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最終話 真の夫婦
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次に目を開いた時、見慣れた部屋の天井とアルグレートとマリアの顔、そして産まれた双子を抱えた医者が映し出される。
「オトネ! 気が付いたか! よかった……」
アルグレートがぎゅっと私の左手を握りしめた。そしてそこに彼の滝のような汗が滴り落ちて来る。マリアもメイド達も皆汗だくだ。マリアは化粧もすっかり落ちてしまっている。
「あ、アルグレート……それにマリアも、皆……」
「よく頑張りましたわね。そしておめでとう。元気な竜人の双子の男女ですわよ」
姉弟の2人はすでにおくるみに巻かれて医者に抱っこされている。既に泣き止んで眠ってしまってるみたい。
「皆……ありがとうございました。皆様のお陰です」
私はベッドの上に横たわった状態で、皆に目線を向けながら感謝の気持ちを伝える。アルグレート達のおかげで今私はここにいるのだから。
「君達もよく頑張ったね。そしてこれからよろしく」
寝息を立てている双子の姉弟に優しく声を掛けると弟の方をアルグレートが抱く。
「……俺に似ているな」
ぼそりと呟く彼の目は優しげで、父親の顔になっているように見えた。今更だけど召喚した頃の私にこの事を聞かせたら絶対に信じないだろうな。
「オトネ、よく頑張ってくれた。そして君が本当に回復して良かった……!」
アルグレートの笑みがすっと胸の奥に染みていく。身体中が痛いのに、幸福で包まれているかのような充足感が胸の中を支配していた。
「あの冷酷公爵と言われたアルグレート様が父親だなんて……感慨深いですわね」
マリアがくすりと笑うと、アルグレートは少し照れ笑いを浮かべた。
「もう冷酷公爵はここにはいないよ。ただ……オトネと俺達の子供達を害するものには以前以上の冷酷さを見せつけるがな」
「もう、あなたがオトネ様と子を溺愛しているのが早速伝わってきますわね。ねえ、オトネ様?」
アルグレートの事だからこれからも私達を溺愛というか……独占欲を見せて来るのに変わりはないだろう。マリアへ向けてへへっと笑みを見せると、彼女は穏やかに微笑んでくれた。
◇ ◇ ◇
生まれた子はオトレーレとアルスレイと名付けられた。オトレーレもアルスレイも金髪碧眼でアルグレートとそっくりな見た目である。オトレーレは若干髪の一部がメッシュを入れたかのように黒い部分があるので、そこは私の要素かもしれない。
「うわ、たくさんある」
妊娠を公表した時以上の出産祝いの量には度肝を抜かされたけど、それだけお祝いしてくれている事の証左でもある。嬉しさを爆発させながらプレゼントボックス達に目を通したのだった。
『乙音おめでとう! これから大変だけど私達手伝いに行くからいつでも頼って!』
と、アナスタシアさんとサファイア所長から手紙が届いたり、マリアからお祝いや私の体調を気遣いつつ自分も相手を召喚する事を考えているという内容が記された手紙も届いた。
それにしてもアルグレートは育児に対して熱心に参加してくれている。執務中もミルクをあげながら書類を作成したりと、その元気は一体どこから来ているのかと気になるくらいだ。
「オトネ、君は先にシャワーを浴びると良い。ふたりの沐浴は俺がするよ」
「え、いいの? なんかミルクやおむつ替えもいつもアルグレートに任せてるから申し訳ないよ」
「君はまだ本調子じゃない。ここは俺に任せてくれないか?」
そう。私は回復したとはいえまだ体力は落ちたままだ。医者からも無理はしないようにきつく言われている。
「ありがとう……いつも助かるよ」
ふっと彼は微笑みながら私を抱きしめ、頭の上にキスを落としてくれた。
そして育児に忙殺されているうちにオトレーレとアルスレイは3歳になった。魔力量はすさまじい上に難しい魔法の呪文を少しずつ覚えていっているのは予想外というか、とにかくすさまじいスピードだと思う。しかもアルグレート含めて誰も教えていないのに。
「いってきまぁす!」
オトレーレとアルスレイは想定以上に優秀なので、アルグレートらと話し合った結果、宮廷内にある幼稚舎に通い更に家庭教師を付ける事になった。この幼稚舎にはアルグース帝国中から優秀な子達が集っているらしいのと、皇族の子供達もこの幼稚舎に通うので、もしかしたら彼らと何かしら縁が出来るかもしれない。
今日も彼らは家庭教師達と宮廷の幼稚舎に出かけていった。彼らを見送ったあとは、執務室で仕事に励むアルグレートにコーヒーを出す。
「ありがとう。君が淹れるコーヒーは本当においしいな」
「へへ、コーヒー淹れるの好きなんだよね」
アルグレートが私の淹れたコーヒーを一口飲むと、息をふっと吐いて美味しいと呟いてくれた。
「今度旅行に行く時、このコーヒーも持っていっていいか?」
「もちろん!」
今度、静養もかねて家族でグスタフ公爵家所有の別荘へ旅行へ行く事になった。旅行の日程が決まってからはアルグレートの目はさらに輝きを増したように感じる。どうやら私の妊娠判明により新婚旅行が中断となったのがちょっとだけ心残りになっているそうで、私も今度はアルグレート達皆でめいっぱい楽しめたらなと思ったり。
「にしても、ふたりが幼稚舎に行って皇族の子供達と楽しくやっているてなると、少し静かになったな」
窓の向こうの景色を寂しそうに眺めるアルグレートの頭をそっと撫でる。
「そうだ。昨日書類の整理をしていた所これを見つけてな」
アルグレートが差し出してきたのは私の名前も記された契約書。そう、私が召喚されてすぐの時に交わした契約が記されたものだ。
「これ……あの時の……!」
「そうだ。でも君はここにいてくれると決めてくれたからもう要らないと思ってな。破棄してもいいか?」
「うん、お願い」
指をパチンと鳴らした後、契約書は赤くて丸い光となって消えていった。
「これで俺達は真の夫婦だ。もう契約はない。真の番と言うわけだな」
「……そうだね。これからもよろしくね、……私の素敵な旦那様?」
ちょっぴりカッコつけてみた。驚いた様子を見せるアルグレートだったけど、すぐに軽やかな微笑みを浮かべてそっと私を抱き寄せる。
「んっ……」
優しくも甘く溺れていきそうな口づけに私はもっと欲しくなる。もしかしたら3人目もそう遠くはないのかもしれない。
「オトネ! 気が付いたか! よかった……」
アルグレートがぎゅっと私の左手を握りしめた。そしてそこに彼の滝のような汗が滴り落ちて来る。マリアもメイド達も皆汗だくだ。マリアは化粧もすっかり落ちてしまっている。
「あ、アルグレート……それにマリアも、皆……」
「よく頑張りましたわね。そしておめでとう。元気な竜人の双子の男女ですわよ」
姉弟の2人はすでにおくるみに巻かれて医者に抱っこされている。既に泣き止んで眠ってしまってるみたい。
「皆……ありがとうございました。皆様のお陰です」
私はベッドの上に横たわった状態で、皆に目線を向けながら感謝の気持ちを伝える。アルグレート達のおかげで今私はここにいるのだから。
「君達もよく頑張ったね。そしてこれからよろしく」
寝息を立てている双子の姉弟に優しく声を掛けると弟の方をアルグレートが抱く。
「……俺に似ているな」
ぼそりと呟く彼の目は優しげで、父親の顔になっているように見えた。今更だけど召喚した頃の私にこの事を聞かせたら絶対に信じないだろうな。
「オトネ、よく頑張ってくれた。そして君が本当に回復して良かった……!」
アルグレートの笑みがすっと胸の奥に染みていく。身体中が痛いのに、幸福で包まれているかのような充足感が胸の中を支配していた。
「あの冷酷公爵と言われたアルグレート様が父親だなんて……感慨深いですわね」
マリアがくすりと笑うと、アルグレートは少し照れ笑いを浮かべた。
「もう冷酷公爵はここにはいないよ。ただ……オトネと俺達の子供達を害するものには以前以上の冷酷さを見せつけるがな」
「もう、あなたがオトネ様と子を溺愛しているのが早速伝わってきますわね。ねえ、オトネ様?」
アルグレートの事だからこれからも私達を溺愛というか……独占欲を見せて来るのに変わりはないだろう。マリアへ向けてへへっと笑みを見せると、彼女は穏やかに微笑んでくれた。
◇ ◇ ◇
生まれた子はオトレーレとアルスレイと名付けられた。オトレーレもアルスレイも金髪碧眼でアルグレートとそっくりな見た目である。オトレーレは若干髪の一部がメッシュを入れたかのように黒い部分があるので、そこは私の要素かもしれない。
「うわ、たくさんある」
妊娠を公表した時以上の出産祝いの量には度肝を抜かされたけど、それだけお祝いしてくれている事の証左でもある。嬉しさを爆発させながらプレゼントボックス達に目を通したのだった。
『乙音おめでとう! これから大変だけど私達手伝いに行くからいつでも頼って!』
と、アナスタシアさんとサファイア所長から手紙が届いたり、マリアからお祝いや私の体調を気遣いつつ自分も相手を召喚する事を考えているという内容が記された手紙も届いた。
それにしてもアルグレートは育児に対して熱心に参加してくれている。執務中もミルクをあげながら書類を作成したりと、その元気は一体どこから来ているのかと気になるくらいだ。
「オトネ、君は先にシャワーを浴びると良い。ふたりの沐浴は俺がするよ」
「え、いいの? なんかミルクやおむつ替えもいつもアルグレートに任せてるから申し訳ないよ」
「君はまだ本調子じゃない。ここは俺に任せてくれないか?」
そう。私は回復したとはいえまだ体力は落ちたままだ。医者からも無理はしないようにきつく言われている。
「ありがとう……いつも助かるよ」
ふっと彼は微笑みながら私を抱きしめ、頭の上にキスを落としてくれた。
そして育児に忙殺されているうちにオトレーレとアルスレイは3歳になった。魔力量はすさまじい上に難しい魔法の呪文を少しずつ覚えていっているのは予想外というか、とにかくすさまじいスピードだと思う。しかもアルグレート含めて誰も教えていないのに。
「いってきまぁす!」
オトレーレとアルスレイは想定以上に優秀なので、アルグレートらと話し合った結果、宮廷内にある幼稚舎に通い更に家庭教師を付ける事になった。この幼稚舎にはアルグース帝国中から優秀な子達が集っているらしいのと、皇族の子供達もこの幼稚舎に通うので、もしかしたら彼らと何かしら縁が出来るかもしれない。
今日も彼らは家庭教師達と宮廷の幼稚舎に出かけていった。彼らを見送ったあとは、執務室で仕事に励むアルグレートにコーヒーを出す。
「ありがとう。君が淹れるコーヒーは本当においしいな」
「へへ、コーヒー淹れるの好きなんだよね」
アルグレートが私の淹れたコーヒーを一口飲むと、息をふっと吐いて美味しいと呟いてくれた。
「今度旅行に行く時、このコーヒーも持っていっていいか?」
「もちろん!」
今度、静養もかねて家族でグスタフ公爵家所有の別荘へ旅行へ行く事になった。旅行の日程が決まってからはアルグレートの目はさらに輝きを増したように感じる。どうやら私の妊娠判明により新婚旅行が中断となったのがちょっとだけ心残りになっているそうで、私も今度はアルグレート達皆でめいっぱい楽しめたらなと思ったり。
「にしても、ふたりが幼稚舎に行って皇族の子供達と楽しくやっているてなると、少し静かになったな」
窓の向こうの景色を寂しそうに眺めるアルグレートの頭をそっと撫でる。
「そうだ。昨日書類の整理をしていた所これを見つけてな」
アルグレートが差し出してきたのは私の名前も記された契約書。そう、私が召喚されてすぐの時に交わした契約が記されたものだ。
「これ……あの時の……!」
「そうだ。でも君はここにいてくれると決めてくれたからもう要らないと思ってな。破棄してもいいか?」
「うん、お願い」
指をパチンと鳴らした後、契約書は赤くて丸い光となって消えていった。
「これで俺達は真の夫婦だ。もう契約はない。真の番と言うわけだな」
「……そうだね。これからもよろしくね、……私の素敵な旦那様?」
ちょっぴりカッコつけてみた。驚いた様子を見せるアルグレートだったけど、すぐに軽やかな微笑みを浮かべてそっと私を抱き寄せる。
「んっ……」
優しくも甘く溺れていきそうな口づけに私はもっと欲しくなる。もしかしたら3人目もそう遠くはないのかもしれない。
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