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第9話「彼岸華村、鬼伝説」
壱:彼岸華村への誘(いざな)い
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文化祭という一大イベントが終わり、校内に虚しい空気が漂う中、
「今週末、秋の遠足を決行する!」
「イェーイ!」
オカルト研究部だけは文化祭前と変わらず、活気づいていた。
このたび正規部員となった陽斗も部室である理科室に召集されており、岡本に乗せられるままに、成田と神服部と共に拳を上げた。
「遠足って……今度は何処へ連れて行くつもりですか?」
彼らがテンションを上げる中、遠井が冷静に尋ねる。本来、彼は幽霊部員として入部したため、遠出する活動には否定的だった。
岡本は「よくぞ聞いてくれた!」と教卓の下からフリップを取り出し、説明した。
「行き先は彼岸華村! かの有名な"鬼が住む村"だ!」
「鬼が住んでる村?! 蒼劔君、知ってた?」
陽斗は思わず声を上げ、蒼劔に尋ねる。
蒼劔は「声をかけるな」と陽斗の口を手で塞ぎ、黙らせようとしたが、他の部員達に聞かれてしまった。
「蒼劔君……?」
「何言ってるんだよ? 陽斗」
「贄原君、やっぱり貴方、何か見えてるんじゃ……」
岡本をはじめ、成田と神服部が訝しげに、それでいて好奇心剥き出しで陽斗に迫ってくる。
「見えてない! 見えてないですよ!」
「本当かぁ?」
「ますます怪しいね」
「やはり一度、きちんと調べた方が……」
陽斗がどう言い訳しようか迷っていると、「岡本君」と理科室の隅でウトウトしていた不知火が岡本をたしなめた。
「説明の続きを頼むよ。長引くと私が教頭に怒られてしまう」
「あー、はいはい」
岡本は陽斗への追求をやめ、渋々説明を再開させた。
「彼岸華村は三途トンネルと呼ばれる山奥のトンネルの向こうにあるという幻の村でね。トンネルの入口に彼岸花が咲いている間にしかたどり着けないと言い伝えられているんだ。そこは鬼の隠れ里で、夜な夜なトンネルをくぐって麓へ降りてきては、人を喰らっているらしい。彼岸華村は有名な心霊スポットで、今まで何人もの観光客やテレビクルーが取材に行っている。中には実際に村にたどり着いた者や鬼を見たという人間もいるが、村はとっくに廃れていて、鬼の死体が転がっていたと真逆のことを話す人間もいるらしい。ま、真相は行ってからのお楽しみということだね」
「彼岸華村かぁ……俺、一回行ってみたいと思ってたんだよなぁ」
「私も! 遠足、楽しみー」
成田と神服部は彼岸華村への期待を膨らませ、何を持っていくか嬉々として話す。
一方、遠井は「質問があるのですが」と岡本に挙手をした。
「遠足は日帰りですか?」
「そのつもりだよ。まぁ、何かしらのアクシデントがあったら、足止めを食らうかもしれないけど」
「……そうですか」
遠井は遠足へ行くか悩んでいるらしく、考え込む。
岡本は彼のスケジュールを把握しているのか「休みだからいいじゃないかー」と笑った。
「何かあった時のために無線機は持っていくし、不知火先生も引率でついてくるんだから、大丈夫だよ。安心して心霊スポットを満喫したまえ!」
「……心霊スポットには微塵も興味はありませんが、あの辺りは景観がいいと聞きました。紅葉狩りも兼ねてなら、参加します」
「全然オッケー! 紅葉狩りっていい響きだよねぇ。まさに鬼退治って感じで!」
鬼退治、と聞き、蒼劔は顔をしかめる。正真正銘の鬼である彼にしてみれば、不愉快な単語だった。
陽斗も「鬼退治」と聞き、慌てて岡本に尋ねる。
「お、鬼、退治しに行くんですか?!」
岡本は笑って答えた。
「まっさか~! そんなもったいないことするわけないじゃないか~! 彼らには聞きたいことが山積みなんだよ? 鬼の生態、文化、衣食住などなど、一日かけてじっくりインタビューさせて頂きたいね!」
「そ、そうですか……良かった」
陽斗はホッと胸を撫で下ろし、蒼劔を見る。
蒼劔もいささか苛立ちを鎮めた様子だった。
「鬼と会ったらしたいことかぁ。ほんとに金棒を持ってんのか確かめてみたいな。そんで、持ってみたい」
「私は服装が気になるかも。さすがにトラ柄のパンツは履いてないんじゃないかな?」
「本当に鬼がいるなどとは思っていないが、いたならツノを解剖してみたいな。どの動物由来なのか気になる」
成田達も実際に鬼と会ったら何がしたいか、思い思いに想像を膨らませる。
一人、現在進行形で鬼と並んで座っている陽斗は、別のことを考えていた。
「そういえば、蒼劔君ってトラ柄のパンツ履いてたっけ?」
今度は他のメンバーに聞こえないよう、こっそり耳打ちで蒼劔に尋ねる。
蒼劔はあらかじめ陽斗の口を手で塞ぎ、答えた。
「ふんどしだ」
「ふんふぉし(ふんどし)?!」
「陽斗、急にどうしたー?」
・
陽斗も遠足に行きたいのは山々だったが、バイトの時間と被るため、保留のまま帰宅した。
「ただいまー」
「おかえりなさいませ、陽斗殿。今夜はカレーシチューですよ」
いつも通り、黒縄の部屋へ行くと、美味しそうな匂いが漂っていた。黒縄はトイレに行っているのか、部屋にはいなかった。
「わーい! カレーもシチューも大好きー」
ふと、陽斗は部室での会話を思い出し、朱羅に尋ねた。
「そういや、朱羅さんってトラ柄のパンツ履いてるの?」
「ははは、履いてるわけないじゃないですかー」
朱羅は笑いながら答えた。
「迷信ですよ、迷信。鬼だからってトラ柄のパンツを履くとは限りませんって。今はどうか知りませんが、兄上達も普通にふんどしでしたし」
「そっかぁ。ちょっと見てみたかったけどなぁ」
そこへ黒縄がトイレから戻ってきた。
「何が見たかったって?」
「あっ、黒縄君! 黒縄君のパンツはトラ柄?」
「あァ? だったら何だよ」
「えっ? トラ柄なんですか?」
陽斗はもちろん、朱羅も知らなかったのか、食い気味に尋ねる。
「えー?! 黄色に黒いシマシマのやつ?! 見して、見して!」
「いつの間にそんなパンツを購入されたのですか?! 私が買ってきたパンツはほとんど履いてくださらないのに!」
「テメェが買ってくるのはガキくせぇンだよ! ちょっ、脱がせようとすンな、クソガキ!」
しまいには、黒縄のズボンをめくり、パンツを見ようとする。
その時、天井からウニョーンと五代が降りてきた。
「おこんばんわ~。聞いたよ、陽斗氏ぃ~。彼岸華村に行くんだってぇ~? やめた方がいい……と言いたいところだけど、今回ばかりは行った方がいいかもねぇ~ん」
そのまま床へ落下し、陽斗と朱羅が黒縄のズボンに手をかけている現場を目撃する。
五代は何故そうなったのか、彼らの記憶を読み取って理解すると、断言した。
「残念ながら、グレーに黒のシマシマだよ」
「グレーかぁ」
「教えてンじゃねぇぞ、クソ五代!」
黒縄は顔を真っ赤にして鎖を放ち、五代の首を巻き取ると、思い切り床へ叩きつけた。
五代は「タイガー!」と妙な悲鳴を上げ、頭から床の板に突き刺さった。
「今週末、秋の遠足を決行する!」
「イェーイ!」
オカルト研究部だけは文化祭前と変わらず、活気づいていた。
このたび正規部員となった陽斗も部室である理科室に召集されており、岡本に乗せられるままに、成田と神服部と共に拳を上げた。
「遠足って……今度は何処へ連れて行くつもりですか?」
彼らがテンションを上げる中、遠井が冷静に尋ねる。本来、彼は幽霊部員として入部したため、遠出する活動には否定的だった。
岡本は「よくぞ聞いてくれた!」と教卓の下からフリップを取り出し、説明した。
「行き先は彼岸華村! かの有名な"鬼が住む村"だ!」
「鬼が住んでる村?! 蒼劔君、知ってた?」
陽斗は思わず声を上げ、蒼劔に尋ねる。
蒼劔は「声をかけるな」と陽斗の口を手で塞ぎ、黙らせようとしたが、他の部員達に聞かれてしまった。
「蒼劔君……?」
「何言ってるんだよ? 陽斗」
「贄原君、やっぱり貴方、何か見えてるんじゃ……」
岡本をはじめ、成田と神服部が訝しげに、それでいて好奇心剥き出しで陽斗に迫ってくる。
「見えてない! 見えてないですよ!」
「本当かぁ?」
「ますます怪しいね」
「やはり一度、きちんと調べた方が……」
陽斗がどう言い訳しようか迷っていると、「岡本君」と理科室の隅でウトウトしていた不知火が岡本をたしなめた。
「説明の続きを頼むよ。長引くと私が教頭に怒られてしまう」
「あー、はいはい」
岡本は陽斗への追求をやめ、渋々説明を再開させた。
「彼岸華村は三途トンネルと呼ばれる山奥のトンネルの向こうにあるという幻の村でね。トンネルの入口に彼岸花が咲いている間にしかたどり着けないと言い伝えられているんだ。そこは鬼の隠れ里で、夜な夜なトンネルをくぐって麓へ降りてきては、人を喰らっているらしい。彼岸華村は有名な心霊スポットで、今まで何人もの観光客やテレビクルーが取材に行っている。中には実際に村にたどり着いた者や鬼を見たという人間もいるが、村はとっくに廃れていて、鬼の死体が転がっていたと真逆のことを話す人間もいるらしい。ま、真相は行ってからのお楽しみということだね」
「彼岸華村かぁ……俺、一回行ってみたいと思ってたんだよなぁ」
「私も! 遠足、楽しみー」
成田と神服部は彼岸華村への期待を膨らませ、何を持っていくか嬉々として話す。
一方、遠井は「質問があるのですが」と岡本に挙手をした。
「遠足は日帰りですか?」
「そのつもりだよ。まぁ、何かしらのアクシデントがあったら、足止めを食らうかもしれないけど」
「……そうですか」
遠井は遠足へ行くか悩んでいるらしく、考え込む。
岡本は彼のスケジュールを把握しているのか「休みだからいいじゃないかー」と笑った。
「何かあった時のために無線機は持っていくし、不知火先生も引率でついてくるんだから、大丈夫だよ。安心して心霊スポットを満喫したまえ!」
「……心霊スポットには微塵も興味はありませんが、あの辺りは景観がいいと聞きました。紅葉狩りも兼ねてなら、参加します」
「全然オッケー! 紅葉狩りっていい響きだよねぇ。まさに鬼退治って感じで!」
鬼退治、と聞き、蒼劔は顔をしかめる。正真正銘の鬼である彼にしてみれば、不愉快な単語だった。
陽斗も「鬼退治」と聞き、慌てて岡本に尋ねる。
「お、鬼、退治しに行くんですか?!」
岡本は笑って答えた。
「まっさか~! そんなもったいないことするわけないじゃないか~! 彼らには聞きたいことが山積みなんだよ? 鬼の生態、文化、衣食住などなど、一日かけてじっくりインタビューさせて頂きたいね!」
「そ、そうですか……良かった」
陽斗はホッと胸を撫で下ろし、蒼劔を見る。
蒼劔もいささか苛立ちを鎮めた様子だった。
「鬼と会ったらしたいことかぁ。ほんとに金棒を持ってんのか確かめてみたいな。そんで、持ってみたい」
「私は服装が気になるかも。さすがにトラ柄のパンツは履いてないんじゃないかな?」
「本当に鬼がいるなどとは思っていないが、いたならツノを解剖してみたいな。どの動物由来なのか気になる」
成田達も実際に鬼と会ったら何がしたいか、思い思いに想像を膨らませる。
一人、現在進行形で鬼と並んで座っている陽斗は、別のことを考えていた。
「そういえば、蒼劔君ってトラ柄のパンツ履いてたっけ?」
今度は他のメンバーに聞こえないよう、こっそり耳打ちで蒼劔に尋ねる。
蒼劔はあらかじめ陽斗の口を手で塞ぎ、答えた。
「ふんどしだ」
「ふんふぉし(ふんどし)?!」
「陽斗、急にどうしたー?」
・
陽斗も遠足に行きたいのは山々だったが、バイトの時間と被るため、保留のまま帰宅した。
「ただいまー」
「おかえりなさいませ、陽斗殿。今夜はカレーシチューですよ」
いつも通り、黒縄の部屋へ行くと、美味しそうな匂いが漂っていた。黒縄はトイレに行っているのか、部屋にはいなかった。
「わーい! カレーもシチューも大好きー」
ふと、陽斗は部室での会話を思い出し、朱羅に尋ねた。
「そういや、朱羅さんってトラ柄のパンツ履いてるの?」
「ははは、履いてるわけないじゃないですかー」
朱羅は笑いながら答えた。
「迷信ですよ、迷信。鬼だからってトラ柄のパンツを履くとは限りませんって。今はどうか知りませんが、兄上達も普通にふんどしでしたし」
「そっかぁ。ちょっと見てみたかったけどなぁ」
そこへ黒縄がトイレから戻ってきた。
「何が見たかったって?」
「あっ、黒縄君! 黒縄君のパンツはトラ柄?」
「あァ? だったら何だよ」
「えっ? トラ柄なんですか?」
陽斗はもちろん、朱羅も知らなかったのか、食い気味に尋ねる。
「えー?! 黄色に黒いシマシマのやつ?! 見して、見して!」
「いつの間にそんなパンツを購入されたのですか?! 私が買ってきたパンツはほとんど履いてくださらないのに!」
「テメェが買ってくるのはガキくせぇンだよ! ちょっ、脱がせようとすンな、クソガキ!」
しまいには、黒縄のズボンをめくり、パンツを見ようとする。
その時、天井からウニョーンと五代が降りてきた。
「おこんばんわ~。聞いたよ、陽斗氏ぃ~。彼岸華村に行くんだってぇ~? やめた方がいい……と言いたいところだけど、今回ばかりは行った方がいいかもねぇ~ん」
そのまま床へ落下し、陽斗と朱羅が黒縄のズボンに手をかけている現場を目撃する。
五代は何故そうなったのか、彼らの記憶を読み取って理解すると、断言した。
「残念ながら、グレーに黒のシマシマだよ」
「グレーかぁ」
「教えてンじゃねぇぞ、クソ五代!」
黒縄は顔を真っ赤にして鎖を放ち、五代の首を巻き取ると、思い切り床へ叩きつけた。
五代は「タイガー!」と妙な悲鳴を上げ、頭から床の板に突き刺さった。
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