会の人間が近くにいるなら、助けを呼べるかもしれない。
森中はバターをたっぷり塗ったトーストに食いつき、答えた。
「倒した。尾けられると面倒やし、向こうは妖怪やったから手加減でけへんかったわ」
◯
昼休み。陽斗はお弁当を食べられそうな場所を探し、一人で校内をさまよっていた。
いつもはクラスメイトの飯沼達と昼食を共にするのだが、「大事な打ち合わせがあるから」と教室を追い出されてしまった。
ならば、とオカ研の部室に行くと、岡本と一年生組が集まっていて、やはり同じ理由で追い出された。
「みんな、何の打ち合わせなんだろう? 大事な話なのに、僕は参加してなくていいのかなぁ?」
屋上を目指し、階段を上っていた時だった。
陽斗は何気なく見た窓の外、駐輪場の屋根の上で何かが漂っているのに気がついた。
「ん?」
大きな白い翼が見えたので、最初は白鳥か鳥の妖怪かと思った。
実際はどちらでもなかった。漂っている何かは鳥ではなく、人だった。
「て……天使?!」
陽斗は思わず窓へ飛びついた。
それは背中に白い翼が生えた、人型の少年だった。小柄で、陽斗よりも二、三歳年下に見える。
ゆるくパーマがかかった薄い茶髪は、毛先が空色がかった不思議な色合いをしている。蒼劔や黒縄と同じ鬼らしく、頭に小さな空色のツノが三本生えていた。
少年は全身傷だらけだった。翼にも小さな穴がいくつも空いている。気を失っているのか、うつ伏せで宙に浮いたままピクリとも動かなかった。
「大変! 早く手当てしないと!」
陽斗は慌てて駐輪場へ向かった。
◯
頼りの蒼劔は、ここしばらく学校に来ていない。不知火の術で体質を「反転」した乱魔が心配で、陽斗の護衛どころではなくなってしまったのだ。
今朝も死んだ魚のような目で、陽斗の部屋の押し入れに引きこもっていた。
「陽斗……乱魔が俺のことを忘れていたらどうしよう?」
「あの乱魔さんが? 僕のことはまだしも、蒼劔君のことは頼んでも忘れてくれないと思うけど」
「本当にそうだろうか? 俺はあいつを忘れていたんだぞ? 仮に覚えていたとしても、俺が乱魔を嫌っていたように、乱魔も俺を嫌っているかもしれない」
「そうなったら、乱魔さんからストーキングされなくなって楽になるじゃん」
「……」
「蒼劔君?」
いくら陽斗が励ましても、蒼劔は落ち込んだままだった。
乱魔との記憶を取り戻したことで、彼からストーキングされるのもまんざらではなくなってしまったのかもしれない。
配達員が朝刊をポストへ投函する音を合図に、ベッドから起き上がる。寝室は「稲葉淳一心霊相談所」の事務所の一角にあり、応接間からは見えないよう、カーテンタイプのパーテーションで仕切っていた。
身支度を整え、玄関へ向かう。少しでも術者らしく見せるため、仕事中は和装を選ぶが、今日は夜までオフなので洋服を着ていた。
「"元十二人将の謀反人、森中狩人は未だ行方不明。情報求む"……か。下っぱ術者の儂には縁遠い話じゃのう」
玄関先で朝刊を広げ、見出しに目を通す。
稲葉は一般にも流通している地方新聞と、術者協会が発行している会報誌の二部を取っている。スマホの操作がおぼつかず、テレビも持っていない稲葉にとって、新聞は最も身近な情報ツールだった。
「おっと。また外で全部読んでしまうところだったわい」
朝刊を手に事務所へ戻り、朝食を準備する。コーヒー、バターとトースト、半熟の目玉焼き、サラダ、即席のスープ、季節のフルーツと、簡単ではあるが、ひと通りそろえた。今日のフルーツは近所のスーパーで購入した、旬のビワに決めた。
異形は人の心の隙間を狙う。心身の健康のためにも、稲葉は毎日朝食を欠かさなかった。
朝食をテーブルへ運び、席につく。食への感謝を込め、両手を合わせた。
「いただきます」
今日も穏やかに一日が始まる……はずだった。
◯
「邪魔するでぇー!」
「ぬおぅッ?!」
次の瞬間、玄関のドアが猛烈な音を立て、吹っ飛んだ。
拳銃を持った男が事務所へ押し入る。黒いライダースジャケットを着た細身の男で、なぜかギターケースを背負っている。顔は緑のフルフェイスヘルメットで隠していた。
「な……何だね、君は?! うちには盗れるほどの財産はないぞ?!」
「アホ! 強盗ちゃうわ! アンタに聞きたいことがあって来たんや!」
男は稲葉の額に銃口を突きつける。
「ひぃっ!」と稲葉は情けない悲鳴を上げ、合わせていた両手を挙げた。
「な、何が知りたいのかね?! 私に答えられることなら、何でも答えよう! 答えられなくとも、知っていそうな人を紹介する! だから、撃たないでくれぇ!」
「それはおっちゃんの返答次第やな」
男は稲葉の額に銃口を押しつけ、尋ねた。
「黒縄は今、どこや? この町のどっかにおるっちゅーことは分かってんねん」
「し、知らない! 儂は去年引っ越してきたばかりなんだ!」
「はァ? 一年もおって、知らんわけないやろ? 心当たりでもえぇ。早よう答えた方が身のためやで?」
「……」
稲葉は思い出した。
朝刊に載っていた指名手配犯、森中狩人が関西出身であること。
森中は黒縄を暗殺しようと企み、失敗したこと。そのせいで十二人将から外され、術者協会から追われていること……。
(彼が森中なら、黒縄を逆恨みして来たのかもしれない。どうにか誤魔化して、出て行ってもらおう)
稲葉は「分かった」と大人しく頷いた。
「儂が知りうる、あらゆる心当たりを話そう。ただし、儂にはどの心当たりが黒縄と関係しておるかは分からん。どう解釈するかは、お前さんに任せる」
「かまへん。嘘つかれるより、マシや」
ふと、森中は稲葉の朝食に目をやった。
物欲しそうに、ジッと見つめる。森中の気持ちを代弁するように、彼の腹が盛大に鳴った。
「朝食は済ませたか?」
「いや、まだ……」
「奇遇だのう、儂もまだなんじゃ。食べながら話しても良いか? まだ口をつけていないから、君はこれを食べなさい」
稲葉は立ち上がり、森中に座るよう促す。
「えぇの?!」と森中は嬉しそうに声を上ずらせた。
「あぁ。儂のは余分にあるから、遠慮しなくていい」
「よっしゃ!」
稲葉と入れ替わりに、森中が席につく。
よほどお腹が空いていていたのか、すんなりフルフェイスヘルメットを脱いだ。緑に染めた髪と、右目につけた眼帯があらわになる。やはり新聞に載っていた写真どおり、彼は森中だった。
「いやぁ~、ほんっまおおきに! 協会に追われるようになってから、まともに食事取られへんかってん! ここ来る途中でも、協会の手先に追い回されて大変やったわ~」
「ほう、術者協会の。その手先は振り切ったのかい?」
稲葉は期待をこめて尋ねる。まだ協会の人間が近くにいるなら、助けを呼べるかもしれない。
森中はバターをたっぷり塗ったトーストに食いつき、答えた。
「倒した。尾けられると面倒やし、向こうは妖怪やったから手加減でけへんかったわ」
◯
昼休み。陽斗はお弁当を食べられそうな場所を探し、一人で校内をさまよっていた。
いつもはクラスメイトの飯沼達と昼食を共にするのだが、「大事な打ち合わせがあるから」と教室を追い出されてしまった。
ならば、とオカ研の部室に行くと、岡本と一年生組が集まっていて、やはり同じ理由で追い出された。
「みんな、何の打ち合わせなんだろう? 大事な話なのに、僕は参加してなくていいのかなぁ?」
屋上を目指し、階段を上っていた時だった。
陽斗は何気なく見た窓の外、駐輪場の屋根の上で何かが漂っているのに気がついた。
「ん?」
大きな白い翼が見えたので、最初は白鳥か鳥の妖怪かと思った。
実際はどちらでもなかった。漂っている何かは鳥ではなく、人だった。
「て……天使?!」
陽斗は思わず窓へ飛びついた。
それは背中に白い翼が生えた、人型の少年だった。小柄で、陽斗よりも二、三歳年下に見える。
ゆるくパーマがかかった薄い茶髪は、毛先が空色がかった不思議な色合いをしている。蒼劔や黒縄と同じ鬼らしく、頭に小さな空色のツノが三本生えていた。
少年は全身傷だらけだった。翼にも小さな穴がいくつも空いている。気を失っているのか、うつ伏せで宙に浮いたままピクリとも動かなかった。
「大変! 早く手当てしないと!」
陽斗は慌てて駐輪場へ向かった。
◯
頼りの蒼劔は、ここしばらく学校に来ていない。不知火の術で体質を「反転」した乱魔が心配で、陽斗の護衛どころではなくなってしまったのだ。
今朝も死んだ魚のような目で、陽斗の部屋の押し入れに引きこもっていた。
「陽斗……乱魔が俺のことを忘れていたらどうしよう?」
「あの乱魔さんが? 僕のことはまだしも、蒼劔君のことは頼んでも忘れてくれないと思うけど」
「本当にそうだろうか? 俺はあいつを忘れていたんだぞ? 仮に覚えていたとしても、俺が乱魔を嫌っていたように、乱魔も俺を嫌っているかもしれない」
「そうなったら、乱魔さんからストーキングされなくなって楽になるじゃん」
「……」
「蒼劔君?」
いくら陽斗が励ましても、蒼劔は落ち込んだままだった。
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