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第三章

兎47羽 いいか!メロンが七分に他が三分だ!

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 鍾乳洞には入らずに岩山のゴツゴツした山肌を見ながら右手の山腹を僕達は歩いていた。兎耳じゃないと聞き取れない小さな謎の女の人の声が其方そちらから聞こえて来たからだ。

 そして僕達の目の前には岩山から下半身だけが突き出している人?緑の短いスカートから白く細く綺麗な足がバタバタしている……?更に白いパンツが丸出しで心躍る光景だ!

 あれ?世界が急に暗くなったよ?

「そ、ソウマ君見ちゃダメです~!」
「ソウマさんが見たらR指定違反です!犯罪です!」

 えっ?白いパンツはダメなの?国民的アニメの「のみ太さんのエッチ~」ってチラパン演出あったけどアレはダメなの?子供見ちゃダメなの?じゃあ誰が見るの?オジさん?それヤバくね?

 僕はどうやらキョウカさんのリボンで顔をグルグル巻きにされているようだった。暫くして解放されると白いパンツは無くなっていて、目の前にはエルフのお姉さんがいた。どうやらキョウカさんとマリヤさんで救出したようだ。

 …………しかしエルフというのは華奢なイメージだったけど、目の前のエルフのお姉さんはダイナマイト級のメロンだ!

 大きなメロンが二つあった!

 メロンが大きすぎて他に目がいかない! メロンが七分に、他が三分。いいか! メロンが七分に、他が三分だ!!

 「痛たたたたたた」

 キョウカさんに頬を抓られたよ?

「ソウマ君見過ぎです!」
「パイハラです!あたしに対するパイハラです!」

 だ、だってメロンだよ!パッツンパッツンでもうポロりと爆発しそうなメロンなんだよ!男子高校生的にはガン見しちゃうよね?

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