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本編
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俺は可愛かったり綺麗な顔立ちをした女が好きだが、男に関しては好意的な感情を持たない。むしろ真逆で、妬んだり僻んだ気持ちにさえなる。
美人はやっかみを買いやすいか。きっと買いやすいというのが正解だろう。
では被害を被ることはあるか。俺は美人に生まれなかったからそれはわからない。が、美人の周囲は被害を被ることがあるようだ。具体的には美人に好意を持つ人たちに囲まれたり、脚で壁ドンをされる形で。
「テメー渚に近づくんじゃねーよ!」
「いや……知りませんて……」
脚で壁ドンをしながらテメーなんて言う女子高生に囲まれたところで嬉しくない。いや、本当は放課後に話しかけられてほいほいついて行くまではちょっと嬉しかった。異性の先輩に呼び出されることなんて、俺の人生で無い経験とまで思っていたから。浮かれていた俺が馬鹿だったのだ。
俺は知らなかったが、朝凪にはファンクラブがあるらしい。規約とか抜け駆け禁止ルールとか不可侵条約とか、何やら色々あるのだと言う。曰く、俺は規約のほとんどを破ったらしい。
「いや本当、知らなかったんです……」
「知らないで済まされるわけないだろうが!」
女子もキレたら男らしい口調で怒鳴るんだな。知りたくなかった。
胸ぐらを掴まれる。現実逃避に化粧崩れを起こさないまま般若の形相になる器用な女先輩の顔をちらちら見ながら、視線を床だったり壁だったりと彷徨わせた。誰か通りがかってはくれないだろうか。期待しつつ唯一の出入り口である扉に嵌められた半透明のガラス越し廊下を見るが、その望みは薄そうだ。
どういう伝手を使ったのか、最悪なことに呼び出された場所は音楽室だった。防音がしっかりなされているから、どれだけ強く怒鳴り散らされても外まで声が漏れることは期待できない。ぴったりと締め切られた窓のせいで、室内はじんわりと暑かった。
正直に言うと、少し状況を甘く見ていた。男という生き物に生まれた故か、俺一人に対して女の先輩数人に取り囲まれたところで少しだけ心に余裕があったのだ。もちろん怖いものは怖いが。
俺は特に身体を鍛えていないしモヤシ体型の自覚はあるものの、それでも特別鍛えてる女よりかは力が強い。こればかりはどうしようもなく、性差の問題だ。同性に囲まれたときのほうがよっぽど命の危険を感じる。
だから多分、判断が遅れたのだと思う。
「アヤコもういいよ、やっちゃおう」
アヤコと呼ばれた胸ぐらを掴んでいた先輩は、にやりと笑って手を離した。ほっとした俺の目の前に白く細い腕が差し出される。
「掴んで」
「え? あの……」
「掴めって言ってんの! 早くしろよ!」
言われるがままそっと手首を握る。初めて女の人の腕を握ってしまった。軽く掴んだだけで俺の親指の先が中指の第一関節に触れる。細くて、少し力加減を間違えれば折れてしまいそうだった。
「キモい触り方しないでよ、掴めっての日本語がわかんないわけ!?」
「え、でもそんな力入れたら……」
「ちょっと早くしてよ」
別の先輩にも促され、言われるがまま手のひらに力を込める。アヤコ先輩の顔が歪むのが見えて慌てて力を緩めたが、当の先輩から「もっと力入れろ」と怒鳴られた。もういいと言われるまで力を込める。ようやく手のひらが剥がれた頃には、細く白い腕にくっきりと俺の手形が残っていた。
「はいじゃあつぎー」
アヤコ先輩が制服のリボンを外す。第二ボタンまで緩められた胸元にゴテゴテとした爪が印象的な指を引っ掛けると、下に向けて力を込めた。ぶちぶちと糸の切れる音を立て、上から3番目のボタンが床に飛ぶ。
「え、あ、ちょ」
胸元の黒いレースとその下にも白っぽいレースが見えた。多分シャツとブラジャーだ。見てはいけないと頭でわかっていても目が逸らせず、慌てて自分の目の前に手の甲を翳す。不可抗力で見せつけられた側だが、無意識に見ていませんよとポーズを取ってしまった。
それがいけなかったのだろう。強い力で背後から押され、前のめりに体勢を崩す。もう一度、今度は強く腰に蹴りを入れられた。立っていられずその場に倒れ込む。
「痛……ッ、え、うわ、」
当然だが、倒れた俺の下には誰かいた。壁ドンをするほど近くに立っていたアヤコ先輩が俺の下でにやにやと笑うのが見えた。
これがどういう状況なのか、俺は今どんな体勢を取っているのか。客観的に考えるより先にアヤコ先輩が表情を変える。怯えた顔から劈く悲鳴が発されるのと音楽室の扉が開けられるのはほとんど同時のことだった。
「きゃあああああーーーッ!!」
それからの展開は急激で、濁流に飲み込まれたように自由の利かないものだった。開けられた扉から“たった今”(傍点)音楽室に足を踏み入れたかのような振る舞いをする先輩たち。俺に襲われた素振りをするアヤコ先輩。俺が何を言おうと、アヤコ先輩の白い腕に残る手形の痣は薄まらない。「あんたがアヤコの上に乗ってる証拠写真撮ったから!」と叫ばれ、俺はどうすればいいかわからなくなった。
どうしよう、なんだそれ、俺どうすればいいの?
嵌められた。嵌められたのはわかるのに、俺の潔白を証言できるものがない。俺の証言に俺以外の証人がいない。俺が先輩に呼び出されて教室を出たのだって、多分誰も気づいていない。気づいてたところで、面倒事とわかった上で俺を助けてくれる人がクラスにいると思えなかった。
「ちが……待って……待ってくれ」
辛うじて動く口を必死に動かそうとするが、続きの文字が出てこない。譫言のように待ってと繰り返す俺のことを、アヤコ先輩は涙目で俯き加減のまま嘲笑った。
劈く悲鳴がどこまで届いたかわからないが、そのうち騒ぎを聞きつけて誰か大人がやって来るはずだ。俺の言葉がどこまで聞き入れてもらえるんだろう。強姦未遂って冤罪でも拘置所入れられるんだっけ。未成年なのに? 実刑なくても退学とか停学とか、示談とかあるんだろうか。何で。どうして。俺何も悪いことやってないのに。
ぐるぐると回る思考が上手くまとまってくれない。
「──また、やってるんですか。先輩方もお暇ですね」
教室に最初に足を踏み入れた第三者は血相を変えた教師でもたまたま通りがかった生徒でもなく、俺の知ってる人だった。
「あさなぎ……」
俺は呆然とした声色で呟く。先輩たちは出入口の扉前に立つ朝凪を見てひどく驚いた様子だった。狼狽したような、必要以上に驚いた印象がある。
朝凪は教室に足を踏み入れると後ろ手に扉を閉めた。数分前と違い、鍵は施錠されず開いたままにしてある。
「先輩。俺言いましたよね。もう俺で終わりにしましょうって。今後二度と同じこと起こさなくて、俺と一切関わろうとしないなら俺も大事にしませんって。約束したの、ほんの2ヶ月前ですよ?」
2ヶ月前。そんなの、朝凪が入学してすぐの頃だ。
朝凪は俺のことを雪さんと呼ぶから、先輩と言えばこの教室にいる俺以外の誰かを呼んだことがすぐにわかった。きっと、俺以外のこの場にいる全員を指す言葉に違いない。だって先輩たちは、朝凪が現れる直前の俺のように青ざめて震えている。
重たい沈黙の中、アヤコ先輩が唇を震わせて叫んだ。
「ちが……今度は本当に襲われたんだよ!? この腕の痣! こいつにやられたのッ!」
「……ああ、アヤコ先輩……でしたっけ? 泣く準備万端のメイクですね。アイライン引いてないから顔が違いすぎてわかりませんでした」
「なッ……!!」
「ご存知でした? 先輩方が怖いから誰も直接言わないだけで、計画があることや、実行の日って案外周囲に知られてるんですよ?」
「そんなの……嘘……」
「今日のことも、先輩方の様子を教えてくれる人が居たから早めに対処できました。俺、大事にはしないですが誰にも言わないとは言いませんでしたよね」
再び重たい静寂に包まれる。この沈黙を作った、この場を支配する朝凪は何でもないような様子で「ところで」と口を開いた。
「この音楽室、俺の事件以降密かに監視カメラが設置されてるんです。気づいてました?」
今度こそ本当にアヤコ先輩が泣き崩れた。一人だけではない。先輩達は皆青ざめ、肩を震わせて泣いたり、悲鳴のような声を出す。
「ごめんなさいごめんなさい、許して……!」
「あや、アヤコが主犯で、あたしらはやれって言われたから……っ」
「な……ッ、あんたたち……こんなときだけあたしだけ悪いって言うの!?」
「言い出したのも主犯もアヤコじゃん! いつもいつもさ、渚のときも、話には付き合ったけどいいとこ取りはアヤコだけじゃん!」
雲行きが怪しくなったのを見計らったかのように、朝凪がくすくすと笑い声を上げた。
「どうでもいいですよ。その話を詳しく聞きたいのは俺でも雪さんでもなくて、先生方でしょうから。ねえ?」
朝凪がカラカラと扉を引く。扉一枚を隔てた向こう側には、数人の教師が立っていた。
美人はやっかみを買いやすいか。きっと買いやすいというのが正解だろう。
では被害を被ることはあるか。俺は美人に生まれなかったからそれはわからない。が、美人の周囲は被害を被ることがあるようだ。具体的には美人に好意を持つ人たちに囲まれたり、脚で壁ドンをされる形で。
「テメー渚に近づくんじゃねーよ!」
「いや……知りませんて……」
脚で壁ドンをしながらテメーなんて言う女子高生に囲まれたところで嬉しくない。いや、本当は放課後に話しかけられてほいほいついて行くまではちょっと嬉しかった。異性の先輩に呼び出されることなんて、俺の人生で無い経験とまで思っていたから。浮かれていた俺が馬鹿だったのだ。
俺は知らなかったが、朝凪にはファンクラブがあるらしい。規約とか抜け駆け禁止ルールとか不可侵条約とか、何やら色々あるのだと言う。曰く、俺は規約のほとんどを破ったらしい。
「いや本当、知らなかったんです……」
「知らないで済まされるわけないだろうが!」
女子もキレたら男らしい口調で怒鳴るんだな。知りたくなかった。
胸ぐらを掴まれる。現実逃避に化粧崩れを起こさないまま般若の形相になる器用な女先輩の顔をちらちら見ながら、視線を床だったり壁だったりと彷徨わせた。誰か通りがかってはくれないだろうか。期待しつつ唯一の出入り口である扉に嵌められた半透明のガラス越し廊下を見るが、その望みは薄そうだ。
どういう伝手を使ったのか、最悪なことに呼び出された場所は音楽室だった。防音がしっかりなされているから、どれだけ強く怒鳴り散らされても外まで声が漏れることは期待できない。ぴったりと締め切られた窓のせいで、室内はじんわりと暑かった。
正直に言うと、少し状況を甘く見ていた。男という生き物に生まれた故か、俺一人に対して女の先輩数人に取り囲まれたところで少しだけ心に余裕があったのだ。もちろん怖いものは怖いが。
俺は特に身体を鍛えていないしモヤシ体型の自覚はあるものの、それでも特別鍛えてる女よりかは力が強い。こればかりはどうしようもなく、性差の問題だ。同性に囲まれたときのほうがよっぽど命の危険を感じる。
だから多分、判断が遅れたのだと思う。
「アヤコもういいよ、やっちゃおう」
アヤコと呼ばれた胸ぐらを掴んでいた先輩は、にやりと笑って手を離した。ほっとした俺の目の前に白く細い腕が差し出される。
「掴んで」
「え? あの……」
「掴めって言ってんの! 早くしろよ!」
言われるがままそっと手首を握る。初めて女の人の腕を握ってしまった。軽く掴んだだけで俺の親指の先が中指の第一関節に触れる。細くて、少し力加減を間違えれば折れてしまいそうだった。
「キモい触り方しないでよ、掴めっての日本語がわかんないわけ!?」
「え、でもそんな力入れたら……」
「ちょっと早くしてよ」
別の先輩にも促され、言われるがまま手のひらに力を込める。アヤコ先輩の顔が歪むのが見えて慌てて力を緩めたが、当の先輩から「もっと力入れろ」と怒鳴られた。もういいと言われるまで力を込める。ようやく手のひらが剥がれた頃には、細く白い腕にくっきりと俺の手形が残っていた。
「はいじゃあつぎー」
アヤコ先輩が制服のリボンを外す。第二ボタンまで緩められた胸元にゴテゴテとした爪が印象的な指を引っ掛けると、下に向けて力を込めた。ぶちぶちと糸の切れる音を立て、上から3番目のボタンが床に飛ぶ。
「え、あ、ちょ」
胸元の黒いレースとその下にも白っぽいレースが見えた。多分シャツとブラジャーだ。見てはいけないと頭でわかっていても目が逸らせず、慌てて自分の目の前に手の甲を翳す。不可抗力で見せつけられた側だが、無意識に見ていませんよとポーズを取ってしまった。
それがいけなかったのだろう。強い力で背後から押され、前のめりに体勢を崩す。もう一度、今度は強く腰に蹴りを入れられた。立っていられずその場に倒れ込む。
「痛……ッ、え、うわ、」
当然だが、倒れた俺の下には誰かいた。壁ドンをするほど近くに立っていたアヤコ先輩が俺の下でにやにやと笑うのが見えた。
これがどういう状況なのか、俺は今どんな体勢を取っているのか。客観的に考えるより先にアヤコ先輩が表情を変える。怯えた顔から劈く悲鳴が発されるのと音楽室の扉が開けられるのはほとんど同時のことだった。
「きゃあああああーーーッ!!」
それからの展開は急激で、濁流に飲み込まれたように自由の利かないものだった。開けられた扉から“たった今”(傍点)音楽室に足を踏み入れたかのような振る舞いをする先輩たち。俺に襲われた素振りをするアヤコ先輩。俺が何を言おうと、アヤコ先輩の白い腕に残る手形の痣は薄まらない。「あんたがアヤコの上に乗ってる証拠写真撮ったから!」と叫ばれ、俺はどうすればいいかわからなくなった。
どうしよう、なんだそれ、俺どうすればいいの?
嵌められた。嵌められたのはわかるのに、俺の潔白を証言できるものがない。俺の証言に俺以外の証人がいない。俺が先輩に呼び出されて教室を出たのだって、多分誰も気づいていない。気づいてたところで、面倒事とわかった上で俺を助けてくれる人がクラスにいると思えなかった。
「ちが……待って……待ってくれ」
辛うじて動く口を必死に動かそうとするが、続きの文字が出てこない。譫言のように待ってと繰り返す俺のことを、アヤコ先輩は涙目で俯き加減のまま嘲笑った。
劈く悲鳴がどこまで届いたかわからないが、そのうち騒ぎを聞きつけて誰か大人がやって来るはずだ。俺の言葉がどこまで聞き入れてもらえるんだろう。強姦未遂って冤罪でも拘置所入れられるんだっけ。未成年なのに? 実刑なくても退学とか停学とか、示談とかあるんだろうか。何で。どうして。俺何も悪いことやってないのに。
ぐるぐると回る思考が上手くまとまってくれない。
「──また、やってるんですか。先輩方もお暇ですね」
教室に最初に足を踏み入れた第三者は血相を変えた教師でもたまたま通りがかった生徒でもなく、俺の知ってる人だった。
「あさなぎ……」
俺は呆然とした声色で呟く。先輩たちは出入口の扉前に立つ朝凪を見てひどく驚いた様子だった。狼狽したような、必要以上に驚いた印象がある。
朝凪は教室に足を踏み入れると後ろ手に扉を閉めた。数分前と違い、鍵は施錠されず開いたままにしてある。
「先輩。俺言いましたよね。もう俺で終わりにしましょうって。今後二度と同じこと起こさなくて、俺と一切関わろうとしないなら俺も大事にしませんって。約束したの、ほんの2ヶ月前ですよ?」
2ヶ月前。そんなの、朝凪が入学してすぐの頃だ。
朝凪は俺のことを雪さんと呼ぶから、先輩と言えばこの教室にいる俺以外の誰かを呼んだことがすぐにわかった。きっと、俺以外のこの場にいる全員を指す言葉に違いない。だって先輩たちは、朝凪が現れる直前の俺のように青ざめて震えている。
重たい沈黙の中、アヤコ先輩が唇を震わせて叫んだ。
「ちが……今度は本当に襲われたんだよ!? この腕の痣! こいつにやられたのッ!」
「……ああ、アヤコ先輩……でしたっけ? 泣く準備万端のメイクですね。アイライン引いてないから顔が違いすぎてわかりませんでした」
「なッ……!!」
「ご存知でした? 先輩方が怖いから誰も直接言わないだけで、計画があることや、実行の日って案外周囲に知られてるんですよ?」
「そんなの……嘘……」
「今日のことも、先輩方の様子を教えてくれる人が居たから早めに対処できました。俺、大事にはしないですが誰にも言わないとは言いませんでしたよね」
再び重たい静寂に包まれる。この沈黙を作った、この場を支配する朝凪は何でもないような様子で「ところで」と口を開いた。
「この音楽室、俺の事件以降密かに監視カメラが設置されてるんです。気づいてました?」
今度こそ本当にアヤコ先輩が泣き崩れた。一人だけではない。先輩達は皆青ざめ、肩を震わせて泣いたり、悲鳴のような声を出す。
「ごめんなさいごめんなさい、許して……!」
「あや、アヤコが主犯で、あたしらはやれって言われたから……っ」
「な……ッ、あんたたち……こんなときだけあたしだけ悪いって言うの!?」
「言い出したのも主犯もアヤコじゃん! いつもいつもさ、渚のときも、話には付き合ったけどいいとこ取りはアヤコだけじゃん!」
雲行きが怪しくなったのを見計らったかのように、朝凪がくすくすと笑い声を上げた。
「どうでもいいですよ。その話を詳しく聞きたいのは俺でも雪さんでもなくて、先生方でしょうから。ねえ?」
朝凪がカラカラと扉を引く。扉一枚を隔てた向こう側には、数人の教師が立っていた。
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