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皇帝SIDE③ 満ち足りぬ
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アイリスは布団で気絶している。
「はあ…」
彼女は皇帝との絡みに耐えきれず、絶頂したまま気を失ってしまった。
どうやら極度の緊張が原因のようだろう。
「誰か!」
と、キムが叫ぶとすぐさま部屋の外で待機していた侍女が急いで駆けつけた。
「陛下、どうされました」
「かわりの側室を連れてこい。誰でも良い。そしてアイリスの手当を」
「かしこまりました」
宦官の手によりアイリスは連れ出された。そしてしばらくすると側室の1人、アイネが来た。
侍女が連れてきたのではなく、騒ぎを聞きつけた彼女が心配になって部屋を覗きに来ただけではあるが。
アイネはキムが皇太子時代から連れ添っている側室でありナターシャとの関係も良好だった珍しい側室である。
アイネとの間には子供もいるが、全て姫である。
「陛下、アイネでございます」
「アイネか。夜伽をしろ」
「ですが、私はもう褥はとうに辞退した身ですがよろしいので?」
「構わん」
アイネもキムとはそこまで変わらない年齢である。
「早く準備を」
「はい…」
「はあ…」
彼女は皇帝との絡みに耐えきれず、絶頂したまま気を失ってしまった。
どうやら極度の緊張が原因のようだろう。
「誰か!」
と、キムが叫ぶとすぐさま部屋の外で待機していた侍女が急いで駆けつけた。
「陛下、どうされました」
「かわりの側室を連れてこい。誰でも良い。そしてアイリスの手当を」
「かしこまりました」
宦官の手によりアイリスは連れ出された。そしてしばらくすると側室の1人、アイネが来た。
侍女が連れてきたのではなく、騒ぎを聞きつけた彼女が心配になって部屋を覗きに来ただけではあるが。
アイネはキムが皇太子時代から連れ添っている側室でありナターシャとの関係も良好だった珍しい側室である。
アイネとの間には子供もいるが、全て姫である。
「陛下、アイネでございます」
「アイネか。夜伽をしろ」
「ですが、私はもう褥はとうに辞退した身ですがよろしいので?」
「構わん」
アイネもキムとはそこまで変わらない年齢である。
「早く準備を」
「はい…」
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