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第7話「文化祭(1日目)」
拾:飯沼が見たもの
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「白目と黒目の色が……?!」
「蒼劔君、それって目白さんじゃ……?!」
飯沼の言葉を聞いた瞬間、陽斗と蒼劔は戦慄した。
白目と黒目の色が反転した目……それはまさしく、蒼劔と黒縄の体を改造した術者、目白の特徴だった。
「飯沼! それは確かなんだろうな?!」
「うるさいわね……耳元で騒がないでよ。誰なの? そいつ。有名人?」
「俺の恩人で、黒縄の仇敵の術者だ。お前が生まれた頃には既に消息不明になっていたから、知らないのも無理はない」
「私が生まれる前って……それ、とっくに死んでるんじゃないの?」
飯沼はわずらわしそうに蒼劔を睨んだ後、当時のことを話した。
「教室棟の廊下を歩いていたら、不知火が眼鏡を外した瞬間をたまたま見かけたのよ。向こうは実習棟にいたから、気づいてなかったみたいだけど。あいつ、人前じゃ絶対眼鏡を外さないでしょ? だから、どんな素顔か見てやろうと思って」
「飯沼さん、目がいいんだね」
「術で遠視したのよ」
「そんなことで術を使うな。だが、おかげでいい情報が手に入った。礼を言う」
蒼劔は言葉とは裏腹に、険しい表情を浮かべていた。
ずっと探していた目白が、すぐそばにいる……そして同じ場所には、黒縄も。
(……まずいな。厄介なことにならなければいいが)
不知火のことを伝え終わった頃には、飯沼の体はほとんど骨に変わっていた。
飯沼は死への恐怖を陽斗に悟られないよう、彼に微笑んだ。
「そろそろお別れみたい。元気でね、贄原君。あなた、異形を引き寄せやすい体質だから、気をつけるのよ。知らない人に声をかけられたり、いい話で釣られたりしちゃダメだからね」
「うん……ありがとう。心配してくれて」
陽斗も袖で涙を拭い、飯沼に微笑み返した。
続けて飯沼は蒼劔にも目を向け、言った。骨に変わったせいで、体は動かせなかった。
「蒼劔、贄原君を頼んだわよ。絶対、最後まで守り抜きなさいよ。あんたのせいで贄原君が死んだら、化けて出てやるから」
「……冗談に聞こえないな」
「冗談じゃないもの」
飯沼は蒼劔に釘を刺すと、再び陽斗へ目を向け、微笑んだ。
「さようなら、贄原君」
陽斗も涙をこらえ、笑った。
「うん……またね」
・
青い光の粒子が消えた頃、飯沼は完全に骨と化した。飯沼の体は「カラカラ」と音を立て、力なく陽斗へもたれかかる。
陽斗は着ていた学ランを脱ぎ、飯沼を包もうとしたが、丈が全く足らなかった。
「……長ランだったら良かったのに」
「そんなお化け役がいたら、別の意味で怖がられるだろうな」
見かねた蒼劔が袖から大きな風呂敷を取り出し、床へ広げる。ちょうど、飯沼がすっぽり収まるほどの大きさだった。
「これに包んで持っていこう。どうせ、置いていく気はないのだろう?」
「当たり前でしょ! ちゃんとお墓に入れてあげたいもん!」
陽斗は蒼劔に手伝ってもらい、飯沼を風呂敷へと移した。
「自分が持って行く」と言って聞かなかったが、いざ背負ってみると立ち上がれなかった。
「重っ!」
「……飯沼が聞いたら、キレるだろうな」
結局、蒼劔が風呂敷を背負うことになった。
・
「そういえば、僕達どこから入ってきたんだろうね? 飯沼さんと探したけど、見つけられなかったし……」
陽斗は改めて教室を見回し、出口を探した。
すると、教室の隅でぽつんと突っ立っている形代の陽斗と目が合った。
「ぼ……」
「♪?」
「僕が2人いるッ!」
「♪!」
陽斗は自分と瓜二つの彼を指差し、叫んだ。
それを見た形代の陽斗は「やっと気づいてもらった!」と言わんばかりに目を輝かせ、嬉しそうに飛び上がった。
人間離れした跳躍力で陽斗と蒼劔の頭上に向かって飛んでいくと、その先の天井に貼られていた鏡の中へと入っていった。フレームはなかったが、飯沼の私物である姿見と同じ大きさの鏡だった。
「あれか……」
蒼劔は天井の姿見を睨むと、飯沼が入った風呂敷を体にくくりつけ、陽斗を抱きかかえた。
「うわわっ?! 蒼劔君?!」
「しっかり捕まっていろ」
そのまま形代の陽斗同様に床を蹴り、飛び上がる。
鏡の中へと入ると、行きとは逆方向に景色が回転し、やがて外へと放り出された。
「暗っ! ここ、どこ?」
外は真っ暗で、何も見えなかった。わずかな隙間から光は見えるが、外の様子までは分からない。
蒼劔も脱出した瞬間は「また別の異界へ飛ばされたか?」と眉をひそめていたが、周囲を覆っているのが無数の黒い鎖だと気づくと、外にいるはずの黒縄へ呼びかけた。
「おい、黒縄。鎖を外せ。陽斗は無事だ。霊護院の巫女も倒した」
すると鎖が「チャラチャラ」と静かに音を奏でながら、ひとりでにほどけていった。
やがて陽斗と蒼劔の視界をさえぎっていた鎖が消えると、不機嫌そうに顔をしかめている黒縄と、ホッと胸を撫で下ろしている朱羅の姿が見えた。
「黒縄君! 朱羅さん!」
「遅ェ! テメェら、いつまで待たすんだッ!」
「お2人とも、ご無事だったのですね! 良かった……!」
3人が再会を喜ぶ(?)中、蒼劔は先に脱出したはずの形代の陽斗がいないことに気づいた。彼を探して周囲を見回すが、それらしい人間はいない。
しかしふと、出口の付近に目をやると、1枚の人型の紙がヒラヒラと舞いながら教室を出ていくのが見えた。
「っ! 待て!」
「蒼劔君?」
蒼劔は人型の紙を追って、教室を出て行く。
残された3人は紙を見ていなかったため、不思議そうに首を傾げた。
「なんだ? アイツ」
「あんぱんの屋台でも見つけられたのでしょうか?」
「だったら、そのうち帰ってくるよ。ここで待っていよう」
「そうだな。今、ここを離れるわけにはいかねェし」
黒縄は鎖で拘束した紫の姿見を冷たく見下ろし、目を細めた。
姿見は恐怖で震え、フレームから生えた足をバタつかせる。
「さァて……どうしてやろうか、コイツ。今すぐ食ってやろうか? それとも、肥え太らせてから食ってやろうか?」
「やめてあげてよ、黒縄君」
陽斗は今にも姿見から妖力を吸い取ろうとする黒縄を見て、姿見を庇った。
姿見が可哀想に見えたのもあるが、飯沼の忘形見である彼(?)を失いたくなかった。
「この姿見は飯沼さんに利用されていただけなんだ。本当はこんなことしたくなかったかもしれない。それにこの子、オカ研の展示で使ってるから、今いなくなられると困るよ」
「チッ……仕方ねェな」
黒縄は舌打ちすると、ポケットから黒い札を取り出し、姿見に貼った。
「これで逃げられなくなった。あとは好きにしろ」
「やった! 黒縄君、ありがとう!」
「うぐっ、く、苦しい……さっさと離せ!」
陽斗は喜びのあまり、黒縄を思い切り抱きしめた。
黒縄は息苦しそうに悶えていたが、離してもらったのはしばらく経ってからだった。
「蒼劔君、それって目白さんじゃ……?!」
飯沼の言葉を聞いた瞬間、陽斗と蒼劔は戦慄した。
白目と黒目の色が反転した目……それはまさしく、蒼劔と黒縄の体を改造した術者、目白の特徴だった。
「飯沼! それは確かなんだろうな?!」
「うるさいわね……耳元で騒がないでよ。誰なの? そいつ。有名人?」
「俺の恩人で、黒縄の仇敵の術者だ。お前が生まれた頃には既に消息不明になっていたから、知らないのも無理はない」
「私が生まれる前って……それ、とっくに死んでるんじゃないの?」
飯沼はわずらわしそうに蒼劔を睨んだ後、当時のことを話した。
「教室棟の廊下を歩いていたら、不知火が眼鏡を外した瞬間をたまたま見かけたのよ。向こうは実習棟にいたから、気づいてなかったみたいだけど。あいつ、人前じゃ絶対眼鏡を外さないでしょ? だから、どんな素顔か見てやろうと思って」
「飯沼さん、目がいいんだね」
「術で遠視したのよ」
「そんなことで術を使うな。だが、おかげでいい情報が手に入った。礼を言う」
蒼劔は言葉とは裏腹に、険しい表情を浮かべていた。
ずっと探していた目白が、すぐそばにいる……そして同じ場所には、黒縄も。
(……まずいな。厄介なことにならなければいいが)
不知火のことを伝え終わった頃には、飯沼の体はほとんど骨に変わっていた。
飯沼は死への恐怖を陽斗に悟られないよう、彼に微笑んだ。
「そろそろお別れみたい。元気でね、贄原君。あなた、異形を引き寄せやすい体質だから、気をつけるのよ。知らない人に声をかけられたり、いい話で釣られたりしちゃダメだからね」
「うん……ありがとう。心配してくれて」
陽斗も袖で涙を拭い、飯沼に微笑み返した。
続けて飯沼は蒼劔にも目を向け、言った。骨に変わったせいで、体は動かせなかった。
「蒼劔、贄原君を頼んだわよ。絶対、最後まで守り抜きなさいよ。あんたのせいで贄原君が死んだら、化けて出てやるから」
「……冗談に聞こえないな」
「冗談じゃないもの」
飯沼は蒼劔に釘を刺すと、再び陽斗へ目を向け、微笑んだ。
「さようなら、贄原君」
陽斗も涙をこらえ、笑った。
「うん……またね」
・
青い光の粒子が消えた頃、飯沼は完全に骨と化した。飯沼の体は「カラカラ」と音を立て、力なく陽斗へもたれかかる。
陽斗は着ていた学ランを脱ぎ、飯沼を包もうとしたが、丈が全く足らなかった。
「……長ランだったら良かったのに」
「そんなお化け役がいたら、別の意味で怖がられるだろうな」
見かねた蒼劔が袖から大きな風呂敷を取り出し、床へ広げる。ちょうど、飯沼がすっぽり収まるほどの大きさだった。
「これに包んで持っていこう。どうせ、置いていく気はないのだろう?」
「当たり前でしょ! ちゃんとお墓に入れてあげたいもん!」
陽斗は蒼劔に手伝ってもらい、飯沼を風呂敷へと移した。
「自分が持って行く」と言って聞かなかったが、いざ背負ってみると立ち上がれなかった。
「重っ!」
「……飯沼が聞いたら、キレるだろうな」
結局、蒼劔が風呂敷を背負うことになった。
・
「そういえば、僕達どこから入ってきたんだろうね? 飯沼さんと探したけど、見つけられなかったし……」
陽斗は改めて教室を見回し、出口を探した。
すると、教室の隅でぽつんと突っ立っている形代の陽斗と目が合った。
「ぼ……」
「♪?」
「僕が2人いるッ!」
「♪!」
陽斗は自分と瓜二つの彼を指差し、叫んだ。
それを見た形代の陽斗は「やっと気づいてもらった!」と言わんばかりに目を輝かせ、嬉しそうに飛び上がった。
人間離れした跳躍力で陽斗と蒼劔の頭上に向かって飛んでいくと、その先の天井に貼られていた鏡の中へと入っていった。フレームはなかったが、飯沼の私物である姿見と同じ大きさの鏡だった。
「あれか……」
蒼劔は天井の姿見を睨むと、飯沼が入った風呂敷を体にくくりつけ、陽斗を抱きかかえた。
「うわわっ?! 蒼劔君?!」
「しっかり捕まっていろ」
そのまま形代の陽斗同様に床を蹴り、飛び上がる。
鏡の中へと入ると、行きとは逆方向に景色が回転し、やがて外へと放り出された。
「暗っ! ここ、どこ?」
外は真っ暗で、何も見えなかった。わずかな隙間から光は見えるが、外の様子までは分からない。
蒼劔も脱出した瞬間は「また別の異界へ飛ばされたか?」と眉をひそめていたが、周囲を覆っているのが無数の黒い鎖だと気づくと、外にいるはずの黒縄へ呼びかけた。
「おい、黒縄。鎖を外せ。陽斗は無事だ。霊護院の巫女も倒した」
すると鎖が「チャラチャラ」と静かに音を奏でながら、ひとりでにほどけていった。
やがて陽斗と蒼劔の視界をさえぎっていた鎖が消えると、不機嫌そうに顔をしかめている黒縄と、ホッと胸を撫で下ろしている朱羅の姿が見えた。
「黒縄君! 朱羅さん!」
「遅ェ! テメェら、いつまで待たすんだッ!」
「お2人とも、ご無事だったのですね! 良かった……!」
3人が再会を喜ぶ(?)中、蒼劔は先に脱出したはずの形代の陽斗がいないことに気づいた。彼を探して周囲を見回すが、それらしい人間はいない。
しかしふと、出口の付近に目をやると、1枚の人型の紙がヒラヒラと舞いながら教室を出ていくのが見えた。
「っ! 待て!」
「蒼劔君?」
蒼劔は人型の紙を追って、教室を出て行く。
残された3人は紙を見ていなかったため、不思議そうに首を傾げた。
「なんだ? アイツ」
「あんぱんの屋台でも見つけられたのでしょうか?」
「だったら、そのうち帰ってくるよ。ここで待っていよう」
「そうだな。今、ここを離れるわけにはいかねェし」
黒縄は鎖で拘束した紫の姿見を冷たく見下ろし、目を細めた。
姿見は恐怖で震え、フレームから生えた足をバタつかせる。
「さァて……どうしてやろうか、コイツ。今すぐ食ってやろうか? それとも、肥え太らせてから食ってやろうか?」
「やめてあげてよ、黒縄君」
陽斗は今にも姿見から妖力を吸い取ろうとする黒縄を見て、姿見を庇った。
姿見が可哀想に見えたのもあるが、飯沼の忘形見である彼(?)を失いたくなかった。
「この姿見は飯沼さんに利用されていただけなんだ。本当はこんなことしたくなかったかもしれない。それにこの子、オカ研の展示で使ってるから、今いなくなられると困るよ」
「チッ……仕方ねェな」
黒縄は舌打ちすると、ポケットから黒い札を取り出し、姿見に貼った。
「これで逃げられなくなった。あとは好きにしろ」
「やった! 黒縄君、ありがとう!」
「うぐっ、く、苦しい……さっさと離せ!」
陽斗は喜びのあまり、黒縄を思い切り抱きしめた。
黒縄は息苦しそうに悶えていたが、離してもらったのはしばらく経ってからだった。
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