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第12話(第2部 第1話)「桜下乱魔・偽りの春」
参:流れる涙! 違和感の真相
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その日は陽斗にとって、夢のような一日になった。同じクラスに飯沼がいて、黒縄がいて、不知火がいて、オカルト研究部の皆がいる……ありきたりな授業も、特別なイベントのように楽しかった。
黒縄も意外とクラスに馴染んでいて、「不良のわりに、どの授業もそつなくこなす」「しかも美形」と、他のクラスメイト達から注目されていた。
そんなこんなで午前の授業はあっという間に過ぎ、昼休みになった。黒縄の席の周りには彼と昼食を取ろうと、クラスメイト達が男女問わず殺到していた。
「タケオ君、一緒にご飯食べない?」
「ダメ! タケオ君は私達と一緒に食べるの!」
「タケオ君、俺達と食おう! 女子ばっかだと、気ぃ使うだろ?」
「は? 気ぃ使うって、何? 私達の方が、アンタ達よりタケオ君を楽しませられるけど?」
黒縄と昼食を取りたいがために、互いにいがみ合う。
当の本人は「まぁまぁ」と満更でもなさそうにニヤニヤと笑っていた。
「そんなケンカすンなよー。みんなで食えばいいじゃねェか。あと、俺の名前はタケオじゃなくて、ジョーな?」
「いいの?! タケオ君!」
「タケオ君のとなりは、私よ!」
「だからタケオじゃなくて、ジョーだっつってンだろッ!」
その様子を、陽斗は飯沼と共に遠巻きに眺めていた。
黒縄の周りに集まった生徒達によって、陽斗と飯沼の席は埋もれて見えなくなっていた。
「……すごい人だね」
「うん。さすがは元地獄八鬼頭目……カリスマ性が段違いだわ」
「ありがとね、飯沼さん。助けてくれて」
当初、陽斗は人だかりを無視して、自分の席で弁当を食べようとしていた。しかし「今出なかったら、昼食どころじゃなくなるわよ!」と飯沼に手をひかれ、ロッカーの前まで避難させられたのだ。
その時は「大袈裟だなぁ」と軽く考えていたが、今では飯沼の言う通りの状況になってしまった。あのまま席にいたら、物理的に押し潰されていただろう。
陽斗は飯沼に感謝すると同時に、彼女が口にしたことに疑問を持った。
「あれ? 飯沼さん、黒縄君が地獄八鬼のリーダーだったって知ってたっけ?」
「何言ってるの? 贄原君が教えてくれたのよ? 忘れたの?」
「うーん。そうだったような、違ったような……?」
「それよりお弁当、早く食べちゃいましょう。今日はいい天気だし、外で食べましょうか? 教室はあんなだし、落ち着かないでしょ?」
「うん! そうしよっか!」
陽斗と飯沼は荷物を持って、騒々しい教室を後にした。
◯
校庭の桜の下まで来ると、二人で飯沼が持参した猫柄のレジャーシートを敷き、座る。
「どうぞ」と飯沼が昼食として出したのは、五段重ねの立派な重箱だった。
「ど、どうしたの、このお重?!」
「てへっ、作り過ぎちゃった。ちなみに、もう一個あるわよ」
「もう一個?!」
「あと、デザートのお重も」
「デザートのお重も?!」
「あ、ご飯が足りなくなったら言ってね。炊飯器、持って来てるから」
「炊飯器まで?!」
飯沼は続け様に、重箱と炊飯器を陽斗の前へ出す。五段かける三……合計十五段もの重箱と炊飯器が、陽斗の目の前にそびえたっていた。
陽斗は恐る恐る重箱のフタを開ける。几帳面にも、箱ごとにおかずの種類が分けられていた。
海苔を巻いた俵型のおにぎりの箱、唐揚げやミニハンバーグ、タコさんウインナーなどの肉類の箱、白菜の漬物やミニトマト、炒めたブロッコリーといった野菜の箱、陽斗好みの甘めの味つけをしたふわふわの卵焼きオンリーの箱、ひと通りの和菓子と洋菓子が入った箱、陽斗が大好きなドライカレーとナンの箱、陽斗が大好きなカレーパンの箱、陽斗が大好きなカレードリアンの箱……どれも一度は食べたことのある飯沼の得意料理にして、陽斗の好物だった。
「飯沼さん、これ全部作ったの?」
「うん」
「一人で?」
「うん」
「一日で?」
「うん」
「すごいや! 朱羅さんだって、こんなには作れないよ! しかも僕の好きなものばっかり! すっごく嬉しいよ! ありがとう!」
陽斗は心の底から飯沼を褒めちぎった。
自分が好きな食べ物ばかりだから、というのもある。だがそれ以上に、飯沼が自分のためにこれだけの弁当を作ってくれたことが、どうしようもなく嬉しかった。
「どういたしまして。私も、また贄原君のためにお弁当を作れて嬉しいわ」
飯沼は満面の笑みを浮かべる。
よほど陽斗に褒められて嬉しかったのか、涙ぐんでさえいた。
「それじゃ、いっただっきまーす!」
「どうぞ」
陽斗は箸を手に、目についたおかずを片っ端から口に運んだ。
どれも底抜けに美味しく、そして妙に懐かしかった。春休みを間に挟んだとはいえ、ほんの一、二ヶ月前にも食べていたはずなのに。
次第に、陽斗の目から涙がこぼれてきた。お弁当に落ちないよう、袖で拭う。
しかしいくら拭っても、涙は止まらなかった。遂には、箸を止めた。
「あれ、おかしいな? 僕、花粉症じゃないはずなんだけど……飯沼さん、ちょっと待っててね。ちゃんと全部、食べるから」
「……うん」
飯沼はハンカチを差し伸べ、陽斗の涙を拭う。
涙で視界がぼやけて気づかなかったが、飯沼も同じように泣いていた。
「僕、変だよね? お弁当食べてるだけなのに、こんなに泣いてさ。飯沼さんのお弁当がマズいんじゃないんだよ? ただ、飯沼さんのお弁当を食べてると、すっごく悲しくなってくるんだ。飯沼さんはちゃんとここにいるのに、とっくの前にお別れしたような気になるんだよ。こんなふうに思うなんて……やっぱり変だよね?」
陽斗は自嘲気味に笑う。
きっと、飯沼も「変だよ」と笑うに違いない。全て陽斗の思い過ごしだと馬鹿にしてくれる、と信じていた。
「……変じゃない」
が、飯沼は陽斗を馬鹿にするどころか、真っ直ぐ彼の目を見つめて言った。
「贄原君は間違ってない。おかしいのは、この世界の方よ」
「え……?」
「……私、もう我慢できない。アイツの口車に乗せられてここまでやったけど、こんなやり方で幸せになったって意味ないわ」
飯沼は意を決した様子で陽斗の肩をつかむと、陽斗を説得した。
「贄原君、思い出して! 本当の記憶を! 貴方の言う通り、私はもう死んだのよ!」
「死、ん……?」
◯
その瞬間、陽斗は思い出した。
飯沼が鬼だったこと。陽斗の霊力目当てに、霊鍛草入りの弁当を毎日作っていたこと。
去年の文化祭で本性を表し、陽斗の霊力を食おうとしたこと。最期は蒼劔に倒され、青い光の粒子となって消えたこと……。
同時に、思い出した。
蒼劔が節木荘を発ってから数日後。バイトの帰り道に学校の前を通りかかった際、節木高校の校舎の窓ガラスに飯沼の姿が映っているのを見かけたこと。居ても立っても居られず、その窓ガラスへ駆け寄ったこと。
その際、ボディーガードとして同行していた黒縄ともろとも、窓ガラスから伸びた手によって、窓ガラスの中へ引っ張り込まれたことを……。
黒縄も意外とクラスに馴染んでいて、「不良のわりに、どの授業もそつなくこなす」「しかも美形」と、他のクラスメイト達から注目されていた。
そんなこんなで午前の授業はあっという間に過ぎ、昼休みになった。黒縄の席の周りには彼と昼食を取ろうと、クラスメイト達が男女問わず殺到していた。
「タケオ君、一緒にご飯食べない?」
「ダメ! タケオ君は私達と一緒に食べるの!」
「タケオ君、俺達と食おう! 女子ばっかだと、気ぃ使うだろ?」
「は? 気ぃ使うって、何? 私達の方が、アンタ達よりタケオ君を楽しませられるけど?」
黒縄と昼食を取りたいがために、互いにいがみ合う。
当の本人は「まぁまぁ」と満更でもなさそうにニヤニヤと笑っていた。
「そんなケンカすンなよー。みんなで食えばいいじゃねェか。あと、俺の名前はタケオじゃなくて、ジョーな?」
「いいの?! タケオ君!」
「タケオ君のとなりは、私よ!」
「だからタケオじゃなくて、ジョーだっつってンだろッ!」
その様子を、陽斗は飯沼と共に遠巻きに眺めていた。
黒縄の周りに集まった生徒達によって、陽斗と飯沼の席は埋もれて見えなくなっていた。
「……すごい人だね」
「うん。さすがは元地獄八鬼頭目……カリスマ性が段違いだわ」
「ありがとね、飯沼さん。助けてくれて」
当初、陽斗は人だかりを無視して、自分の席で弁当を食べようとしていた。しかし「今出なかったら、昼食どころじゃなくなるわよ!」と飯沼に手をひかれ、ロッカーの前まで避難させられたのだ。
その時は「大袈裟だなぁ」と軽く考えていたが、今では飯沼の言う通りの状況になってしまった。あのまま席にいたら、物理的に押し潰されていただろう。
陽斗は飯沼に感謝すると同時に、彼女が口にしたことに疑問を持った。
「あれ? 飯沼さん、黒縄君が地獄八鬼のリーダーだったって知ってたっけ?」
「何言ってるの? 贄原君が教えてくれたのよ? 忘れたの?」
「うーん。そうだったような、違ったような……?」
「それよりお弁当、早く食べちゃいましょう。今日はいい天気だし、外で食べましょうか? 教室はあんなだし、落ち着かないでしょ?」
「うん! そうしよっか!」
陽斗と飯沼は荷物を持って、騒々しい教室を後にした。
◯
校庭の桜の下まで来ると、二人で飯沼が持参した猫柄のレジャーシートを敷き、座る。
「どうぞ」と飯沼が昼食として出したのは、五段重ねの立派な重箱だった。
「ど、どうしたの、このお重?!」
「てへっ、作り過ぎちゃった。ちなみに、もう一個あるわよ」
「もう一個?!」
「あと、デザートのお重も」
「デザートのお重も?!」
「あ、ご飯が足りなくなったら言ってね。炊飯器、持って来てるから」
「炊飯器まで?!」
飯沼は続け様に、重箱と炊飯器を陽斗の前へ出す。五段かける三……合計十五段もの重箱と炊飯器が、陽斗の目の前にそびえたっていた。
陽斗は恐る恐る重箱のフタを開ける。几帳面にも、箱ごとにおかずの種類が分けられていた。
海苔を巻いた俵型のおにぎりの箱、唐揚げやミニハンバーグ、タコさんウインナーなどの肉類の箱、白菜の漬物やミニトマト、炒めたブロッコリーといった野菜の箱、陽斗好みの甘めの味つけをしたふわふわの卵焼きオンリーの箱、ひと通りの和菓子と洋菓子が入った箱、陽斗が大好きなドライカレーとナンの箱、陽斗が大好きなカレーパンの箱、陽斗が大好きなカレードリアンの箱……どれも一度は食べたことのある飯沼の得意料理にして、陽斗の好物だった。
「飯沼さん、これ全部作ったの?」
「うん」
「一人で?」
「うん」
「一日で?」
「うん」
「すごいや! 朱羅さんだって、こんなには作れないよ! しかも僕の好きなものばっかり! すっごく嬉しいよ! ありがとう!」
陽斗は心の底から飯沼を褒めちぎった。
自分が好きな食べ物ばかりだから、というのもある。だがそれ以上に、飯沼が自分のためにこれだけの弁当を作ってくれたことが、どうしようもなく嬉しかった。
「どういたしまして。私も、また贄原君のためにお弁当を作れて嬉しいわ」
飯沼は満面の笑みを浮かべる。
よほど陽斗に褒められて嬉しかったのか、涙ぐんでさえいた。
「それじゃ、いっただっきまーす!」
「どうぞ」
陽斗は箸を手に、目についたおかずを片っ端から口に運んだ。
どれも底抜けに美味しく、そして妙に懐かしかった。春休みを間に挟んだとはいえ、ほんの一、二ヶ月前にも食べていたはずなのに。
次第に、陽斗の目から涙がこぼれてきた。お弁当に落ちないよう、袖で拭う。
しかしいくら拭っても、涙は止まらなかった。遂には、箸を止めた。
「あれ、おかしいな? 僕、花粉症じゃないはずなんだけど……飯沼さん、ちょっと待っててね。ちゃんと全部、食べるから」
「……うん」
飯沼はハンカチを差し伸べ、陽斗の涙を拭う。
涙で視界がぼやけて気づかなかったが、飯沼も同じように泣いていた。
「僕、変だよね? お弁当食べてるだけなのに、こんなに泣いてさ。飯沼さんのお弁当がマズいんじゃないんだよ? ただ、飯沼さんのお弁当を食べてると、すっごく悲しくなってくるんだ。飯沼さんはちゃんとここにいるのに、とっくの前にお別れしたような気になるんだよ。こんなふうに思うなんて……やっぱり変だよね?」
陽斗は自嘲気味に笑う。
きっと、飯沼も「変だよ」と笑うに違いない。全て陽斗の思い過ごしだと馬鹿にしてくれる、と信じていた。
「……変じゃない」
が、飯沼は陽斗を馬鹿にするどころか、真っ直ぐ彼の目を見つめて言った。
「贄原君は間違ってない。おかしいのは、この世界の方よ」
「え……?」
「……私、もう我慢できない。アイツの口車に乗せられてここまでやったけど、こんなやり方で幸せになったって意味ないわ」
飯沼は意を決した様子で陽斗の肩をつかむと、陽斗を説得した。
「贄原君、思い出して! 本当の記憶を! 貴方の言う通り、私はもう死んだのよ!」
「死、ん……?」
◯
その瞬間、陽斗は思い出した。
飯沼が鬼だったこと。陽斗の霊力目当てに、霊鍛草入りの弁当を毎日作っていたこと。
去年の文化祭で本性を表し、陽斗の霊力を食おうとしたこと。最期は蒼劔に倒され、青い光の粒子となって消えたこと……。
同時に、思い出した。
蒼劔が節木荘を発ってから数日後。バイトの帰り道に学校の前を通りかかった際、節木高校の校舎の窓ガラスに飯沼の姿が映っているのを見かけたこと。居ても立っても居られず、その窓ガラスへ駆け寄ったこと。
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