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第12話(第2部 第1話)「桜下乱魔・偽りの春」
伍:蒼劔VS乱魔! 桜舞い、餅喰らう!
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「モチャモチャ……やはり、春は桜餅に限るな。生クリーム白玉ぜんざいとよく合う」
陽斗達が雲外鏡の中へ囚われていた頃。
蒼劔は桜の名所として有名な、とある山のふもとの公園にいた。満開のソメイヨシノがそこかしこに咲きほこり、花見客を賑わせている。
蒼劔は人間に扮し、園の外れにある茶屋であんこのスイーツを堪能していた。毎日開園から閉園まで居座っているので、最初は「すっごい美形が来た」と喜んでいた従業員達も、次第に恐怖の眼差しを向けるようになっていった。
「……はぁ」
蒼劔は心ここにあらずといった表情で、重く息を吐く。店先の茶屋椅子という絶好のお花見スポットにいながら、表情は優れなかった。
『蒼劔君! 桜、すっごくキレイだね!』
『屋台だよ、蒼劔君! 僕、アメリカンドッグ食べたいなー』
『あははっ! 蒼劔君、髪に花びらついてるよ!』
『え? 僕の髪にもついてる? わー、取って取ってー!』
桜を見ても、花見客を見ても、屋台を見ても、陽斗のことばかり思い浮かぶ。
(なぜだ……なぜ俺は乱魔に追われながら、一人で花見をせねばならん? 俺だって、陽斗と花見がしたかったのに。くッ、陽斗と花見ができる黒縄達がうらやましい……!)
悔しさを隠しきれず、桜餅を握り潰した。中からあんこが「ぐにゅり」とグロテスクにはみ出た。
(……不思議だな。去年までは一人でいるのが普通だったというのに、今は陽斗がそばにいないと落ち着かない。陽斗も俺と同じように寂しい思いをしてはいないだろうか?)
「やぁ、アオイ君。一人で花見だなんて寂しくないの? 良かったら、僕もご一緒しようか?」
日よけの赤い和傘の上へ乱魔が降り立つ。鬼の姿なので、周りには彼の姿は見えていない。
乱魔は刃が桜色を帯びた大剣を握り、その切っ先を蒼劔の首へ向けていた。
「……誘いながら刃を向けるな、乱魔」
蒼劔は握りつぶした桜餅を食らい、乱魔を睨む。
乱魔は「つれないなぁ」と唇を尖らせた。
「僕はただ、君に勝ちたいだけなのに」
「だからと言って、五百年も追いかけ回す奴があるか。いい加減、諦めろ。真っ当に戦ったところで、お前に勝ち目はない。俺が負けてやるから、それで勘弁してくれ」
「それじゃ意味ないよ。僕は本気の君と戦って勝ちたいんだから」
「なぜそこまで俺に固執する? 俺より強い者はいくらでもいるだろう?」
「君と戦うことに意味があるんだよ。僕はそのために鬼になったんだからね」
乱魔は薄く笑い、大剣を振り上げる。
蒼劔は瞬時に鬼の姿へ戻ると、その場から飛び退いた。
「あれ? あんこのお兄さん、どこ行っちゃったんです?」
従業員の一人が蒼劔が消えたことに訝しむ。
他の従業員がこともなげに答えた。
「たまにいなくなるのよ。トイレにでも行っているんじゃない?」
「なるほどー」
直後、乱魔が大剣を振り下ろし、蒼劔が座っていた茶屋椅子を真っ二つにした。
その瞬間を見てしまった従業員は「ひょぇえ!」と悲鳴を上げた。
「て、店長! 椅子が……あんこのお兄さんが座っていた椅子が、勝手に真っ二つに割れちゃいましたよ?!」
「ずっと座ってたからねぇ。壊れちゃったんじゃないの?」
「そんなんじゃないですって! キレイにパカーンと割れたんです! パカーンと!」
「はいはい。仕事して、仕事」
騒ぐ従業員をよそに、蒼劔は茶屋から桜の木の上へと避難する。左手から刀を抜き、後を追ってきた乱魔を迎え撃った。
二人は桜から桜へと飛び移り、刃を打ち合う。二人が通った後は花びらが激しく散り、その場にいた花見客達を「風が吹いてないのに変だな」と困惑させた。
「アオイ君! 桜、すっごくキレイだね!」
「あぁ! お前がいなかったら、もっとキレイなんだがな!」
「ほら屋台だよ、アオイ君! 僕、桜のソフトクリームが食べたいな!」
「そうか! 勝手に食って来い!」
「あははっ! アオイ君、髪に桜の花びらがついてるよ! 僕の髪にもついてないか見てよ!」
「俺の気を逸らす作戦か?! その手には乗らんぞ!」
「えー? 本当なのにー!」
乱魔は心底楽しそうに、蒼劔は心底嫌そうに、桜の中で斬り合う。
蒼劔は陽斗達が危機に陥っているなど、知るよしもなかった。
◯
「だったら、俺と協力して蒼劔を打ち倒さないかい? ここで待ってりゃ、いずれ向こうから来るだろうからサ。そのガキに用があるならくれてやってもいい」
爪痕は乱魔の事情を知るなり、彼を勧誘した。争うよりも仲間に引き入れた方が得策、と考えたのだろう。
乱魔にとっても悪くない条件だったが、
「やだ」
と、乱魔は笑顔で断言した。
それどころか、大剣で爪痕の首をはねた。陽斗と飯沼は思わず「ひッ」と顔を背ける。
爪痕の首は不気味な笑みを浮かべたまま、地面へ転がった。
「僕は正々堂々とアオイ君と戦って、勝ちたいんだ。人質を取るような無粋な輩とは手を組めないよ」
「ならば、テメェも雲外鏡に洗脳されるんだな。俺は外でゆっくりと見物させてもらうからよォ」
爪痕は首だけになっても、平然と喋り続ける。
「見物? 首だけでどうやって外へ出ると?」
乱魔は不思議そうに首を傾げた。本当に爪痕のことを知らないらしい。
仕方なく、飯沼が解説した。
「そいつは不死身よ。呪文を唱えると、体を再生できるの。私もこいつの力で蘇生させられたのよ。その能力を応用して、大量の分身を抱えているの。今頃、外に何人か待機させているんじゃないかしら?」
「百人だ」
爪痕は得意げに言った。
「足りなくなれば、分身から分身を作って補充する。いくら蒼劔でも、数には勝てまい。俺を一人殺すごとに、学校にいる人間を一人殺してもいいなァ。心身共に奴を苦しめられそうだ……ククク」
春休み中でも、部活などで学校に来ている教師や生徒はいる。もしかしたらオカ研の誰かがいるかもしれない。
蒼劔のことだ、「関係ない人間を巻き込むくらいなら」と自ら犠牲になりかねない。そうなれば、何もかも終わりだった。
「やめて! 他の人達は関係ないでしょ!」
「百対一なんて、勝ち目ないじゃん! この卑怯者!」
「黙れッ! そうでもしねェと、ヤツは仕留められねェンだよッ!」
非難する陽斗と飯沼に、爪痕は食ってかかる。
その間、乱魔は薄く笑みを浮かべ、静観していた。まるで道端に落ちている腐ったミカンでも見るような、嫌悪と憐れみを併せもった目で爪痕を見下ろしていた。
「……へぇ、僕と似てるね。ますます気に食わないな」
「だったら、どうする? 俺を倒したところで、雲外鏡に再洗脳させられるだけだぜ?」
「アオイ君が来るまでは出る気はないよ。でもお前は邪魔だから……抹消させてもらうね?」
陽斗達が雲外鏡の中へ囚われていた頃。
蒼劔は桜の名所として有名な、とある山のふもとの公園にいた。満開のソメイヨシノがそこかしこに咲きほこり、花見客を賑わせている。
蒼劔は人間に扮し、園の外れにある茶屋であんこのスイーツを堪能していた。毎日開園から閉園まで居座っているので、最初は「すっごい美形が来た」と喜んでいた従業員達も、次第に恐怖の眼差しを向けるようになっていった。
「……はぁ」
蒼劔は心ここにあらずといった表情で、重く息を吐く。店先の茶屋椅子という絶好のお花見スポットにいながら、表情は優れなかった。
『蒼劔君! 桜、すっごくキレイだね!』
『屋台だよ、蒼劔君! 僕、アメリカンドッグ食べたいなー』
『あははっ! 蒼劔君、髪に花びらついてるよ!』
『え? 僕の髪にもついてる? わー、取って取ってー!』
桜を見ても、花見客を見ても、屋台を見ても、陽斗のことばかり思い浮かぶ。
(なぜだ……なぜ俺は乱魔に追われながら、一人で花見をせねばならん? 俺だって、陽斗と花見がしたかったのに。くッ、陽斗と花見ができる黒縄達がうらやましい……!)
悔しさを隠しきれず、桜餅を握り潰した。中からあんこが「ぐにゅり」とグロテスクにはみ出た。
(……不思議だな。去年までは一人でいるのが普通だったというのに、今は陽斗がそばにいないと落ち着かない。陽斗も俺と同じように寂しい思いをしてはいないだろうか?)
「やぁ、アオイ君。一人で花見だなんて寂しくないの? 良かったら、僕もご一緒しようか?」
日よけの赤い和傘の上へ乱魔が降り立つ。鬼の姿なので、周りには彼の姿は見えていない。
乱魔は刃が桜色を帯びた大剣を握り、その切っ先を蒼劔の首へ向けていた。
「……誘いながら刃を向けるな、乱魔」
蒼劔は握りつぶした桜餅を食らい、乱魔を睨む。
乱魔は「つれないなぁ」と唇を尖らせた。
「僕はただ、君に勝ちたいだけなのに」
「だからと言って、五百年も追いかけ回す奴があるか。いい加減、諦めろ。真っ当に戦ったところで、お前に勝ち目はない。俺が負けてやるから、それで勘弁してくれ」
「それじゃ意味ないよ。僕は本気の君と戦って勝ちたいんだから」
「なぜそこまで俺に固執する? 俺より強い者はいくらでもいるだろう?」
「君と戦うことに意味があるんだよ。僕はそのために鬼になったんだからね」
乱魔は薄く笑い、大剣を振り上げる。
蒼劔は瞬時に鬼の姿へ戻ると、その場から飛び退いた。
「あれ? あんこのお兄さん、どこ行っちゃったんです?」
従業員の一人が蒼劔が消えたことに訝しむ。
他の従業員がこともなげに答えた。
「たまにいなくなるのよ。トイレにでも行っているんじゃない?」
「なるほどー」
直後、乱魔が大剣を振り下ろし、蒼劔が座っていた茶屋椅子を真っ二つにした。
その瞬間を見てしまった従業員は「ひょぇえ!」と悲鳴を上げた。
「て、店長! 椅子が……あんこのお兄さんが座っていた椅子が、勝手に真っ二つに割れちゃいましたよ?!」
「ずっと座ってたからねぇ。壊れちゃったんじゃないの?」
「そんなんじゃないですって! キレイにパカーンと割れたんです! パカーンと!」
「はいはい。仕事して、仕事」
騒ぐ従業員をよそに、蒼劔は茶屋から桜の木の上へと避難する。左手から刀を抜き、後を追ってきた乱魔を迎え撃った。
二人は桜から桜へと飛び移り、刃を打ち合う。二人が通った後は花びらが激しく散り、その場にいた花見客達を「風が吹いてないのに変だな」と困惑させた。
「アオイ君! 桜、すっごくキレイだね!」
「あぁ! お前がいなかったら、もっとキレイなんだがな!」
「ほら屋台だよ、アオイ君! 僕、桜のソフトクリームが食べたいな!」
「そうか! 勝手に食って来い!」
「あははっ! アオイ君、髪に桜の花びらがついてるよ! 僕の髪にもついてないか見てよ!」
「俺の気を逸らす作戦か?! その手には乗らんぞ!」
「えー? 本当なのにー!」
乱魔は心底楽しそうに、蒼劔は心底嫌そうに、桜の中で斬り合う。
蒼劔は陽斗達が危機に陥っているなど、知るよしもなかった。
◯
「だったら、俺と協力して蒼劔を打ち倒さないかい? ここで待ってりゃ、いずれ向こうから来るだろうからサ。そのガキに用があるならくれてやってもいい」
爪痕は乱魔の事情を知るなり、彼を勧誘した。争うよりも仲間に引き入れた方が得策、と考えたのだろう。
乱魔にとっても悪くない条件だったが、
「やだ」
と、乱魔は笑顔で断言した。
それどころか、大剣で爪痕の首をはねた。陽斗と飯沼は思わず「ひッ」と顔を背ける。
爪痕の首は不気味な笑みを浮かべたまま、地面へ転がった。
「僕は正々堂々とアオイ君と戦って、勝ちたいんだ。人質を取るような無粋な輩とは手を組めないよ」
「ならば、テメェも雲外鏡に洗脳されるんだな。俺は外でゆっくりと見物させてもらうからよォ」
爪痕は首だけになっても、平然と喋り続ける。
「見物? 首だけでどうやって外へ出ると?」
乱魔は不思議そうに首を傾げた。本当に爪痕のことを知らないらしい。
仕方なく、飯沼が解説した。
「そいつは不死身よ。呪文を唱えると、体を再生できるの。私もこいつの力で蘇生させられたのよ。その能力を応用して、大量の分身を抱えているの。今頃、外に何人か待機させているんじゃないかしら?」
「百人だ」
爪痕は得意げに言った。
「足りなくなれば、分身から分身を作って補充する。いくら蒼劔でも、数には勝てまい。俺を一人殺すごとに、学校にいる人間を一人殺してもいいなァ。心身共に奴を苦しめられそうだ……ククク」
春休み中でも、部活などで学校に来ている教師や生徒はいる。もしかしたらオカ研の誰かがいるかもしれない。
蒼劔のことだ、「関係ない人間を巻き込むくらいなら」と自ら犠牲になりかねない。そうなれば、何もかも終わりだった。
「やめて! 他の人達は関係ないでしょ!」
「百対一なんて、勝ち目ないじゃん! この卑怯者!」
「黙れッ! そうでもしねェと、ヤツは仕留められねェンだよッ!」
非難する陽斗と飯沼に、爪痕は食ってかかる。
その間、乱魔は薄く笑みを浮かべ、静観していた。まるで道端に落ちている腐ったミカンでも見るような、嫌悪と憐れみを併せもった目で爪痕を見下ろしていた。
「……へぇ、僕と似てるね。ますます気に食わないな」
「だったら、どうする? 俺を倒したところで、雲外鏡に再洗脳させられるだけだぜ?」
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