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第3.5話「成田、塾へ行く」
漆:影の功労者
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「また成田か?」
陽斗が成田との通話を終えると、そばにいた蒼劔は相手を確認した。
「そうだよー。なんか、トーイくん? っていう冷たい男の子が嫌いって言ってた」
「またくだらん用事で電話を……お前ほどではないにしろ、あいつもかなり平和な人間だな。今朝も妖怪に襲われかけていたし、もう少し警戒してもらいたいものだ」
蒼劔はため息をつき、首を振る。
陽斗は成田のことをしっかり者だと思っていたが、第三者である蒼劔からすれば、2人はほぼ同レベルのポンコツコンビだった。
「えっ?! 成田君、妖怪に襲われかけたの?!」
友人が襲われかけたと聞き、陽斗は驚いた。完全に初耳だった。
蒼劔は「しまった」と言わんばかりに顔をしかめ、視線をそらした。
「安心しろ。怪我はしていない。あいつが襲われる前に、俺が始末した」
「本当? 本当に大丈夫なんだね?」
「あぁ……何も問題ない。だから宿題に戻れ」
問題ない、と言いつつ蒼劔は視線をそらし続けた。どうやら何か隠しておきたいことがあるらしい。
「うーん、なんだかはぐらかされた気分……ま、いっか!」
陽斗はモヤモヤしながらも、素直に宿題に戻り、成田が詰まっていた数学の問題をスラスラと解いていった。
「AさんとBさんが出会って、Cさんにパワーアップしてもらったけど、Dさんに毒を盛られてー」
「陽斗……本当にその解き方で合っているのか? とても数学とは思えないが」
「そう? 普通だと思うけど」
蒼劔はかなり特殊な解き方をしている陽斗を横目に、数日前にあった出来事を思い返した。
・
『蒼劔氏! ヘルプ!』
それは早朝のことだった。朝の静けさに心落ち着いていた蒼劔は、突如陽斗のスマホから発せられた声に、思い切り顔をしかめた。
陽斗はバイトが昼からだったので、まだ布団の中にいた。
「なんだ、五代。くだらない用事だったら、ぶっ飛ばすぞ」
声の主は五代だった。彼は早朝だろうが、深夜だろうが、自分のテンションのままに喋り倒すクセがあった。
その日の五代もTPOをガン無視して大声を張り上げていたが、いつになく切羽詰まった様子だった。
『お願い、聞いて! 陽斗氏のフレンズ……成田氏が危ない!』
「成田が?」
『とにかく、節木塾に向かって! 誘導はオイラがするから!』
「……分かった」
蒼劔は陽斗のスマホを拝借し、窓の網戸を開けて部屋の外へ飛び出した。
家の屋根から屋根へ飛び移りながら、陽斗のスマホで五代から経緯を聞く。
『昨日、成田氏が俺っちの運営してる都市伝説サイトで代返くんについて調べてたのね』
「成田が……というかお前、そんなサイトを運営していたのか」
『まぁね! 広告収入でリッチーなライフを送らせてもらってやすぜ、ぐへへ』
「……で、代返くんとは何者だ? 聞いたことがない名だな。新参の異形か?」
『そっ! 昭和後期あたりに生まれた妖怪っす。ある人間の怨念がこもったシャーペンが妖怪になって、人間から霊力を奪っているんすよ。ただ、その手口がなかなか独特でやんしてね……奴は人間に成り代わる能力を持っているんすが、その標的になった人間は徐々に霊力を抜かれていくんす。で、最後には死んじゃう。チーン』
五代はご丁寧に本物のりんを使い、「チーン」と音を鳴らす。
蒼劔は成田の身に起こっていることを完全に把握したわけではなかったが、五代の話からおおよそ察した。
「つまり、成田はその代返くんによって危機に瀕している、と?」
「ざっつらい! 正確には、これから起きるんだけどねー」
五代には予知能力があった。
しかもかなり精度の高い能力で、どんな形であれ、必ず予知した通りになる運命にあった。
『この後、成田氏は代返くんを塾から追い出し、成り代わられた人間を元に戻すことに成功するんだ。でも、代返くんは自分を追い出した成田氏を恨み、本体であるシャーペンを成田氏に刺そうとする』
途端に、蒼劔の顔つきが変わった。
人間にとって、妖力の塊である妖怪の体は毒である。人魚の肉を食べ、不老不死となって永遠の時をさまよった人間のように、その身が異形と化してしまう。
意識が残ればいい方で、多くは妖力にのまれ、自分が人間だったことも忘れて、霊力を得るために人間を襲うようになるのだ。
「それで……成田はどうなった?」
『いやぁ、その先は怖くて見てないよ。でも、このまま放って置いたら間違いなくバッドエンドだよネー。あーあ、だから人間に妖怪の対処法を教えるなんて嫌なんだよー。どうせ、ロクなことになんないんだからさー。でも! 聞かれたことには答えざるを得ない! だって、それが五代だから!』
「いたぞ」
興奮する五代に構わず、蒼劔は陽斗のスマホを懐へ仕舞うと、左手から刀を取り出し、ビルの屋上から大きく跳躍した。
その建物は成田と遠井がかよっている、節木塾だった。塾の前では成田が代返くんの胸倉をつかみ、何やら叫んでいる。
一方、代返くんは冷めた目で成田を見上げていた。そして成田には見えないよう、後ろ手に回した右手には、本体である古びたシャーペンが握られていた。
「……あれか」
蒼劔は成田を巻き込まないよう空中で体を半回転させると、落下する勢いに身を任せて、代返くんの頭に向かって刀を振り下ろした。
代返くんの体は頭から真っ二つに切れ、切られた箇所からは青い光の粒子が立ち昇っていた。
「ギャァァッ!」
代返くんは両手で頭を抱え、絶叫する。
彼の胸倉をつかんでいた成田は何が起こったのか分からず、目を見張っていた。
「い、嫌だァ! ボクのフクシュウはマダ、終ワッテないンダァ! 努、ツトムゥ!」
「努って誰だ?」
蒼劔が懐に仕舞っているスマホに向かって尋ねると、五代は『オイラはSiriじゃないんだけど』と文句を言いつつ、答えた。
『あの妖怪の生前の持ち主だね。彼の怨念がシャーペンに込められたことで、代返くんは生まれたのさ。体はシャーペン、心は人間ってこと。ちなみに努氏はとっくの昔に人里離れた山奥で首を吊って、死んでるよ。ご主人様が死んでもその恨みを晴らそうとするなんて、健気ダヨネー。ま、オイラはそんなことしないけど』
やがて代返くんの体は完全に青い光の粒子となって消滅し、本体である古びたシャーペンだけが残されていた。
代返くんとしての体を失ってもなお、強い怨念を纏っている。普通の人間が少しでも触れれば、のまれてしまうだろう。
「……どうなってるんだ?」
そうとは知らない成田はシャーペンに手を伸ばし、拾い上げようとした。
その前に蒼劔がシャーペンを奪い、刀を刺す。シャーペンは「ギャァァ……」と、か細い悲鳴を上げながら青い光の粒子となって消滅した。
『ヌワァァイス! 蒼劔氏ぃ、ミッショォンコンプリィィィトゥーッ! これで陽斗氏のフレンズ、成田氏の未来は救われたゾ! ヤッタネ!』
「……このことは陽斗には秘密にしておかねばならんな。成田が妖怪になりかけていたなど、口が裂けても言えん」
蒼劔は刀を左手へと戻し、成田が塾へ戻っていくのを見届けると、節木荘へ帰っていった。
(第3.5話「成田、塾へ行く」終わり)
陽斗が成田との通話を終えると、そばにいた蒼劔は相手を確認した。
「そうだよー。なんか、トーイくん? っていう冷たい男の子が嫌いって言ってた」
「またくだらん用事で電話を……お前ほどではないにしろ、あいつもかなり平和な人間だな。今朝も妖怪に襲われかけていたし、もう少し警戒してもらいたいものだ」
蒼劔はため息をつき、首を振る。
陽斗は成田のことをしっかり者だと思っていたが、第三者である蒼劔からすれば、2人はほぼ同レベルのポンコツコンビだった。
「えっ?! 成田君、妖怪に襲われかけたの?!」
友人が襲われかけたと聞き、陽斗は驚いた。完全に初耳だった。
蒼劔は「しまった」と言わんばかりに顔をしかめ、視線をそらした。
「安心しろ。怪我はしていない。あいつが襲われる前に、俺が始末した」
「本当? 本当に大丈夫なんだね?」
「あぁ……何も問題ない。だから宿題に戻れ」
問題ない、と言いつつ蒼劔は視線をそらし続けた。どうやら何か隠しておきたいことがあるらしい。
「うーん、なんだかはぐらかされた気分……ま、いっか!」
陽斗はモヤモヤしながらも、素直に宿題に戻り、成田が詰まっていた数学の問題をスラスラと解いていった。
「AさんとBさんが出会って、Cさんにパワーアップしてもらったけど、Dさんに毒を盛られてー」
「陽斗……本当にその解き方で合っているのか? とても数学とは思えないが」
「そう? 普通だと思うけど」
蒼劔はかなり特殊な解き方をしている陽斗を横目に、数日前にあった出来事を思い返した。
・
『蒼劔氏! ヘルプ!』
それは早朝のことだった。朝の静けさに心落ち着いていた蒼劔は、突如陽斗のスマホから発せられた声に、思い切り顔をしかめた。
陽斗はバイトが昼からだったので、まだ布団の中にいた。
「なんだ、五代。くだらない用事だったら、ぶっ飛ばすぞ」
声の主は五代だった。彼は早朝だろうが、深夜だろうが、自分のテンションのままに喋り倒すクセがあった。
その日の五代もTPOをガン無視して大声を張り上げていたが、いつになく切羽詰まった様子だった。
『お願い、聞いて! 陽斗氏のフレンズ……成田氏が危ない!』
「成田が?」
『とにかく、節木塾に向かって! 誘導はオイラがするから!』
「……分かった」
蒼劔は陽斗のスマホを拝借し、窓の網戸を開けて部屋の外へ飛び出した。
家の屋根から屋根へ飛び移りながら、陽斗のスマホで五代から経緯を聞く。
『昨日、成田氏が俺っちの運営してる都市伝説サイトで代返くんについて調べてたのね』
「成田が……というかお前、そんなサイトを運営していたのか」
『まぁね! 広告収入でリッチーなライフを送らせてもらってやすぜ、ぐへへ』
「……で、代返くんとは何者だ? 聞いたことがない名だな。新参の異形か?」
『そっ! 昭和後期あたりに生まれた妖怪っす。ある人間の怨念がこもったシャーペンが妖怪になって、人間から霊力を奪っているんすよ。ただ、その手口がなかなか独特でやんしてね……奴は人間に成り代わる能力を持っているんすが、その標的になった人間は徐々に霊力を抜かれていくんす。で、最後には死んじゃう。チーン』
五代はご丁寧に本物のりんを使い、「チーン」と音を鳴らす。
蒼劔は成田の身に起こっていることを完全に把握したわけではなかったが、五代の話からおおよそ察した。
「つまり、成田はその代返くんによって危機に瀕している、と?」
「ざっつらい! 正確には、これから起きるんだけどねー」
五代には予知能力があった。
しかもかなり精度の高い能力で、どんな形であれ、必ず予知した通りになる運命にあった。
『この後、成田氏は代返くんを塾から追い出し、成り代わられた人間を元に戻すことに成功するんだ。でも、代返くんは自分を追い出した成田氏を恨み、本体であるシャーペンを成田氏に刺そうとする』
途端に、蒼劔の顔つきが変わった。
人間にとって、妖力の塊である妖怪の体は毒である。人魚の肉を食べ、不老不死となって永遠の時をさまよった人間のように、その身が異形と化してしまう。
意識が残ればいい方で、多くは妖力にのまれ、自分が人間だったことも忘れて、霊力を得るために人間を襲うようになるのだ。
「それで……成田はどうなった?」
『いやぁ、その先は怖くて見てないよ。でも、このまま放って置いたら間違いなくバッドエンドだよネー。あーあ、だから人間に妖怪の対処法を教えるなんて嫌なんだよー。どうせ、ロクなことになんないんだからさー。でも! 聞かれたことには答えざるを得ない! だって、それが五代だから!』
「いたぞ」
興奮する五代に構わず、蒼劔は陽斗のスマホを懐へ仕舞うと、左手から刀を取り出し、ビルの屋上から大きく跳躍した。
その建物は成田と遠井がかよっている、節木塾だった。塾の前では成田が代返くんの胸倉をつかみ、何やら叫んでいる。
一方、代返くんは冷めた目で成田を見上げていた。そして成田には見えないよう、後ろ手に回した右手には、本体である古びたシャーペンが握られていた。
「……あれか」
蒼劔は成田を巻き込まないよう空中で体を半回転させると、落下する勢いに身を任せて、代返くんの頭に向かって刀を振り下ろした。
代返くんの体は頭から真っ二つに切れ、切られた箇所からは青い光の粒子が立ち昇っていた。
「ギャァァッ!」
代返くんは両手で頭を抱え、絶叫する。
彼の胸倉をつかんでいた成田は何が起こったのか分からず、目を見張っていた。
「い、嫌だァ! ボクのフクシュウはマダ、終ワッテないンダァ! 努、ツトムゥ!」
「努って誰だ?」
蒼劔が懐に仕舞っているスマホに向かって尋ねると、五代は『オイラはSiriじゃないんだけど』と文句を言いつつ、答えた。
『あの妖怪の生前の持ち主だね。彼の怨念がシャーペンに込められたことで、代返くんは生まれたのさ。体はシャーペン、心は人間ってこと。ちなみに努氏はとっくの昔に人里離れた山奥で首を吊って、死んでるよ。ご主人様が死んでもその恨みを晴らそうとするなんて、健気ダヨネー。ま、オイラはそんなことしないけど』
やがて代返くんの体は完全に青い光の粒子となって消滅し、本体である古びたシャーペンだけが残されていた。
代返くんとしての体を失ってもなお、強い怨念を纏っている。普通の人間が少しでも触れれば、のまれてしまうだろう。
「……どうなってるんだ?」
そうとは知らない成田はシャーペンに手を伸ばし、拾い上げようとした。
その前に蒼劔がシャーペンを奪い、刀を刺す。シャーペンは「ギャァァ……」と、か細い悲鳴を上げながら青い光の粒子となって消滅した。
『ヌワァァイス! 蒼劔氏ぃ、ミッショォンコンプリィィィトゥーッ! これで陽斗氏のフレンズ、成田氏の未来は救われたゾ! ヤッタネ!』
「……このことは陽斗には秘密にしておかねばならんな。成田が妖怪になりかけていたなど、口が裂けても言えん」
蒼劔は刀を左手へと戻し、成田が塾へ戻っていくのを見届けると、節木荘へ帰っていった。
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