10 / 44
10 はい、結婚!(1)
しおりを挟む
神原社長の誕生日から二週間と少し経った、クリスマス直前の休日。
今日は朝から寒く、夜遅くに雪が降るという予報だった。
夕暮れも過ぎた頃、街ゆく人々に交ざって夕美も歩道を進む。あちらこちらの店から、楽しげなクリスマスソングが流れていた。
夕美は寒さに身を縮ませながら、指定された南青山のフレンチレストランの前で足を止める。
(待ち合わせの場所はこのお店……。変な人だったらすぐに帰ろう)
夕美は気合を入れて店内に入った。
手荷物とコートをレセプションに預け、ギャルソンの案内で個室へ案内される。
結婚式以外でフレンチを食べることなどなかった夕美は、緊張しながら部屋に進んだ。
「失礼いたします。お客様をご案内いたしました」
「ありがとうございます」
聞き覚えのある声に顔を上げると、そこにはなぜか夕美の「推し」がいる。
「こんばんは、奥寺さん」
笑みを浮かべた神原社長に、夕美はついうっとりしそうになるが、慌てて頭を下げた。
「しゃ、社長……! あの、すみません私、お部屋を間違えたようで……! お邪魔しました!」
椅子を引いて夕美を待っていてくれたギャルソンは、戸惑った表情でふたりを交互に見る。
おかしな空気が流れそうになった時、神原が優しい声で答えた。
「間違えてないよ? 僕は奥寺さんを待ってたんだから」
「えっ!?」
「ほら、座って。一緒にアペリティフを飲もう」
「あのっ、あ……いえ、わかりました」
何がなんだかわからないが、とりあえず言われるがままに着席した。
乾杯した食前酒を口に付け、夕美はここに来たいきさつを丁寧に思い浮かべる。
――先週、実家の母から夕美のスマホに電話があった。
『それで、夕美に会って欲しい人がいるのよ。レストランの名前を教えるからメモしてちょうだい』
「急に電話なんてしてきたと思ったら、どういうこと? 知らない人と食事になんて行きたくないんだけど」
突然の母の提案に状況が飲み込めず、強く問い返す。
『夕美もよく知っている人だから大丈夫よ。その人とお見合いしなさい』
衝撃の言葉を受けてスマホを落としそうになった。
「……は、はあああ?! 何言ってんの、私がお見合い?! そんなこと勝手に決めないで――」
『彼氏はできたの?』
「え」
『お付き合いしてる人はいるのかって聞いてるの! あなた、大学生の時もいろんなものに夢中になって、彼氏のかの字も聞こえてこなかったじゃない。まさかまだアイドル追っかけてるんじゃないでしょうね?』
「それはとっくにやめてるってば。……彼氏はいないけど」
ボソッとつぶやいた夕美の言葉に、母がため息を漏らした。
『お母さんたちだって、夕美に家を継ぎなさいなんて言ってるわけじゃないんだから、お見合いするくらい、親の言うことを聞いてくれてもいいでしょう』
「まさか、お父さんも賛成してるの?」
『それがね、お父さんのほうが乗り気なのよ』
母の声が嬉しそうなものに変わった。
『もちろんお母さんも賛成。あんなに素敵な人が夕美の旦那さんだったら、お母さんも安心だもの』
「その人って、ロッジのお客さん? お母さんたちと私の共通の知り合いなんてそれくらいしかいないよね?」
両親は長野県にある山の麓でロッジを経営している。そこが夕美の実家だ。
稼ぎ時は夏と冬。夏はハイキングや登山客、年末年始はスキー客で満室になる。
夕美は夏休みと年末年始に帰るとロッジを手伝っているので、常連客の顔ぶれはなんとなく覚えているが、見合い相手と言われると心当たりがない。
『行けばわかるわよ。夕美が大変お世話になっている人だから。とりあえずお見合いの場所を教えるわね』
夕美が無理だと思ったら、すぐに帰って良いという相手の了承も得ているらしい。
だが、どうしても母は「当日のサプライズ」と言うばかりで相手の名前を教えてくれず、とうとう当日を迎えてしまったのである。
そして実際に来てみたら、夕美の推しである神原社長が待っていたというオチだった。
神原がワインをテイスティングしている様子をぼんやり見つめる。
母の話が本当なら、夕美の見合いの相手が神原ということになるのだが……。
「ドレスアップしてきてくれたんだね、ありがとう」
ギャルソンがテーブルを去った後、夕美のワンピースに目をやった神原が微笑む。その言葉が嬉しくてキュンとしてしまうが、今はそんなことを感じている場合ではない。
「いえ、そんな……。じゃなくてですね、今日は私、両親にお見合いをしろと言われてここに来たんです」
「うん」
微笑んだ神原が夕美の言葉にうなずく。
いつもに増して品の良いスーツの袖口から、社員ちにプレゼントされた腕時計が見えた。神原は本当に気に入ったのか、あれ以来ずっとこの時計を着けている。
「ここに来ればわかると言われて、相手のお名前は知りませんでした。それで先ほど、社長は私を待っていたとおっしゃいましたが……、社長のご用件は私のものとは違いますよね?」
落ち着き払った様子でいる神原に、夕美は恐る恐る尋ねた。
目の前にいるこの素晴らしく素敵な男性が、自分とお見合いなどするわけがないのだから。
「僕も君と同じ用件だよ?」
夕美の疑問を拒否するかのように、神原がキョトンとした顔でこちらを見た。
「え……」
「君とお見合いするために、僕はここへ来たんだ」
ニコッと笑われて、夕美の感情がショートしそうになる。
「そ、そんな……! いったい何があったんでしょうか? うちの両親がさぞ失礼なことを言ったんでしょうが、本気にしないでください……! 無理やりこんなところまで、社長にご足労いただくなんて――」
「違うよ」
肘をつき、顔の前で両手を組んだ神原が、真剣な顔で夕美を見つめた。
「違う、とは……?」
夕美は彼の視線に囚われ、それ以上言葉が出ない。
「僕が君のご両親にお願いしたんだ。君とお見合いをさせてくださいって」
「……」
「奥寺さん?」
「……」
「奥寺さん、大丈夫? 具合悪いの?!」
動揺した神原が椅子から立ち上がり、夕美のそばに駆け寄る。彼の手が夕美の肩に触れようとしたところで、どうにか正気が戻ってきた。
「いえっ! あ……、す、すみませ……、驚きすぎて意識が飛んじゃって……あ、わわ……!」
「本当に? 気持ちが悪いとか、どこか痛いとかはないの?」
「大丈夫です、すみません……!」
ホッと息を吐いた神原は自分の席に戻り、夕美を見てクスッと笑った。
「あわわって言う人、現実で初めて見たよ」
「私も漫画以外では見たことないです。……ってそうじゃなくて! 社長はこんな冗談をおっしゃる方でありませんよね? 何かよほどのワケがあってここにいらっしゃるんですよね?」
息を切らせて夕美が訴え終わった時、料理が運ばれ、会話が途切れる。
大きな真っ白いお皿に美しく盛られた宝石のようなアミューズを前にして、夕美は身じろぎもできずにいた。
「奥寺さん」
ふたりきりになったとたん、神原に名を呼ばれる。
「は、はい」
神原の表情から笑みは消え、真剣なまなざしがこちらへ向けられていた。
「僕と、結婚を前提にお付き合いしてくださいませんか」
「っ!!」
今度こそ失神しそうになり、夕美はテーブルに両手をついた。
「おっ、お言葉ですが、本気でおっしゃっているんですか? 社長が私と、けっ、結婚だなんて、何を……っ!」
「おかしいかな? 僕は本気なんだけど……」
動揺しすぎて噛みまくる夕美に、神原が不思議そうな声で問う。
「とりあえず食べながら話そうか。美味しそうだよ、これ」
「え、あ……はい。では、いただきます……」
お皿の上にちょこんと盛られた前菜を口に入れる。ほどよい塩気とねっとりした食感の温かいフォアグラのムースに、黒トリュフがのっていた。
「お、美味しい~~!」
神原の言葉に戸惑っていた夕美だが、あまりの美味しさに思わず声を上げてしまう。
星のついたレストランなのだから、驚嘆するのは当然ではあるが……。
「うん、美味いね。初めて来た店だが、雰囲気もいい」
満足げに個室内を見回した神原は、夕美に視線を戻し、真剣な声を出した。
「どうして今日、僕がここに来たのか。君のご両親との関係も、全部聞いてほしい」
今日は朝から寒く、夜遅くに雪が降るという予報だった。
夕暮れも過ぎた頃、街ゆく人々に交ざって夕美も歩道を進む。あちらこちらの店から、楽しげなクリスマスソングが流れていた。
夕美は寒さに身を縮ませながら、指定された南青山のフレンチレストランの前で足を止める。
(待ち合わせの場所はこのお店……。変な人だったらすぐに帰ろう)
夕美は気合を入れて店内に入った。
手荷物とコートをレセプションに預け、ギャルソンの案内で個室へ案内される。
結婚式以外でフレンチを食べることなどなかった夕美は、緊張しながら部屋に進んだ。
「失礼いたします。お客様をご案内いたしました」
「ありがとうございます」
聞き覚えのある声に顔を上げると、そこにはなぜか夕美の「推し」がいる。
「こんばんは、奥寺さん」
笑みを浮かべた神原社長に、夕美はついうっとりしそうになるが、慌てて頭を下げた。
「しゃ、社長……! あの、すみません私、お部屋を間違えたようで……! お邪魔しました!」
椅子を引いて夕美を待っていてくれたギャルソンは、戸惑った表情でふたりを交互に見る。
おかしな空気が流れそうになった時、神原が優しい声で答えた。
「間違えてないよ? 僕は奥寺さんを待ってたんだから」
「えっ!?」
「ほら、座って。一緒にアペリティフを飲もう」
「あのっ、あ……いえ、わかりました」
何がなんだかわからないが、とりあえず言われるがままに着席した。
乾杯した食前酒を口に付け、夕美はここに来たいきさつを丁寧に思い浮かべる。
――先週、実家の母から夕美のスマホに電話があった。
『それで、夕美に会って欲しい人がいるのよ。レストランの名前を教えるからメモしてちょうだい』
「急に電話なんてしてきたと思ったら、どういうこと? 知らない人と食事になんて行きたくないんだけど」
突然の母の提案に状況が飲み込めず、強く問い返す。
『夕美もよく知っている人だから大丈夫よ。その人とお見合いしなさい』
衝撃の言葉を受けてスマホを落としそうになった。
「……は、はあああ?! 何言ってんの、私がお見合い?! そんなこと勝手に決めないで――」
『彼氏はできたの?』
「え」
『お付き合いしてる人はいるのかって聞いてるの! あなた、大学生の時もいろんなものに夢中になって、彼氏のかの字も聞こえてこなかったじゃない。まさかまだアイドル追っかけてるんじゃないでしょうね?』
「それはとっくにやめてるってば。……彼氏はいないけど」
ボソッとつぶやいた夕美の言葉に、母がため息を漏らした。
『お母さんたちだって、夕美に家を継ぎなさいなんて言ってるわけじゃないんだから、お見合いするくらい、親の言うことを聞いてくれてもいいでしょう』
「まさか、お父さんも賛成してるの?」
『それがね、お父さんのほうが乗り気なのよ』
母の声が嬉しそうなものに変わった。
『もちろんお母さんも賛成。あんなに素敵な人が夕美の旦那さんだったら、お母さんも安心だもの』
「その人って、ロッジのお客さん? お母さんたちと私の共通の知り合いなんてそれくらいしかいないよね?」
両親は長野県にある山の麓でロッジを経営している。そこが夕美の実家だ。
稼ぎ時は夏と冬。夏はハイキングや登山客、年末年始はスキー客で満室になる。
夕美は夏休みと年末年始に帰るとロッジを手伝っているので、常連客の顔ぶれはなんとなく覚えているが、見合い相手と言われると心当たりがない。
『行けばわかるわよ。夕美が大変お世話になっている人だから。とりあえずお見合いの場所を教えるわね』
夕美が無理だと思ったら、すぐに帰って良いという相手の了承も得ているらしい。
だが、どうしても母は「当日のサプライズ」と言うばかりで相手の名前を教えてくれず、とうとう当日を迎えてしまったのである。
そして実際に来てみたら、夕美の推しである神原社長が待っていたというオチだった。
神原がワインをテイスティングしている様子をぼんやり見つめる。
母の話が本当なら、夕美の見合いの相手が神原ということになるのだが……。
「ドレスアップしてきてくれたんだね、ありがとう」
ギャルソンがテーブルを去った後、夕美のワンピースに目をやった神原が微笑む。その言葉が嬉しくてキュンとしてしまうが、今はそんなことを感じている場合ではない。
「いえ、そんな……。じゃなくてですね、今日は私、両親にお見合いをしろと言われてここに来たんです」
「うん」
微笑んだ神原が夕美の言葉にうなずく。
いつもに増して品の良いスーツの袖口から、社員ちにプレゼントされた腕時計が見えた。神原は本当に気に入ったのか、あれ以来ずっとこの時計を着けている。
「ここに来ればわかると言われて、相手のお名前は知りませんでした。それで先ほど、社長は私を待っていたとおっしゃいましたが……、社長のご用件は私のものとは違いますよね?」
落ち着き払った様子でいる神原に、夕美は恐る恐る尋ねた。
目の前にいるこの素晴らしく素敵な男性が、自分とお見合いなどするわけがないのだから。
「僕も君と同じ用件だよ?」
夕美の疑問を拒否するかのように、神原がキョトンとした顔でこちらを見た。
「え……」
「君とお見合いするために、僕はここへ来たんだ」
ニコッと笑われて、夕美の感情がショートしそうになる。
「そ、そんな……! いったい何があったんでしょうか? うちの両親がさぞ失礼なことを言ったんでしょうが、本気にしないでください……! 無理やりこんなところまで、社長にご足労いただくなんて――」
「違うよ」
肘をつき、顔の前で両手を組んだ神原が、真剣な顔で夕美を見つめた。
「違う、とは……?」
夕美は彼の視線に囚われ、それ以上言葉が出ない。
「僕が君のご両親にお願いしたんだ。君とお見合いをさせてくださいって」
「……」
「奥寺さん?」
「……」
「奥寺さん、大丈夫? 具合悪いの?!」
動揺した神原が椅子から立ち上がり、夕美のそばに駆け寄る。彼の手が夕美の肩に触れようとしたところで、どうにか正気が戻ってきた。
「いえっ! あ……、す、すみませ……、驚きすぎて意識が飛んじゃって……あ、わわ……!」
「本当に? 気持ちが悪いとか、どこか痛いとかはないの?」
「大丈夫です、すみません……!」
ホッと息を吐いた神原は自分の席に戻り、夕美を見てクスッと笑った。
「あわわって言う人、現実で初めて見たよ」
「私も漫画以外では見たことないです。……ってそうじゃなくて! 社長はこんな冗談をおっしゃる方でありませんよね? 何かよほどのワケがあってここにいらっしゃるんですよね?」
息を切らせて夕美が訴え終わった時、料理が運ばれ、会話が途切れる。
大きな真っ白いお皿に美しく盛られた宝石のようなアミューズを前にして、夕美は身じろぎもできずにいた。
「奥寺さん」
ふたりきりになったとたん、神原に名を呼ばれる。
「は、はい」
神原の表情から笑みは消え、真剣なまなざしがこちらへ向けられていた。
「僕と、結婚を前提にお付き合いしてくださいませんか」
「っ!!」
今度こそ失神しそうになり、夕美はテーブルに両手をついた。
「おっ、お言葉ですが、本気でおっしゃっているんですか? 社長が私と、けっ、結婚だなんて、何を……っ!」
「おかしいかな? 僕は本気なんだけど……」
動揺しすぎて噛みまくる夕美に、神原が不思議そうな声で問う。
「とりあえず食べながら話そうか。美味しそうだよ、これ」
「え、あ……はい。では、いただきます……」
お皿の上にちょこんと盛られた前菜を口に入れる。ほどよい塩気とねっとりした食感の温かいフォアグラのムースに、黒トリュフがのっていた。
「お、美味しい~~!」
神原の言葉に戸惑っていた夕美だが、あまりの美味しさに思わず声を上げてしまう。
星のついたレストランなのだから、驚嘆するのは当然ではあるが……。
「うん、美味いね。初めて来た店だが、雰囲気もいい」
満足げに個室内を見回した神原は、夕美に視線を戻し、真剣な声を出した。
「どうして今日、僕がここに来たのか。君のご両親との関係も、全部聞いてほしい」
23
お気に入りに追加
92
あなたにおすすめの小説
鬼上司の執着愛にとろけそうです
六楓(Clarice)
恋愛
旧題:純情ラブパニック
失恋した結衣が一晩過ごした相手は、怖い怖い直属の上司――そこから始まる、らぶえっちな4人のストーリー。
◆◇◆◇◆
営業部所属、三谷結衣(みたに ゆい)。
このたび25歳になりました。
入社時からずっと片思いしてた先輩の
今澤瑞樹(いまさわ みずき)27歳と
同期の秋本沙梨(あきもと さり)が
付き合い始めたことを知って、失恋…。
元気のない結衣を飲みにつれてってくれたのは、
見た目だけは素晴らしく素敵な、鬼のように怖い直属の上司。
湊蒼佑(みなと そうすけ)マネージャー、32歳。
目が覚めると、私も、上司も、ハダカ。
「マジかよ。記憶ねぇの?」
「私も、ここまで記憶を失ったのは初めてで……」
「ちょ、寒い。布団入れて」
「あ、ハイ……――――あっ、いやっ……」
布団を開けて迎えると、湊さんは私の胸に唇を近づけた――。
※予告なしのR18表現があります。ご了承下さい。
隠れドS上司の過剰な溺愛には逆らえません
如月 そら
恋愛
旧題:隠れドS上司はTL作家を所望する!
【書籍化】
2023/5/17 『隠れドS上司の過剰な溺愛には逆らえません』としてエタニティブックス様より書籍化❤️
たくさんの応援のお陰です❣️✨感謝です(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
🍀WEB小説作家の小島陽菜乃はいわゆるTL作家だ。
けれど、最近はある理由から評価が低迷していた。それは未経験ゆえのリアリティのなさ。
さまざまな資料を駆使し執筆してきたものの、評価が辛いのは否定できない。
そんな時、陽菜乃は会社の倉庫で上司が同僚といたしているのを見てしまう。
「隠れて覗き見なんてしてたら、興奮しないか?」
真面目そうな上司だと思っていたのに︎!!
……でもちょっと待って。 こんなに慣れているのなら教えてもらえばいいんじゃないの!?
けれど上司の森野英は慣れているなんてもんじゃなくて……!?
※普段より、ややえちえち多めです。苦手な方は避けてくださいね。(えちえち多めなんですけど、可愛くてきゅんなえちを目指しました✨)
※くれぐれも!くれぐれもフィクションです‼️( •̀ω•́ )✧
※感想欄がネタバレありとなっておりますので注意⚠️です。感想は大歓迎です❣️ありがとうございます(*ᴗˬᴗ)💕
恋は秘密のその先に
葉月 まい
恋愛
秘書課の皆が逃げ出すほど冷血な副社長
仕方なく穴埋めを命じられ
副社長の秘書につくことになった
入社3年目の人事部のOL
やがて互いの秘密を知り
ますます相手と距離を置く
果たして秘密の真相は?
互いのピンチを救えるのか?
そして行き着く二人の関係は…?
【R18】鬼上司は今日も私に甘くない
白波瀬 綾音
恋愛
見た目も中身も怖くて、仕事にストイックなハイスペ上司、高濱暁人(35)の右腕として働く私、鈴木梨沙(28)。接待で終電を逃した日から秘密の関係が始まる───。
逆ハーレムのチームで刺激的な日々を過ごすオフィスラブストーリー
法人営業部メンバー
鈴木梨沙:28歳
高濱暁人:35歳、法人営業部部長
相良くん:25歳、唯一の年下くん
久野さん:29歳、一個上の優しい先輩
藍沢さん:31歳、チーフ
武田さん:36歳、課長
加藤さん:30歳、法人営業部事務
冷徹秘書は生贄の恋人を溺愛する
砂原雑音
恋愛
旧題:正しい媚薬の使用法
……先輩。
なんて人に、なんてものを盛ってくれたんですか……!
グラスに盛られた「天使の媚薬」
それを綺麗に飲み干したのは、わが社で「悪魔」と呼ばれる超エリートの社長秘書。
果たして悪魔に媚薬は効果があるのか。
確かめる前に逃げ出そうとしたら、がっつり捕まり。気づいたら、悪魔の微笑が私を見下ろしていたのでした。
※多少無理やり表現あります※多少……?
イケメンエリート軍団の籠の中
便葉
恋愛
国内有数の豪華複合オフィスビルの27階にある
IT関連会社“EARTHonCIRCLE”略して“EOC”
謎多き噂の飛び交う外資系一流企業
日本内外のイケメンエリートが
集まる男のみの会社
唯一の女子、受付兼秘書係が定年退職となり
女子社員募集要項がネットを賑わした
1名の採用に300人以上が殺到する
松村舞衣(24歳)
友達につき合って応募しただけなのに
何故かその超難関を突破する
凪さん、映司さん、謙人さん、
トオルさん、ジャスティン
イケメンでエリートで華麗なる超一流の人々
でも、なんか、なんだか、息苦しい~~
イケメンエリート軍団の鳥かごの中に
私、飼われてしまったみたい…
「俺がお前に極上の恋愛を教えてやる
他の奴とか? そんなの無視すればいいんだよ」
ワケあり上司とヒミツの共有
咲良緋芽
恋愛
部署も違う、顔見知りでもない。
でも、社内で有名な津田部長。
ハンサム&クールな出で立ちが、
女子社員のハートを鷲掴みにしている。
接点なんて、何もない。
社内の廊下で、2、3度すれ違った位。
だから、
私が津田部長のヒミツを知ったのは、
偶然。
社内の誰も気が付いていないヒミツを
私は知ってしまった。
「どどど、どうしよう……!!」
私、美園江奈は、このヒミツを守れるの…?
副社長氏の一途な恋~執心が結んだ授かり婚~
真木
恋愛
相原麻衣子は、冷たく見えて情に厚い。彼女がいつも衝突ばかりしている、同期の「副社長氏」反田晃を想っているのは秘密だ。麻衣子はある日、晃と一夜を過ごした後、姿をくらます。数年後、晃はミス・アイハラという女性が小さな男の子の手を引いて暮らしているのを知って……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる