無知な中学生が現状を斬ってみただけのハナシ

ラノベ論（転生篇）

と言うわけで、前回はラノベの中でも主に吐き気のするラブコメについて説明したが、今回はラノベの本丸と言っても過言ではない「異世界転生モノ」
を斬っていこうと思う。と、その前に。
前回分を上げてワークスペースを覗いたら既に400pvを超えていた。こんな暴論が3日足らずで400pv…。まさに現状へ危機感を抱いている同志が少なくないことを示す紛う事なき証拠である。このままこの評論がラノベ勢にも読まれることを願ってやまない。

まずはその暴論から敢えて言おう。
「今どきの異世界転生は、死による現実放棄をストレートに言わない形で推奨する自殺教唆罪の産物である。」
だってそうではないか？こういう作品たちは示し合わせたが如くうだつの上がらない主人公を死なせ、異世界へ転生させる。しかもその異世界は決まって主人公が特別になれるという接待異世界と来た。
まあ確かに仏教でもキリスト教でも、死んだら極楽浄土とか天国へ転生できるって言っていたよ？でもそこに「誰か一人が特別だ」という教えはない。みんな平等であるという教えだったはずだ。
前回でも述べたが、作品とは良くも悪くも作者が反映されるものだ。然るに、これらの作品を書く作者たち（特別に第3の愚者集団と呼んでやろう）はこの世の不条理に不満を持っていると言える。だからこそ自分に都合のいい世界を作っているのだと僕は思っている。

だからこそ僕は敢えて物申す。
「この世界の不条理に抗えないのなら、諦めて受け入れろ」
と。
確かにこの世界は不平等だ。国民が汗水流して稼いだカネは誰とは言わん買収で起訴された犯罪議員の退職金に充てられ義侠のかけらもない愚者たちが楽して大金を稼いでいる。

だからこそである。今こそ立ち上がる時なのだ。本気で世界の不条理に抗いたいのなら、その見るに耐えない駄文を今すぐに棄て、もう少しましなやり方で闘ってみろ。「そんなすぐに一人では抗えない！」と言うのなら、この多喜川亮磨に掴まって抗え。僕はそんな者たちを同志として歓迎する。

最後にもう一度。
闘え。この世界と。