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第六章 神に行き会いし少年は世界を変える
139. 酔漢
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4日目―――3
「おう、兄ちゃん、その席どきな。獣人風情を連れている奴なんかに、店ん中で飲み食いする権利なんか無いんだよ!」
叫ぶと同時に、巨漢のドワーフ、自称“剛腕のガルフ様”が、拳を僕とセリエが座っているテーブルに叩きつけてきた。
吐く息が滅茶苦茶酒臭い。
セリエはすっかり怯えてしまっている。
僕は取り敢えず正論をぶつけてみた。
「すみません。でも僕達の方が先に座っていましたよね? ここ」
「なんだと? やんのか小僧?」
自称“剛腕のガルフ様”が、僕の胸倉を掴もうと手を伸ばしてきた。
しかしその寸前で、僕が彼の手を躱してしまったため、バランスを崩したらしいガルフの方が、盛大にひっくり返ってしまった。
店内に響いた大きな音のせいで、それまでの喧騒が嘘のように静かになった。
起き上がったガルフは、茹でダコよりも真っ赤になっていた。
そしていきなり殴りかかってきた。
僕にはその拳の描く軌道が良く“見えた”。
なので当然のごとく、ガルフの拳は空を切った。
僕がガルフの拳をひょいひょい躱すのと反比例して、ガルフのボルテージが上がっていく。
やがて僕達の喧嘩(?)に店内からヤジが飛び出した。
「おいおい! その巨体は見てくれだけか?」
「兄ちゃん! 避けてばっかりだと終わらないぜ!」
突然、店員の叫び声が聞こえた。
「衛兵! こっちです!」
その声を耳にしたガルフが舌打ちをした。
「チっ、邪魔が入りやがったな。覚えていろ!」
そして身を翻すと、入り口とは反対方向の店の窓を破って、どこかへ走り去って行った。
「すみません、お客さん。お怪我無かったですか?」
ガルフの逃走を見届けた僕に、先程の店員が慌てた感じで駆け寄ってきた。
衛兵らしき人物の姿は無い。
どうやら衛兵云々というのは、店員がガルフをけん制する咄嗟の機転での発言であったらしい。
僕は彼に笑顔を向けた。
「大丈夫ですよ。結局、殴られずに済みましたし」
「ホントすみません。お代は結構ですので、注文決まっていたら、教えて下さい」
人の良さそうな店員が、何度も頭を下げてくる中、僕は改めてセリエに声を掛けた。
「ごめんセリエ。このメニュー、読める?」
今の乱闘騒ぎの間中、固まっていたらしいセリエが大きく息を吐くのが見えた。
「びっくりした……あ、メニュー? 読めるよ」
僕はセリエに手伝ってもらいながら、なんとか注文を済ませた。
店員が厨房の方へ歩み去ってから、セリエが尊敬の眼差しで僕に話しかけてきた。
「カケルって、ホント凄いよね。一緒にいると驚かされる事ばっかりだよ。さっきも、あんな大きな男の人が殴りかかってきていたのに、全然当たらなかったもんね」
「あれはたまたまだよ。それに相手の男、結構酔っていたみたいだしね。素面で喧嘩売られていたら、ボコボコにされていたかも」
「そんな事ないよ! 本当なら一発でやっつけられるのに、相手が可哀そうだからって、手加減していたんでしょ?」
相手の拳が当たらなかったのは、きっと霊力のお陰だし、反撃しなかったのは、騒ぎを大きくしたくなかっただけなんだけど。
「神都での用事が終わった後も、カケルがずっと一緒に居てくれたらな~。私も、もっと遠くまで色々出かけられて、お母さんの病気を治す方法……」
言いかけて、セリエが慌てた感じで口をつぐんだ。
久し振りの御馳走でお腹いっぱいになった僕とセリエが食堂を出ると、辺りはすっかり暗くなっていた。
「美味しかったね~」
セリエは上機嫌で、しっぽを満足そうにピョコピョコ動かしている。
「でも結局、食事代タダにしてもらって、なんだか悪い事しちゃったね」
僕は食費と、あのガルフが破壊した窓の修理費として、いくばくかのお金を出そうかと申し出て、お店に固辞されていた。
あのガルフはともかく、この世界の住人は優しい人が多い。
「さて、そろそろ宿屋に行こうか?」
「寝る所なら、街の入り口の馬小屋の隅が借りられるよ?」
セリエが案内しようと手を引っ張るのを、僕は押しとどめた。
「いいからいいから。今夜は普通の宿に泊まってみようよ。実はさっきの食堂の人に場所、聞いてあるんだ」
「宿屋、高いよ?」
「大丈夫! 神聖銀貨1枚で、二人泊まれるってのも教えてもらったから」
セリエが目を丸くした。
「ほぇ~」
まあ、神聖銀貨1枚と言えば、セリエが祖父から受け取っている1週間分の旅費の総額と同じ。
セリエが躊躇するのも頷ける。
しかし今、僕の懐には、神聖銀貨20枚がある。
少し気分が大きくなっていた僕は、セリエの手を引いて、宿屋が集まっている区画を目指す事にした。
――◇―――◇―――◇――
第045日―2
―――帝都(第135話続き)
「ただいま……」
ハーミルが自宅の扉を開けると、年配の女性が彼女を出迎えた。
「お嬢様、お帰りなさいませ」
「お嬢様なんて、止めて下さい。マーサさんこそ、いつもありがとうございます」
マーサは、キースの身の回りの世話と家事全般を手伝ってくれている家政婦の一人だった。
ハーミルの突然の帰宅に気づいたらしい彼女の父、キースも顔を出した。
「ハーミル? 従軍していたのでは無かったのか?」
「実は……」
ハーミルはキースに事情を簡単に説明した。
そして急いでメイの部屋へ向かった。
魔力の感知網で、ハーミルの帰宅に気づいていたらしい彼女は、すぐにハーミルを自室に迎え入れてくれた。
「今回はハーミル1人だけ? カケルは元気?」
休暇か何かで戻って来ただけと勘違いしているらしいメイに、今から事情を説明しないといけないかと思うと、ハーミルの意思とは無関係に、涙が溢れ出した。
明らかに様子のおかしいハーミルの姿を目にしたメイが、戸惑ったような声を上げた。
「ど、どうしたの? 何かあった?」
ハーミルは涙を拭こうともせず、ただポツリと告げた。
「ごめん、メイ。カケルを守れなかった」
「守れなかった? カケルに何かあったの?」
「カケルが……別の世界に……」
ハーミルは言葉を詰まらせながらも、何が起こったかをメイに伝え始めた。
話を聞くメイの顔が、見る見るうちに強張っていく。
やがて話を聞き終えたメイは、腰が抜けたように、その場にへたり込んでしまった。
カケルは人間達からも、そして魔族達からも本当の意味では受け入れてもらえなかったメイを、何の打算も無く受け入れた。
言わば、カケルはメイにとっての“居場所”そのものだったはず。
二人のいきさつを一番傍で見ていたからこそ、ハーミルには、今メイが感じているであろう絶望が痛い程伝わって来た。
ハーミルが、そっとメイを抱きしめた。
そして彼女の耳元で囁いた。
「霊力を操れる存在なら、異なる世界間の壁を越えられるって聞いたわ」
ハーミルは、自分自身に言い聞かせるように言葉を繋いだ。
「『彼方の地』には、サツキの別人格が、霊力を操れる状態で今も存在するそうよ。彼女に会う事が出来れば、カケルはきっと……」
一方、少し落ち着いてきたメイは、冷静に状況を考えてみた。
確かに、『彼方の地』にサツキの別人格が居て、彼女が協力してくれるならば、カケルを連れ戻せるかもしれない。
しかし誰が『彼方の地』への扉を開くのか?
以前、自分が始原の地の祭壇で儀式を行っていた時、マルドゥクは、こう口にしていなかったか?
―――儀式が終われば、『彼方の地』への扉は開かれ、お前は“混沌の鍵”となって死ぬ……
それはカケルにさえ、まだ伝える事の出来ていない恐怖の言葉。
そんなメイの気持ちを見透かすかのように、ハーミルが言葉を続けた。
「メイに儀式の続きをお願いしたりはしないから、安心して。代わりに、儀式の詳細をノルンに伝えて欲しいの」
「……ノルンはその事、承知しているの?」
メイの言葉に、ハーミルは頷いた。
メイは再び考え込んだ。
本当に、ノルンの身に危険は及ばないのだろうか?
魔神とやらが復活してしまう危険性は?
しかし17年前、母ディースが霊晶石抜きで『彼方の地』への扉を開いた時には、特筆すべき出来事は無かった、と聞いている。
であれば、霊晶石無しで儀式を行えば、誰も傷つかずに、『彼方の地』への扉が開くだけで済むのかも。
結局、メイにもハーミル同様、カケルをこの世界に連れ戻せるなら、多少の危険性には目を瞑りたい、という心理が働いてしまった。
メイは儀式の詳細をノルンに伝える事に同意した。
「おう、兄ちゃん、その席どきな。獣人風情を連れている奴なんかに、店ん中で飲み食いする権利なんか無いんだよ!」
叫ぶと同時に、巨漢のドワーフ、自称“剛腕のガルフ様”が、拳を僕とセリエが座っているテーブルに叩きつけてきた。
吐く息が滅茶苦茶酒臭い。
セリエはすっかり怯えてしまっている。
僕は取り敢えず正論をぶつけてみた。
「すみません。でも僕達の方が先に座っていましたよね? ここ」
「なんだと? やんのか小僧?」
自称“剛腕のガルフ様”が、僕の胸倉を掴もうと手を伸ばしてきた。
しかしその寸前で、僕が彼の手を躱してしまったため、バランスを崩したらしいガルフの方が、盛大にひっくり返ってしまった。
店内に響いた大きな音のせいで、それまでの喧騒が嘘のように静かになった。
起き上がったガルフは、茹でダコよりも真っ赤になっていた。
そしていきなり殴りかかってきた。
僕にはその拳の描く軌道が良く“見えた”。
なので当然のごとく、ガルフの拳は空を切った。
僕がガルフの拳をひょいひょい躱すのと反比例して、ガルフのボルテージが上がっていく。
やがて僕達の喧嘩(?)に店内からヤジが飛び出した。
「おいおい! その巨体は見てくれだけか?」
「兄ちゃん! 避けてばっかりだと終わらないぜ!」
突然、店員の叫び声が聞こえた。
「衛兵! こっちです!」
その声を耳にしたガルフが舌打ちをした。
「チっ、邪魔が入りやがったな。覚えていろ!」
そして身を翻すと、入り口とは反対方向の店の窓を破って、どこかへ走り去って行った。
「すみません、お客さん。お怪我無かったですか?」
ガルフの逃走を見届けた僕に、先程の店員が慌てた感じで駆け寄ってきた。
衛兵らしき人物の姿は無い。
どうやら衛兵云々というのは、店員がガルフをけん制する咄嗟の機転での発言であったらしい。
僕は彼に笑顔を向けた。
「大丈夫ですよ。結局、殴られずに済みましたし」
「ホントすみません。お代は結構ですので、注文決まっていたら、教えて下さい」
人の良さそうな店員が、何度も頭を下げてくる中、僕は改めてセリエに声を掛けた。
「ごめんセリエ。このメニュー、読める?」
今の乱闘騒ぎの間中、固まっていたらしいセリエが大きく息を吐くのが見えた。
「びっくりした……あ、メニュー? 読めるよ」
僕はセリエに手伝ってもらいながら、なんとか注文を済ませた。
店員が厨房の方へ歩み去ってから、セリエが尊敬の眼差しで僕に話しかけてきた。
「カケルって、ホント凄いよね。一緒にいると驚かされる事ばっかりだよ。さっきも、あんな大きな男の人が殴りかかってきていたのに、全然当たらなかったもんね」
「あれはたまたまだよ。それに相手の男、結構酔っていたみたいだしね。素面で喧嘩売られていたら、ボコボコにされていたかも」
「そんな事ないよ! 本当なら一発でやっつけられるのに、相手が可哀そうだからって、手加減していたんでしょ?」
相手の拳が当たらなかったのは、きっと霊力のお陰だし、反撃しなかったのは、騒ぎを大きくしたくなかっただけなんだけど。
「神都での用事が終わった後も、カケルがずっと一緒に居てくれたらな~。私も、もっと遠くまで色々出かけられて、お母さんの病気を治す方法……」
言いかけて、セリエが慌てた感じで口をつぐんだ。
久し振りの御馳走でお腹いっぱいになった僕とセリエが食堂を出ると、辺りはすっかり暗くなっていた。
「美味しかったね~」
セリエは上機嫌で、しっぽを満足そうにピョコピョコ動かしている。
「でも結局、食事代タダにしてもらって、なんだか悪い事しちゃったね」
僕は食費と、あのガルフが破壊した窓の修理費として、いくばくかのお金を出そうかと申し出て、お店に固辞されていた。
あのガルフはともかく、この世界の住人は優しい人が多い。
「さて、そろそろ宿屋に行こうか?」
「寝る所なら、街の入り口の馬小屋の隅が借りられるよ?」
セリエが案内しようと手を引っ張るのを、僕は押しとどめた。
「いいからいいから。今夜は普通の宿に泊まってみようよ。実はさっきの食堂の人に場所、聞いてあるんだ」
「宿屋、高いよ?」
「大丈夫! 神聖銀貨1枚で、二人泊まれるってのも教えてもらったから」
セリエが目を丸くした。
「ほぇ~」
まあ、神聖銀貨1枚と言えば、セリエが祖父から受け取っている1週間分の旅費の総額と同じ。
セリエが躊躇するのも頷ける。
しかし今、僕の懐には、神聖銀貨20枚がある。
少し気分が大きくなっていた僕は、セリエの手を引いて、宿屋が集まっている区画を目指す事にした。
――◇―――◇―――◇――
第045日―2
―――帝都(第135話続き)
「ただいま……」
ハーミルが自宅の扉を開けると、年配の女性が彼女を出迎えた。
「お嬢様、お帰りなさいませ」
「お嬢様なんて、止めて下さい。マーサさんこそ、いつもありがとうございます」
マーサは、キースの身の回りの世話と家事全般を手伝ってくれている家政婦の一人だった。
ハーミルの突然の帰宅に気づいたらしい彼女の父、キースも顔を出した。
「ハーミル? 従軍していたのでは無かったのか?」
「実は……」
ハーミルはキースに事情を簡単に説明した。
そして急いでメイの部屋へ向かった。
魔力の感知網で、ハーミルの帰宅に気づいていたらしい彼女は、すぐにハーミルを自室に迎え入れてくれた。
「今回はハーミル1人だけ? カケルは元気?」
休暇か何かで戻って来ただけと勘違いしているらしいメイに、今から事情を説明しないといけないかと思うと、ハーミルの意思とは無関係に、涙が溢れ出した。
明らかに様子のおかしいハーミルの姿を目にしたメイが、戸惑ったような声を上げた。
「ど、どうしたの? 何かあった?」
ハーミルは涙を拭こうともせず、ただポツリと告げた。
「ごめん、メイ。カケルを守れなかった」
「守れなかった? カケルに何かあったの?」
「カケルが……別の世界に……」
ハーミルは言葉を詰まらせながらも、何が起こったかをメイに伝え始めた。
話を聞くメイの顔が、見る見るうちに強張っていく。
やがて話を聞き終えたメイは、腰が抜けたように、その場にへたり込んでしまった。
カケルは人間達からも、そして魔族達からも本当の意味では受け入れてもらえなかったメイを、何の打算も無く受け入れた。
言わば、カケルはメイにとっての“居場所”そのものだったはず。
二人のいきさつを一番傍で見ていたからこそ、ハーミルには、今メイが感じているであろう絶望が痛い程伝わって来た。
ハーミルが、そっとメイを抱きしめた。
そして彼女の耳元で囁いた。
「霊力を操れる存在なら、異なる世界間の壁を越えられるって聞いたわ」
ハーミルは、自分自身に言い聞かせるように言葉を繋いだ。
「『彼方の地』には、サツキの別人格が、霊力を操れる状態で今も存在するそうよ。彼女に会う事が出来れば、カケルはきっと……」
一方、少し落ち着いてきたメイは、冷静に状況を考えてみた。
確かに、『彼方の地』にサツキの別人格が居て、彼女が協力してくれるならば、カケルを連れ戻せるかもしれない。
しかし誰が『彼方の地』への扉を開くのか?
以前、自分が始原の地の祭壇で儀式を行っていた時、マルドゥクは、こう口にしていなかったか?
―――儀式が終われば、『彼方の地』への扉は開かれ、お前は“混沌の鍵”となって死ぬ……
それはカケルにさえ、まだ伝える事の出来ていない恐怖の言葉。
そんなメイの気持ちを見透かすかのように、ハーミルが言葉を続けた。
「メイに儀式の続きをお願いしたりはしないから、安心して。代わりに、儀式の詳細をノルンに伝えて欲しいの」
「……ノルンはその事、承知しているの?」
メイの言葉に、ハーミルは頷いた。
メイは再び考え込んだ。
本当に、ノルンの身に危険は及ばないのだろうか?
魔神とやらが復活してしまう危険性は?
しかし17年前、母ディースが霊晶石抜きで『彼方の地』への扉を開いた時には、特筆すべき出来事は無かった、と聞いている。
であれば、霊晶石無しで儀式を行えば、誰も傷つかずに、『彼方の地』への扉が開くだけで済むのかも。
結局、メイにもハーミル同様、カケルをこの世界に連れ戻せるなら、多少の危険性には目を瞑りたい、という心理が働いてしまった。
メイは儀式の詳細をノルンに伝える事に同意した。
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