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世界を決める者
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ということで前回まで、文筆業を腐らせているとして一部の無学な作者(第1~第4の愚者集団)が書いたラノベ作品をさんざんに言ってきたが、じゃあ具体的に何がダメなのかを解説していこうと思う。とは言え、この闘いを吹っかけておいて何なのだが、この闘いは正しいのかがよく分からなくなってきた。そうは言っても一部の悪貨が他の良貨を駆逐していることは紛れもない事実だと思うので、攻撃の手は退かない。少なくとも悪貨が悪貨でなくなる時まで。
では、解説をしていく。まずは物語の中核・主人公についてだ。主人公は大げさな話、世界の中心である。そうではないか。主人公を中心に物語が動いているのだから。「主人公」それすなわち「世界を決める者」であるとも言える。
然るに、一部の無学な作者(第1~第4の愚者集団)(以下全章において『悪貨』と表す)はこの「世界を決める者」・主人公のポジションを勘違いしているのではないかと思っている。少なくとも、カクヨムから出ているラノベの作者はその気があるのではないか、とも。
カクヨムの総合累計ランキングは、まさに書籍化作品のたまり場だ。僕は韡乖《さかもと》(多喜川の前身・フォロワーは30人もつかずに終わったが、この評論ではよく出てくる)の名前で活動していたとき、この「偉大な」作品たちのたまり場に入ったことがある。とにかくフォロワーが付く作品を書きたかったのだ。
だが、一時間としないうちに出てきてしまった。なんだこれは。それがその時韡乖の感じたものの全てだ。とにかく発想が陳腐で、しかもそれをよしとしている。主人公は作者の欲望と化し、世界のすべてが主人公のためにあるかのように矛盾が満ちあふれている。
むろん、そんな状態にするためにきちんとした過程を十分に描けているなら良い。だがそれすらもないのが『悪貨』の描く作品なのである。しかも驚くことにそれが書籍化まで行っているのだ。嘘だと思えばこのリンクに飛べばいい。
https://kakuyomu.jp/rankings/all/entire
まあまともに本を読んでいるものなら一時間ももたないだろう。このランキング上位ほとんどがそういう設定なのだから。先ほどもう一回行ったが即吐き気がした。あそこはもはやゴミ置き場にも等しい場所だ。
どうにかこの『悪貨』を根絶出来ないものだろうか。
(次回に続く)
では、解説をしていく。まずは物語の中核・主人公についてだ。主人公は大げさな話、世界の中心である。そうではないか。主人公を中心に物語が動いているのだから。「主人公」それすなわち「世界を決める者」であるとも言える。
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カクヨムの総合累計ランキングは、まさに書籍化作品のたまり場だ。僕は韡乖《さかもと》(多喜川の前身・フォロワーは30人もつかずに終わったが、この評論ではよく出てくる)の名前で活動していたとき、この「偉大な」作品たちのたまり場に入ったことがある。とにかくフォロワーが付く作品を書きたかったのだ。
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