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ネットは作家デビューの場ではない
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さて前回は「拾い上げ」について解説したが、別に書籍化へのルートは何も「拾い上げ」だけではない。コンテストだって立派な書籍化へのルートである。が、ここで一つ外訪氏の言葉を使わせていただく。
「カクヨムは作家デビューの場ではない」
上のことを踏まえた上で以下を読んで欲しい。
ということでコンテスト(カクコン)の話へ移る。カクコンは中間選考がこの間発表された。あえて先に告白しておくと、僕は出した作品が短編の中間選考を通過している。まずはこれを知って以下に書くことが私怨ではないことを悟ってほしい。
※ここでいうカクコンは主に長編を指すが、まあ両方指していると捉えてもらっても問題はない。
カクコンは便利なものである。なにせ入賞したらその時点でほぼ書籍化は確定するのだ。今のところここまで容易い書籍化方法は他にない(公募に出しても書籍化されるのは一作のみ(まあランキング操作をするような奴らはその限りではないのだが))。
だが一つだけ問題もある。この世に完璧なものなど存在しないのだが、このカクコンの問題はコンテストとして致命的だと言っても過言ではない。それは、
『中間選考=読者選考である』という問題なのだ。
―――つまりランキングの順位を上げればいいということになる。
「ということは前々回のような形でランキング操作をする人達が無双するのか?」
—―外れである。操作をするような奴らは拾い上げを待った方が早いからだ。
「じゃあどんな奴が強いの?」
――ランキング操作系統で言えば、「相互評価する奴」になる。
相互評価の手法についてはまた次回。
(次回に続く。)
「カクヨムは作家デビューの場ではない」
上のことを踏まえた上で以下を読んで欲しい。
ということでコンテスト(カクコン)の話へ移る。カクコンは中間選考がこの間発表された。あえて先に告白しておくと、僕は出した作品が短編の中間選考を通過している。まずはこれを知って以下に書くことが私怨ではないことを悟ってほしい。
※ここでいうカクコンは主に長編を指すが、まあ両方指していると捉えてもらっても問題はない。
カクコンは便利なものである。なにせ入賞したらその時点でほぼ書籍化は確定するのだ。今のところここまで容易い書籍化方法は他にない(公募に出しても書籍化されるのは一作のみ(まあランキング操作をするような奴らはその限りではないのだが))。
だが一つだけ問題もある。この世に完璧なものなど存在しないのだが、このカクコンの問題はコンテストとして致命的だと言っても過言ではない。それは、
『中間選考=読者選考である』という問題なのだ。
―――つまりランキングの順位を上げればいいということになる。
「ということは前々回のような形でランキング操作をする人達が無双するのか?」
—―外れである。操作をするような奴らは拾い上げを待った方が早いからだ。
「じゃあどんな奴が強いの?」
――ランキング操作系統で言えば、「相互評価する奴」になる。
相互評価の手法についてはまた次回。
(次回に続く。)
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