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第10話「ブラック・クリスマス」
拾参:朱羅の考え
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「……は?」
思わぬ朱羅の挙動に、蒼劔は頭の中が真っ白になった。
反射的に足を止めそうになったが、寸前で我に帰った。
「朱羅、貴様ぁぁぁッ!」
怒りに任せ、刀を引き抜く。
そして巨人の頭を踏み台に、憤怒の形相で朱羅へと斬りかかった。
「蒼劔殿、落ち着いて下さい! こちらの陽斗殿は偽物です!」
朱羅は慌てて、蒼劔の目の前に陽斗を突き出す。
蒼劔の刀に貫かれた陽斗は、青い光の粒子となって消えつつあった。電池が切れた人形のように固まり、虚な目をしている。極めつけに、朱羅が刀で貫いた傷口からは、編み込まれた黒い鎖が覗いていた。
「っ?!」
蒼劔も傷口を見て、ようやく陽斗が偽物であると気づいた。
やむを得ず、刀は朱羅ではなく、朱羅を背後から襲おうとしていた巨人の顔に突き立てた。
「オォォ……」
巨人は咆哮し、青い光の粒子となって消え去る。偽物の陽斗と、同じ消え方だった。
人間は蒼劔の刀を受けても、霧散しない。妖力に侵食され、異形と化すだけだ。それが霧散するということは、すなわち異形であるという証明になった。
「朱羅、一旦離れろ」
「はッ」
蒼劔は朱羅が巨人達から距離を取ったのを確認し、スタングレードを投げた。巻き込まれないよう、自らも巨人達から距離を取る。
次の瞬間、スタングレードが眩い光を放ち、集まっていた巨人達を一掃した。蒼劔と朱羅は古い木造の民家の屋根から、その光景を見届けた。
「お見事です、蒼劔殿」
「それより、どうやって俺よりも早く陽斗が偽物だと見破った? お前は相手の気配を察するのが苦手だったはずだ」
「これを通して、五代殿から教えて頂いたんです」
朱羅は耳につけているワイヤレスイヤホンを指差した。本物ではなく、紙で折って作った、偽物である。
蒼劔にはふざけているようにしか見えなかったが、朱羅はワイヤレスイヤホンの性能について大真面目に説明した。
「変形符という魔具はご存知でしょうか? 折ったら、その形通りの性能を得るというもので、こちらの通信機も変形符を用いて作られております。異変を察知した不知火殿が暗梨殿の能力を使って、節木荘へ送って下さったのですよ」
「ほう、変形符か。存在自体は知っていたが、通信機として使えるとは知らなかったな」
「五代殿は仰っていました。本物の陽斗殿は、宝石店の金庫に監禁されている。蒼劔殿が追っていらっしゃるのは、黒縄様が作られた偽物だ、と。受け止めたが最後、偽物の陽斗殿は強力な呪いが込められた鎖へと変じ、蒼劔殿を元のお姿に戻してしまうだろう……と。鎖は蒼劔殿以外には反応しないと聞きましたので、僭越ながら偽物の陽斗殿の介錯を務めさせて頂きました」
朱羅は恭しく頭を下げる。
偽物とはいえ、陽斗を殺すのは心苦しかったらしい。朱羅の顔は陽斗への罪悪感で、かげっていた。
「……そうだったのか。助かった、朱羅。お前が来なければ、俺は陽斗を助け出すどころではなくなっていた」
「礼ならば、五代殿におっしゃって下さい。珍しく、自分から働いて下さっているので」
朱羅はポケットから新たにワイヤレスイヤホンを取り出し、蒼劔に差し出した。
「こちらを。蒼劔殿は陽斗殿と、この街の方々の救出を頼みます。作戦の詳細は、五代殿にお尋ね下さい。黒縄様のお相手は、私が致します」
「お前が、黒縄を? 本当にやれるのか?」
「えぇ。殺すわけではありませんので」
朱羅は力強く頷く。
どのような作戦かは分からないが、ここへ来るまでに決意を固めてきたらしい。蒼劔はその表情を見て、朱羅に任せることにした。
「分かった。上手くやれよ」
「はい! 必ずや!」
朱羅は屋根から地上へ飛び降りると、黒縄の元へ走り去っていった。
・
「イヤホンか……確か、陽斗が紐つきのものを使っていたような」
蒼劔は陽斗が使っていた様子を想像し、真似してつけてみた。
ワイヤレスイヤホンを耳に装着し終えた瞬間、
『おっそーい! イヤホンつけるのに、何秒かかってんのさ!』
「やかましっ」
五代の声が耳をつんざいだ。
蒼劔は思わずイヤホンを耳から外し、地面へ叩きつける。それでもなお、五代は喋り続けた。
『こらー! 大事なイヤホンを捨てるんじゃない! 言っておくけど、スペアなんかないかんね?! 不知火氏が送ってきた、最低限の数しかないんだかんね?!』
「貴様がやかましいのが悪いのだ」
『オイラの情報がないと困るのは、蒼劔氏でしょぉーん? こういうのは慣れだよ、慣れ!』
「……分かった。せめて俺が慣れるまでは、小声で話せ」
蒼劔はワイヤレスイヤホンを拾い上げると、再度耳に装着した。
五代もさすがに会話が出来ないと困ると踏んだのか、小声で話し始めた。
『そんじゃ、まずは陽斗氏の救出からかにゃ。陽斗氏、かなりギリギリみたいだし。いくら朱羅氏が黒縄氏を引きつけてくれてるとはいえ、目立った行動はしないよーにね? 五代っちとの約束だゾ?』
「分かった」
蒼劔は五代の指示通り、巨人の足や物陰に身を隠しつつ、陽斗が監禁されている宝石店へと急いだ。
・
「今夜は冷えますね、黒縄様」
黒縄は大通りから程近い、電波塔の足場に立っていた。作業用に使う簡易的なもので、足元の格子の隙間からは下の様子が見える。
朱羅も足場へ降り立ち、声をかけた。
「ハッ! 寒さなんざ、久しく感じてねェよ」
黒縄は愉快そうに街を見下ろしたまま、鼻で笑う。尋常でないほどの禍々しい妖気を纏っている。
朱羅は黒縄に臆することなく、勇気を出して尋ねた。
「ならば、貴方様が着ていらっしゃるコートはなんです? 寒さを感じないのであれば、必要ないのではありませんか?」
「……何が言いたい?」
黒縄は朱羅を冷たく睨みつける。
二人は暫し睨み合っていたが、
「うぅっ……」
次第に朱羅の顔が赤くなっていき、ついには大量の涙を流し、泣き出した。
「え、おま……え?」
突然のことに、黒縄は動揺する。その瞬間だけ、彼は元の黒縄に戻っていた。
朱羅は「すみません、すみません!」と何度も謝りつつ、ハンカチで涙を拭った。
「こんな状況で喜んではいけないのは分かっているのですが、黒縄様が元のお姿に戻られたのが嬉しくて……」
「そ、そんなに嬉しいか?」
「当たり前です! この時を二百年も待ったんですよ?! 最悪、消滅するかもしれないと覚悟していたんですから!」
「……とりあえず、涙拭けよ。話はそれからでもいいだろ?」
黒縄は自分もハンカチを取り出し、優しく朱羅の涙を拭った。
その一瞬だけ、黒縄の心は元の彼の心に戻っていた。
思わぬ朱羅の挙動に、蒼劔は頭の中が真っ白になった。
反射的に足を止めそうになったが、寸前で我に帰った。
「朱羅、貴様ぁぁぁッ!」
怒りに任せ、刀を引き抜く。
そして巨人の頭を踏み台に、憤怒の形相で朱羅へと斬りかかった。
「蒼劔殿、落ち着いて下さい! こちらの陽斗殿は偽物です!」
朱羅は慌てて、蒼劔の目の前に陽斗を突き出す。
蒼劔の刀に貫かれた陽斗は、青い光の粒子となって消えつつあった。電池が切れた人形のように固まり、虚な目をしている。極めつけに、朱羅が刀で貫いた傷口からは、編み込まれた黒い鎖が覗いていた。
「っ?!」
蒼劔も傷口を見て、ようやく陽斗が偽物であると気づいた。
やむを得ず、刀は朱羅ではなく、朱羅を背後から襲おうとしていた巨人の顔に突き立てた。
「オォォ……」
巨人は咆哮し、青い光の粒子となって消え去る。偽物の陽斗と、同じ消え方だった。
人間は蒼劔の刀を受けても、霧散しない。妖力に侵食され、異形と化すだけだ。それが霧散するということは、すなわち異形であるという証明になった。
「朱羅、一旦離れろ」
「はッ」
蒼劔は朱羅が巨人達から距離を取ったのを確認し、スタングレードを投げた。巻き込まれないよう、自らも巨人達から距離を取る。
次の瞬間、スタングレードが眩い光を放ち、集まっていた巨人達を一掃した。蒼劔と朱羅は古い木造の民家の屋根から、その光景を見届けた。
「お見事です、蒼劔殿」
「それより、どうやって俺よりも早く陽斗が偽物だと見破った? お前は相手の気配を察するのが苦手だったはずだ」
「これを通して、五代殿から教えて頂いたんです」
朱羅は耳につけているワイヤレスイヤホンを指差した。本物ではなく、紙で折って作った、偽物である。
蒼劔にはふざけているようにしか見えなかったが、朱羅はワイヤレスイヤホンの性能について大真面目に説明した。
「変形符という魔具はご存知でしょうか? 折ったら、その形通りの性能を得るというもので、こちらの通信機も変形符を用いて作られております。異変を察知した不知火殿が暗梨殿の能力を使って、節木荘へ送って下さったのですよ」
「ほう、変形符か。存在自体は知っていたが、通信機として使えるとは知らなかったな」
「五代殿は仰っていました。本物の陽斗殿は、宝石店の金庫に監禁されている。蒼劔殿が追っていらっしゃるのは、黒縄様が作られた偽物だ、と。受け止めたが最後、偽物の陽斗殿は強力な呪いが込められた鎖へと変じ、蒼劔殿を元のお姿に戻してしまうだろう……と。鎖は蒼劔殿以外には反応しないと聞きましたので、僭越ながら偽物の陽斗殿の介錯を務めさせて頂きました」
朱羅は恭しく頭を下げる。
偽物とはいえ、陽斗を殺すのは心苦しかったらしい。朱羅の顔は陽斗への罪悪感で、かげっていた。
「……そうだったのか。助かった、朱羅。お前が来なければ、俺は陽斗を助け出すどころではなくなっていた」
「礼ならば、五代殿におっしゃって下さい。珍しく、自分から働いて下さっているので」
朱羅はポケットから新たにワイヤレスイヤホンを取り出し、蒼劔に差し出した。
「こちらを。蒼劔殿は陽斗殿と、この街の方々の救出を頼みます。作戦の詳細は、五代殿にお尋ね下さい。黒縄様のお相手は、私が致します」
「お前が、黒縄を? 本当にやれるのか?」
「えぇ。殺すわけではありませんので」
朱羅は力強く頷く。
どのような作戦かは分からないが、ここへ来るまでに決意を固めてきたらしい。蒼劔はその表情を見て、朱羅に任せることにした。
「分かった。上手くやれよ」
「はい! 必ずや!」
朱羅は屋根から地上へ飛び降りると、黒縄の元へ走り去っていった。
・
「イヤホンか……確か、陽斗が紐つきのものを使っていたような」
蒼劔は陽斗が使っていた様子を想像し、真似してつけてみた。
ワイヤレスイヤホンを耳に装着し終えた瞬間、
『おっそーい! イヤホンつけるのに、何秒かかってんのさ!』
「やかましっ」
五代の声が耳をつんざいだ。
蒼劔は思わずイヤホンを耳から外し、地面へ叩きつける。それでもなお、五代は喋り続けた。
『こらー! 大事なイヤホンを捨てるんじゃない! 言っておくけど、スペアなんかないかんね?! 不知火氏が送ってきた、最低限の数しかないんだかんね?!』
「貴様がやかましいのが悪いのだ」
『オイラの情報がないと困るのは、蒼劔氏でしょぉーん? こういうのは慣れだよ、慣れ!』
「……分かった。せめて俺が慣れるまでは、小声で話せ」
蒼劔はワイヤレスイヤホンを拾い上げると、再度耳に装着した。
五代もさすがに会話が出来ないと困ると踏んだのか、小声で話し始めた。
『そんじゃ、まずは陽斗氏の救出からかにゃ。陽斗氏、かなりギリギリみたいだし。いくら朱羅氏が黒縄氏を引きつけてくれてるとはいえ、目立った行動はしないよーにね? 五代っちとの約束だゾ?』
「分かった」
蒼劔は五代の指示通り、巨人の足や物陰に身を隠しつつ、陽斗が監禁されている宝石店へと急いだ。
・
「今夜は冷えますね、黒縄様」
黒縄は大通りから程近い、電波塔の足場に立っていた。作業用に使う簡易的なもので、足元の格子の隙間からは下の様子が見える。
朱羅も足場へ降り立ち、声をかけた。
「ハッ! 寒さなんざ、久しく感じてねェよ」
黒縄は愉快そうに街を見下ろしたまま、鼻で笑う。尋常でないほどの禍々しい妖気を纏っている。
朱羅は黒縄に臆することなく、勇気を出して尋ねた。
「ならば、貴方様が着ていらっしゃるコートはなんです? 寒さを感じないのであれば、必要ないのではありませんか?」
「……何が言いたい?」
黒縄は朱羅を冷たく睨みつける。
二人は暫し睨み合っていたが、
「うぅっ……」
次第に朱羅の顔が赤くなっていき、ついには大量の涙を流し、泣き出した。
「え、おま……え?」
突然のことに、黒縄は動揺する。その瞬間だけ、彼は元の黒縄に戻っていた。
朱羅は「すみません、すみません!」と何度も謝りつつ、ハンカチで涙を拭った。
「こんな状況で喜んではいけないのは分かっているのですが、黒縄様が元のお姿に戻られたのが嬉しくて……」
「そ、そんなに嬉しいか?」
「当たり前です! この時を二百年も待ったんですよ?! 最悪、消滅するかもしれないと覚悟していたんですから!」
「……とりあえず、涙拭けよ。話はそれからでもいいだろ?」
黒縄は自分もハンカチを取り出し、優しく朱羅の涙を拭った。
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