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第7話「文化祭(1日目)」
陸:アクシデント
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朱羅が黒縄の分も含め、2枚分のアンケートに答えた後、2人は暗幕から顔を出した陽斗と蒼劔に見送られ、去っていった。
「また来てねー」
「次はもっと怖いやつで頼むぜ」
「なりません! もっと楽しいものにして下さい! お化け屋敷はもうこりごりです!」
「よく言うぜ! オメェはほとんど俺の背中にひっついてただけだろうが!」
その時、彼らの前から不知火が歩いてきた。相変わらず、実験をするわけでもないのに白衣を着ている。
「……」
不知火は黒縄を見て険しく眉をひそめ、すぐに視線を外した。
そのまま何食わぬ顔ですれ違い、節木高校七不思議体験の入口前にいる岡本のもとへ歩いていった。
「ん?」
しかし黒縄は無意識のうちに不知火を目で追い、立ち止まった。
「お疲れ。どんな感じ?」
「ご覧の通り、大盛況です! 先生も午後は手伝って下さるんですよね?」
「まぁ、列の整理くらいは」
不知火は黒縄に見られていることに気づいていないかのように、岡本と会話を続ける。
その間、黒縄は険しい目つきでジッと不知火を睨んでいた。
「黒縄様、どうかなさったのですか?」
一向に進もうとしない黒縄に、朱羅が心配そうに声をかける。黒縄の視線の先をたどってみたが、人が多過ぎて特定できなかった。
「いや……俺が一番嫌ェなヤツに似たヤロウがいると思ってな」
「メジロですか?」
「その名を口にすンじゃねェ」
「あいたっ?!」
黒縄は朱羅を睨み、彼のスネを蹴りつける。朱羅はスネを押さえ、うずくまった。
黒縄は不知火を一瞥した後、朱羅置いて踵を返した。
「ありえねェな……こんなとこにアイツがいたら、五代が気づくに決まってンだろ」
遠ざかっていくその小さな背中を、不知火は後ろからジッと見つめていた。
・
「節木高校七不思議体験、午前の部は終了です! 整理券をお配りしますので、13時より開始する午後の部に起こし下さい!」
12時になり、「節木高校七不思議体験」も休憩時間に入った。
陽斗も一旦トイレで化粧を落とし、蒼劔と共に廊下へ出る。廊下には元の制服に着替えた成田と神服部が陽斗を待っていた。
「陽斗、お疲れ!」
「お疲れ様! あれ? 飯沼さんは?」
陽斗は飯沼、成田、神服部と共に昼食を屋台で食べる約束をしていた。
しかし飯沼の姿だけがどこにもなかった。
「姿見の様子が気になるって、さっき七不思議体験に入っていったよ。もうじき来るんじゃない?」
神服部の言葉通り、飯沼はすぐに七不思議体験の出口から出てきた。
「飯沼さん! 姿見の調子はどうだった?」
飯沼は「姿見」と聞いた一瞬、びくっと体を震わせていたが、すぐに何事もなかったように平静を取り戻し、「大丈夫だったわ」と微笑んだ。
「それより贄原君、ちょっと話があるの」
「えっ、今までのお弁当代の請求?」
「違うわよ」
飯沼は珍しく顔を赤らめ、陽斗に言った。
「大事な話なの。中で話しましょう?」
「えー? お昼食べてからじゃダメ?」
文化祭の前から屋台で昼食を食べることを楽しみにしていた陽斗は、不満そうに唇の先を尖らせる。
しかし飯沼の様子から、彼女が陽斗に告白すると確信した成田と神服部は、陽斗と飯沼の背後へ回り込み、七不思議体験の出口に向かって背中を押した。
「いいじゃん! 話聞くだけなんだからさ!」
「そうそう! 私達は先に行ってるから、2人きりでごゆっくり!」
「ちょ、ちょっと?!」
そして陽斗と飯沼を無事、中へ押し込むと「お幸せに~!」と手を振りながら走り去っていった。
「もう、2人ともどうしちゃったの?」
「さぁ……?」
陽斗は成田と神服部の行動が理解できず、首を傾げる。
飯沼も首を傾げながらも、密かに教室の壁へ札を貼り、出口のドアを閉めた。念入りに、鍵もかける。
「っ! 陽斗!」
蒼劔が異変に気づいた時には、ドアはすり抜けることすら出来なくなっていた。暗幕で視覚もさえぎられ、中の様子が見えない。
「飯沼さん、どうして鍵なんか……?」
「ごめんなさい。すっごく大事な話だから、誰にも邪魔されたくないの」
飯沼は出口のドアを背にして立ち、陽斗を見上げる。姿見付近に仕掛けられたセンサーが2人を感知し、周囲は紫の光で照らされていた。
「あのね、贄原くん。実は私……」
その直後、飯沼は姿見を見て、悲鳴を上げた。
「キャーッ! 鏡に、猫のお面をつけた女が写ってる!」
「猫のお面?!」
陽斗はハッと姿見を振り返り、足早に近づいた。常にそばにいるせいで、蒼劔がいないことに全く気づいていない。
陽斗は姿見を覗き込み、確認した。しかし猫のお面をつけた女など、映ってはいなかった。
「あれ? 変なものは何も映ってないよ、飯沼さ……」
陽斗が飯沼を振り返ろうとした直前、後ろから思い切り押された。
陽斗は前のめりになり、姿見へと倒れ込む。
「わわわっ!」
そのまま姿見を押し倒すかと思いきや、姿見の鏡面が水面のように揺らぎ、陽斗の体は鏡の中へと沈んでいった。
見ている世界がぐるりと1回転した後、地面に倒れ込む。床はひんやりと冷たく、硬かった。
「あいたた……どうなってるの?」
陽斗は周囲を見回し、首を傾げた。
「僕……鏡の中に入ったはず、だよね?」
陽斗がたどり着いたのは、月光が窓から差し込む、夜の教室だった。
・
「黒縄!」
「あン?」
蒼劔は校内を走り回り、やっと黒縄を見つけた。
黒縄はタピオカミルクティーを飲みながら、チョコレートクレープを食べていた。頭には射的の景品でもらった、黒いウサギのお面をつけている。朱羅は黒縄が射的で取った景品を山のように両手に抱えたまま、器用にタコ焼きを食べていた。
「陽斗が結界の中に閉じ込められた! やはり飯沼はクロだ! 術を解除してくれ!」
「あー、待て待て。これ食い終わったら行くから」
「そんな悠長なことを言ってる場合か!」
その時、朱羅のスマホが鳴った。電話の相手は五代だった。
「もしもし、五代殿。どうなさったんですか? 買い出しなら明日にしていただけませんか?」
いつものことらしく、朱羅はのほほんと返す。
しかしすぐに表情が一変した。
「……なんですって?!」
朱羅は口をスマホのマイクからずらし、蒼劔と黒縄に五代の話を伝えた。
「飯沼殿が作った菓子から霊鍛草が検出されました。彼女は、"霊護院の巫女です」
その名を聞いた瞬間、蒼劔と黒縄の間にも緊張が走った。
「嘘だろ……!」
「ヤバい、ヤバい!」
蒼劔は青ざめ、すぐさま来た道を駆け抜けていった。
その後ろを、黒縄が猛スピードでタピオカミルクティーを飲み干し、クレープを口へ詰めながら、追う。人間にも姿が見えるよう貼っていた札を剥がし、子供とは思えない異常な速度で蒼劔を追った。
朱羅だけは、荷物をタコ焼きごと近くのロッカーへ詰めてから、札を体から剥がし、追っていった。
「霊護院の巫女だと?! クソガキと相性、最悪じゃねェか! 陽斗、このままだと殺されるぞ!」
「また来てねー」
「次はもっと怖いやつで頼むぜ」
「なりません! もっと楽しいものにして下さい! お化け屋敷はもうこりごりです!」
「よく言うぜ! オメェはほとんど俺の背中にひっついてただけだろうが!」
その時、彼らの前から不知火が歩いてきた。相変わらず、実験をするわけでもないのに白衣を着ている。
「……」
不知火は黒縄を見て険しく眉をひそめ、すぐに視線を外した。
そのまま何食わぬ顔ですれ違い、節木高校七不思議体験の入口前にいる岡本のもとへ歩いていった。
「ん?」
しかし黒縄は無意識のうちに不知火を目で追い、立ち止まった。
「お疲れ。どんな感じ?」
「ご覧の通り、大盛況です! 先生も午後は手伝って下さるんですよね?」
「まぁ、列の整理くらいは」
不知火は黒縄に見られていることに気づいていないかのように、岡本と会話を続ける。
その間、黒縄は険しい目つきでジッと不知火を睨んでいた。
「黒縄様、どうかなさったのですか?」
一向に進もうとしない黒縄に、朱羅が心配そうに声をかける。黒縄の視線の先をたどってみたが、人が多過ぎて特定できなかった。
「いや……俺が一番嫌ェなヤツに似たヤロウがいると思ってな」
「メジロですか?」
「その名を口にすンじゃねェ」
「あいたっ?!」
黒縄は朱羅を睨み、彼のスネを蹴りつける。朱羅はスネを押さえ、うずくまった。
黒縄は不知火を一瞥した後、朱羅置いて踵を返した。
「ありえねェな……こんなとこにアイツがいたら、五代が気づくに決まってンだろ」
遠ざかっていくその小さな背中を、不知火は後ろからジッと見つめていた。
・
「節木高校七不思議体験、午前の部は終了です! 整理券をお配りしますので、13時より開始する午後の部に起こし下さい!」
12時になり、「節木高校七不思議体験」も休憩時間に入った。
陽斗も一旦トイレで化粧を落とし、蒼劔と共に廊下へ出る。廊下には元の制服に着替えた成田と神服部が陽斗を待っていた。
「陽斗、お疲れ!」
「お疲れ様! あれ? 飯沼さんは?」
陽斗は飯沼、成田、神服部と共に昼食を屋台で食べる約束をしていた。
しかし飯沼の姿だけがどこにもなかった。
「姿見の様子が気になるって、さっき七不思議体験に入っていったよ。もうじき来るんじゃない?」
神服部の言葉通り、飯沼はすぐに七不思議体験の出口から出てきた。
「飯沼さん! 姿見の調子はどうだった?」
飯沼は「姿見」と聞いた一瞬、びくっと体を震わせていたが、すぐに何事もなかったように平静を取り戻し、「大丈夫だったわ」と微笑んだ。
「それより贄原君、ちょっと話があるの」
「えっ、今までのお弁当代の請求?」
「違うわよ」
飯沼は珍しく顔を赤らめ、陽斗に言った。
「大事な話なの。中で話しましょう?」
「えー? お昼食べてからじゃダメ?」
文化祭の前から屋台で昼食を食べることを楽しみにしていた陽斗は、不満そうに唇の先を尖らせる。
しかし飯沼の様子から、彼女が陽斗に告白すると確信した成田と神服部は、陽斗と飯沼の背後へ回り込み、七不思議体験の出口に向かって背中を押した。
「いいじゃん! 話聞くだけなんだからさ!」
「そうそう! 私達は先に行ってるから、2人きりでごゆっくり!」
「ちょ、ちょっと?!」
そして陽斗と飯沼を無事、中へ押し込むと「お幸せに~!」と手を振りながら走り去っていった。
「もう、2人ともどうしちゃったの?」
「さぁ……?」
陽斗は成田と神服部の行動が理解できず、首を傾げる。
飯沼も首を傾げながらも、密かに教室の壁へ札を貼り、出口のドアを閉めた。念入りに、鍵もかける。
「っ! 陽斗!」
蒼劔が異変に気づいた時には、ドアはすり抜けることすら出来なくなっていた。暗幕で視覚もさえぎられ、中の様子が見えない。
「飯沼さん、どうして鍵なんか……?」
「ごめんなさい。すっごく大事な話だから、誰にも邪魔されたくないの」
飯沼は出口のドアを背にして立ち、陽斗を見上げる。姿見付近に仕掛けられたセンサーが2人を感知し、周囲は紫の光で照らされていた。
「あのね、贄原くん。実は私……」
その直後、飯沼は姿見を見て、悲鳴を上げた。
「キャーッ! 鏡に、猫のお面をつけた女が写ってる!」
「猫のお面?!」
陽斗はハッと姿見を振り返り、足早に近づいた。常にそばにいるせいで、蒼劔がいないことに全く気づいていない。
陽斗は姿見を覗き込み、確認した。しかし猫のお面をつけた女など、映ってはいなかった。
「あれ? 変なものは何も映ってないよ、飯沼さ……」
陽斗が飯沼を振り返ろうとした直前、後ろから思い切り押された。
陽斗は前のめりになり、姿見へと倒れ込む。
「わわわっ!」
そのまま姿見を押し倒すかと思いきや、姿見の鏡面が水面のように揺らぎ、陽斗の体は鏡の中へと沈んでいった。
見ている世界がぐるりと1回転した後、地面に倒れ込む。床はひんやりと冷たく、硬かった。
「あいたた……どうなってるの?」
陽斗は周囲を見回し、首を傾げた。
「僕……鏡の中に入ったはず、だよね?」
陽斗がたどり着いたのは、月光が窓から差し込む、夜の教室だった。
・
「黒縄!」
「あン?」
蒼劔は校内を走り回り、やっと黒縄を見つけた。
黒縄はタピオカミルクティーを飲みながら、チョコレートクレープを食べていた。頭には射的の景品でもらった、黒いウサギのお面をつけている。朱羅は黒縄が射的で取った景品を山のように両手に抱えたまま、器用にタコ焼きを食べていた。
「陽斗が結界の中に閉じ込められた! やはり飯沼はクロだ! 術を解除してくれ!」
「あー、待て待て。これ食い終わったら行くから」
「そんな悠長なことを言ってる場合か!」
その時、朱羅のスマホが鳴った。電話の相手は五代だった。
「もしもし、五代殿。どうなさったんですか? 買い出しなら明日にしていただけませんか?」
いつものことらしく、朱羅はのほほんと返す。
しかしすぐに表情が一変した。
「……なんですって?!」
朱羅は口をスマホのマイクからずらし、蒼劔と黒縄に五代の話を伝えた。
「飯沼殿が作った菓子から霊鍛草が検出されました。彼女は、"霊護院の巫女です」
その名を聞いた瞬間、蒼劔と黒縄の間にも緊張が走った。
「嘘だろ……!」
「ヤバい、ヤバい!」
蒼劔は青ざめ、すぐさま来た道を駆け抜けていった。
その後ろを、黒縄が猛スピードでタピオカミルクティーを飲み干し、クレープを口へ詰めながら、追う。人間にも姿が見えるよう貼っていた札を剥がし、子供とは思えない異常な速度で蒼劔を追った。
朱羅だけは、荷物をタコ焼きごと近くのロッカーへ詰めてから、札を体から剥がし、追っていった。
「霊護院の巫女だと?! クソガキと相性、最悪じゃねェか! 陽斗、このままだと殺されるぞ!」
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