異世界で『索敵』スキルが最強なの? お前らの悪事は丸っと全てお見通しだ!

花咲一樹

文字の大きさ
48 / 76
第三章

第47話 帝国に行くの?

しおりを挟む
「サツキサン。帝国の様子はその後どんな感じ?」

 皇帝の葬儀も終わり、帝国内は次期皇帝を巡る御家騒動で大分バタバタしている。第1帝位継承権を持つ皇太子は3日前に謎の死を遂げた。同様に第2皇子、第1皇姫、第3皇子、更には第1皇后、第2皇后迄もが死を遂げている。言わずもがなの暗殺戦争が繰り広げられていたのだ。

 そんな折、一羽の速鳥が帝国より一通の手紙をくわえ俺の元に飛んで来た。差出人はマドラキア帝国第2皇姫カトレア。先に死亡した第2皇后の長女で、やはり死亡した第3皇子を兄に持つ彼女は、どういった経緯で俺の事を知ったのかは不明だが俺に救済を求めて来たのだ。

 マドラキア帝国の帝位継承権は男女問わず長子先継のようだ。異母兄姉や実兄が暗殺された今、カトレア姫は帝位継承権1位になっている。既に母親も殺害されている現状に於いて彼女が暗殺されるのも時間の問題といえる。

「メイアさん、カトレア姫の人となりはどんな感じか知ってる?」

 俺はノワールの塔の執務室でメイアさんと新藤君を呼び寄せ、カトレア姫からの要請について相談をしていた。

「カトレア姫は穏やかな性格で争い事を嫌い、花や詩を愛でると聞き及んでいます」

 いわゆる文学系少女って感じかな?

「手紙では亡命を希望しているけど、流石に此れは厳しいよね」

 俺はカトレア姫からの手紙を机の上に置く。因みに此の国の文字は大分読み書き出来る様になった。カトレア姫は気を使ってラグナドラグーンの文字で手紙を書いてくれていたので、俺でも読む事が出来た。

「だな。マドラキア帝国の皇姫の亡命に手を貸したとなれば、次期皇帝に大義名分を与えかねない。お隣のエジアナは帝国寄りだ。皇姫奪還等と称してエジアナが攻めいってくる可能性も有る」

 新藤君もヤバいと進言してくれた。

「では、カトレア姫からの要請は座視致しますか?」
「其れも忍びないよね。マドラキア帝国内で遠方に逃がしてあげる事ぐらいなら問題無いと思うんだけど、どうかな?」

 俺の提案に二人は同意してくれた。

「サツキサン、カトレア姫の様子を見てみよう」
「イエス、マスター」
「ワールドビジョン!」

 マドラキア帝国の帝都オルマルクは、現世で言うところのロシア連邦の真ん中辺りにあるタタールスタン共和国の首都カザン辺りに位置している。時差にして約2時間有り、ラグナドラグーンはまだ3時だが、オルマルクは夕方5時となる。

 その部屋は日暮れを間近に控え、明かりの灯火も無く薄暗かった。
 窓際に有る肘掛け椅子に座り窓の外を見ている少女、カトレア姫。
 第2皇后の館だけありかなり広い。帝位継承権1位に上がってしまった少女に待つのは暗殺者だけなのだろう。使用人達は遠ざけられたのか、自ら去ったのかは不明だが、建物内にはカトレア姫を含めても4人しかいなかった。

「屋敷には怪しい奴もいないようだし、行ってみようと思う」
「オルマルク迄はかなり遠いが行けるのか?」

 ラインハイネからオルマルク迄はおよそ2500キロ。今迄に無い超距離のテレポートになる。

「岡本さんに手伝って貰うよ」

 岡本さんのスキルは【魔力補助】。魔力補給専門で魔力量は裏メイド隊30名の其れよりも多い。しかし岡本さんは一切の魔法が使えない。新藤君は「使えなくさせられているんじゃないか」と何者かの関与を疑っている。

「護衛は如何致しますか?」
「行くのは俺、彩月、岡本さん、護衛にメイアさん、葵さん、アイシャさんでどうかな?」
「アイシャは今朝から生理痛で体調が万全ではありません」
「あらま(苦笑い)。それじゃ誰がいいかな?」
「カーシャで宜しいでしょうか」
「お願いするよ」

 其の1時間後、俺達はマドラキア帝国の帝都にあるカトレア姫の元へ超距離移動をする。

 ◆

「大丈夫、岡本さん?」

 俺は魔力消費した岡本さんに声をかけた。

「全然平気だよ」
「ありがとう岡本さん。凄く楽に跳べたよ」

 俺達はカトレア姫の邸宅の裏手に跳んできた。辺りは既に暗闇に閉ざされている。俺の索敵で周囲を警戒するが特に問題は無い。

「如何にして中に入りますか?」
「多分だけど、中の人達はカトレア姫が俺に手紙を宛てた事は知っているはずだ。だから素直に玄関から行こうと思う」

 館の周辺も索敵したが見張られている様子も無い。変に館内に潜入するよりも表玄関からの方が印象も良いだろう。

 ◆

 俺が扉を叩くとしばらくして年老いた執事が顔を出した。

「私はラグナドラグーンのライト・サクライと申します。先ほどカトレア皇姫様よりお手紙を頂きました。皇姫様にお目通りは叶いますか?」

 白髭を蓄えた老執事は目を大きく見開き、そりゃあもうビックリって顔で俺を見ているよ?

「さ、サクライ閣下であられますか?」
「はい(ニコ)」
「け、今朝に速鳥に手紙を持たせたのですが……」
「はい。先ほどお手紙を受け取り、此方の状況を確認しましたところ、一刻も早い方が良いかと思い、夜に差し掛かる時間ではありますが、ご訪問させて頂きました」
「…………。お噂通りの疾風迅雷……。ささ、どうぞ中へとお入り下さい」

 老執事は俺を疑う事無く中へと通してくれた。彼のオーラは薄いピンク。信用して大丈夫だ。

 俺達は応接室へと通された。豪華な造りの部屋だが、窓には光が漏れない様に雨戸以外にも木を打ち付けてある。僅かばかりの暗殺対策であろう。

 老執事がお茶を持って来たタイミングでカトレア姫も応接室へと入って来た。
 綺麗な長い銀髪を頭の上で結ってあり、白い肌に大きな青い瞳、清楚なお姫様感を漂わせている。

「遠ぉいところ~、出向いて頂き~まして~、ありがとおぅございますぅ~」

 カトレア姫はゆっくり口調で、ゆっく~りとお辞儀した。
 うん。皇帝になっちゃダメな子かも?

 俺達は席から立ち上がりカトレア姫にお辞儀をした。

「私はラグナドラグーンのライト・サクライ。他の者は私の護衛です」

 正確には彩月と岡本さんは護衛ではないが、特に説明する必要は無いだろう。

 カトレア姫と俺達は着席した。テーブルの上には老執事がお茶とお茶菓子を並べ始める。

「早速ですが、お手紙にありました亡命の件ですが、お請けする事は出来ません」
「そうですか~(ニコ)」

 待て待て、其処はニコじゃないよね?
 俺はピンクのオーラで微笑んでいるカトレア姫をまじまじと見てしまった。何故にニコなの?

「ほ~ら爺~~、私の言った通ぉりではないですかぁ~」

 老執事は頭を下げた。しかし彼のオーラが薄いピンクである事は、俺達に対する期待がある証拠だ。断るだけなら此処に来る必要は無い。彼は其れが分かっていた。

 やっぱり釣られたかな?

 俺は老執事に質問をした。

「帝国が何故私の事を知っているのですか?」
「サクライ閣下は此方でも有名なお方です。アルフィーナ王女殿下の誘拐救出から始まり、魔人国侵攻阻止、魔人国の大地震での救援活動等は此方の耳にも届いておりました。
 神の目を持つサクライ閣下ならば帝国の状況も丸ッと全てお見通しとお見受け致しますが」

 老執事の言う『此方』とは帝国の諜報機関の事だろう。

「爺は昔ぃ~、諜報機関の長官を~、してたんですよぉ」
「はい、知り合いからナイトウイングスがとんでもない事になっていると伺っておりました。私が長官を務めていた頃も先代の隊長には大分してやられていましたが(笑)」

 先代隊長って事はナタリアさんの事だね(苦笑い)。

「ご説明ありがとうございます。では此方からのご提案ですが、カトレア皇姫様を帝国内の遠方へとお連れするというのは如何でしょうか?」
「……可能なのですか?帝都オルマルクから抜け出すにはいささか監視の目が厳しい状況ですが……」
「ブラックオニキスですか?」
「其処までご存知でしたか」

 マドラキア帝国はイルフィニス女神を祀る聖イルフィニス教会が大きな力を持っている。現状で第3帝位継承権を持つルバルト皇子の後見人に大司教ガランとなっていた。そして暗殺集団ブラックオニキス【黒き爪】は聖イルフィニス教会の暗部である。

 俺とサツキサンの調査で第4皇后のクリネアは2年程前から大司教ガランと関係を持っていた事が分かった。詰まる所、皇帝の急死から皇太子達の死亡含め第4皇后と大司教のシナリオの可能性がかなり高い。

 現状での第1継承権を持つカトレア姫、第2継承権を持つカリス皇子を排除出来れば、第3継承権のルバルト皇子が皇帝となる。

 正統な継承権を持つカトレア姫が仮に皇帝に名乗り上げても、後ろだてが無い彼女を潰す事は容易い。一方第2継承権のカリス皇子には後見人にデリアンデス元帥が付き軍部が背後にいる。第4継承権以下の皇子皇姫はほぼ継承権を放棄状態にあり、実質的にはカリス皇子とルバルト皇子の対立図と言えた。

「ブラックオニキスの行動は此方の監視下に有ります。帝都を抜け出す程度で有れば問題ありませんよ」

 帝都に来る前にカリス皇子陣営とルバルト皇子陣営の要人はサツキサンがマークしてある。其の中にはブラックオニキスのメンバーも含まれていた。

「……神の目とは何処まで見渡しているのですか?(冷汗)」

 老執事は俺の目をじっと見て唾を飲み込む。

「其れはナイショです(ニコ)」
「姫様、サクライ閣下の申し出をお請け致しましょう。帝都から離れれば姫様のお命を狙う者もいなくなります」

 老執事がカトレア姫に進言する。俺とメイアさんは分かっていた。手紙を出す様に進言し、亡命をさせようとしたのは老執事だ。しかしカトレア姫には違う狙いがある。だからカトレア姫が口にする言葉は……。

「爺ぃ~、私は帝都を離れませんよぉ~」

 だよね~~~(苦笑)。

 俺達は帝国に来る前にカトレア姫についても調査をしていた。

 現帝位継承権1位の彼女に何故後見人がいないのか。
 兄である第3皇子の後見人には軍部第2大隊の将軍一派がついていたが、皇子が暗殺された事により、軍部は一丸となり現帝位継承権第2位のカリス皇子についている。

 現状で暗殺対象のナンバー1である彼女に軍部が付く事を嫌った。仮に彼女が暗殺された場合に、軍部が三度鞍替えをする事を嫌ったのだ。

 また、神輿を決めていない宰相一派が彼女に付いたとしても暗殺者から彼女を守る力は宰相一派には無い。其のため宰相一派は現状では様子見を決め込んでいる。

 しかし、カトレア姫は後見人がいない事が幸いして、今のところ暗殺されていないとも言えた。

 他にも色々調べたが、特に目を引いたのは彼女のメモ帳だ。其の中に帝国の国政や外交、南方での武力侵攻等を俯瞰的な視点での状況分析と自分ならこうする等のコメントを書き留めていた。

 武力侵攻に於いては作戦を止め、其の資金を肥沃な土地を持つ地方に割り当て、国内での農作物生産量の向上について記されていた。俺的には好感出来る政策案だ。

 とまぁ色々と調べてみたものの、流石に「ですぅ~」少女迄は調べきれ無かったね……(苦笑い)。

「私ぃは~、帝都ぉを~、離れませんよぉ~」
「しかし、其れでは姫様の身に危険が……」
「大ぁぃ丈ぉ夫ぅですよぉ~。大司教様にぃ、お手紙ぃを出す事にぃしましたぁ」

「手紙ですか?」

 俺もカトレア姫に確認してしまった。

「はいぃ~(ニコ)」

しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる

仙道
ファンタジー
 気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。  この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。  俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。  オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。  腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。  俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。  こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。 12/23 HOT男性向け1位

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

ユーヤのお気楽異世界転移

暇野無学
ファンタジー
 死因は神様の当て逃げです!  地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

処理中です...