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片思いの騎士様が面会謝絶。と言われても心配なので、ちょっと様子を見に行きます。
ちょっと様子を見に来ただけだったのに
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ベルンハルトの唇が舌が、エミリアの首筋に吸い付き舐め始めた。
「やあ……っ!? あ、あのあのあの! べ、ベルンハルトさまぁ!! 正気にもどってください!! おねがいです!!」
「はあ……はあ……」
エミリアが必死に訴えても、すでにベルンハルトは理性が飛んでいるようで、返ってくるのはその激しい吐息のみだった。
目はいつもの優しい瞳ではなく、狂気が宿っている。
「や……ちょ……あ……」
ベルンハルトに、大きなリップ音がするほど首筋に、何度も何度も口づけられる。
「いた……っ」
痛みを感じるほどの吸い付きに、エミリアは小さくか細い声をあげた。
「エミ、リア……はあ……」
「ベルンハルト様……?」
「バカが……どうして、来たん、だ……ッ」
「あなたが心配で……まさかこんな状態とは知らなくて……」
エミリアは、自分が看護師長の指示に従わなかった事、それにより、ベルンハルトに女性を襲わせるという不名誉な行為をさせてしまっている事、それらに対して今、自分を、責めていた。
「ごめんなさい……」
目に涙が浮かぶ。
「やめろ……今は、涙を見るのですら……」
「ベルンハルト、様?」
「――唆(そそ)られる」
ブチ……ッ!! ビリッ!!
ベルンハルトは、エミリアが身につけていたカーディガンを簡単に両手で引き裂き、その下の夜着に噛みつき食い破った。
エミリアの身につけているドッグタグが胸元でカチャリと揺れた。
「……!?」
エミリアは、何が起こったのか、気がつくまでに時間がかかった。
夜着が引き裂かれるように破れ、自分の胸や腹が露わになっているのを見て、蒼白になった。
「い……いや……っ」
エミリアは胸元を隠そうとしたが、その両腕は強い力で押さえつけられ――。
「はう……っ!?」
ベルンハルトが、片方の乳房を、しゃぶりつくかのように、口に咥えた。
その中央の突起を舐めあげ噛みつき、そして吸うを繰り返す。
ゾクゾクッ! と全身に駆け巡るなんとも言えない震えが波のように押し寄せる。
「や……やっ、やっ……や……あ……んっ」
エミリアは生まれて初めて、甘い声で鳴いた。
「やめ、やめてください、ベルンハルトさまぁ……っ」
「はあ、はあァ……」
ベルンハルトからは荒い呼吸しか返ってこない――いや、むしろエミリアの甘い声を聞いてさらに興奮したようだった。
ベルンハルトは、右手はエミリアの腕を抑えたまま、もう片方の手で空いている乳房を掴んだ。
柔らかい乳房の感覚を楽しむかのように、揉みしだく。
「あ……ああっ、だめ……あっ……ん」
だめ、と思いつつも心底ベルンハルトが好きなエミリアは、犯されつつあるというのに、激しく自分を求めてくるベルンハルトに心を奪われつつあった。
ベルンハルト様に、求められている……こんなに、激しく……。
このまま、抱かれてしまいたい……。
でも、それは、ベルンハルトの名誉を汚すことになるわ……。
それに彼の本当の気持ちでもない……。
「だ、だめです、あなたの名誉が汚れます!! ベルンハルト様……っ。どうか正気に戻ってください……」
自由なほうの片手でベルンハルトの頭に触れて、引き離そうとするが、それは無意味な力で、びくともしない。
ベルンハルトはずっと、乳房をしゃぶったまま、揉んでいた方の手をそのまま下腹部まで滑らせ、エミリアの下着をずらした。
「ああ、だめ、だめです。いけませ……っんんっ」
再びキスをされ、口内を犯される。
……こんなの、駄目……。
そう思いつつも、ベルンハルトに触られている、と思うと、身体に快感が走るのも事実で、エミリアは段々と抵抗する意思を失っていく。
ベルンハルトが、自分の足をエミリアの片足の下に差し入れ浮かせ、内股のその奥へと手を入れる。
「んぁ……っ」
敏感な場所全体を手のひらで擦られる。
ピチャピチャと音がする。
エミリアは自分でも気が付かない内に、ずいぶんと濡れていた。
そして彼の指は彼女の膣口を探し当て、容赦なく指を差し入れた。
「――っ」
痛い……! でも、ああ……、ベルンハルト様の、指が……大きな指が……!
いつも彼の大きな手に見惚れていた。
その手の平が自分の秘部をまさぐり、指を差し入れている――そう思うと、いけない……と思いつつ快感に身を委ねてしまう。
「んっ……んんー!!」
小さくて狭い彼女のナカが、何回も指を抜き差しされ、中を刺激され、弄ばれる。
痛いのに気持ちいい……。
ベルンハルト様に触られてるかとおもうと……。
エミリアはまるで、肉食動物に喉に食いつかれ、生きることを諦めた獲物のように、力が抜けていった。
ベルンハルトは、自分のズボンをずらすと、先程から膨れ上がっていたモノを開放した。
エミリアは思わず真っ赤になって目を反らした。
「(ベルンハルト様のを、見てしまった。ベルンハルト様ごめんなさい……!!)」
ベルンハルトは、エミリアの両足を開かせ、その秘部に自分のを押し当て、挿入し始めた。
諦めたエミリアも、力を抜いてそれに応じる。
「あ……、あう……!」
興奮して我を忘れているベルンハルトの挿入は強引だった。
エミリアはそれに耐えつつも、ベルンハルトのモノが自分のナカに入ってくることに幸せを感じていた。
……ベルンハルト様、こんなことさせてしまって、ごめんなさい……。
でも、愚かな私は……こんな一夜だけでもあなたと身体を重ねることができて……幸せです……。
全ては私の責任です、どうか、あなたがこのあと、罪悪感を感じられませんように……。
「ああ……奥……っ もうこれ以上は入りませ……あ、あん、だめ……」
これ以上入らないところまで、挿入すると、ベルンハルトはすぐに腰を動かし始めた。
狭くてきつい初めての穴を、大きく強固なソレが乱暴にこすりつける。
「……ああっ……。やっ、そこ、だめ、ああっ」
彼が動く度に、ひどく快感を感じる場所にあたり、エミリアはたまらず声を上げ続ける。
「ハァ、ハア、ハア……ッ」
彼の動きはとても激しく、振り落とされそうな、そんな感覚に、エミリアはベルンハルトに必死にしがみつく。
二人のドッグタグがぶつかってたまに、カチャカチャと音がする。
「や……きもちいい、だめ……ああ……っ ベルンハルト様、ベルンハルトさまのがぁ……っ」
もう、どうなってもいい、そんな思いでエミリアも腰を動かした。
「エミリア……ッ! エミリア……!!」
さっきまで一言も発しなかったベルンハルトが、エミリアの声を呼んだ。
ベルンハルトが自分を呼ぶ声を聞いたエミリアの下腹部は、嬉しさにキュッと中を締め付けた。
「う……っ」
「ああ…っ!!」
その心地よさにベルンハルトは腰を動かすスピードが無茶苦茶になり、エミリアは絶え間ない快感と痛みに理性を手放した。
――しばらくして、ベルンハルトのモノが、ドクドクっと震えると、動きが止まった。
「ああ……」
彼の体液が注ぎ込まれるのを感じながら、同時にエミリアも脱力した。
ベルンハルトはエミリアの上で、しばらく荒い息をし、しばらくすると力尽きたかのように眠り込んだ。
寝息が聞こえてエミリアはベルンハルトの頬にキスをして、頭を撫でた。
……お疲れ様でした。きっと朝にはいつものベルンハルト様に――ん?
しかし、エミリアの中に入ったままのソレは、まだ固く、ベルンハルトは眠りながらも身体を動かしてきた。
「や……っ! 嘘……ああん、寝ながら……。なんてひどい状態異常なの……や、待って……っ! ああっ」
エミリアはその後、眠りながらも行為に及ぶベルンハルトに欲望のままに愛撫され、何度も彼の体液を注ぎ込まれた。
ベルンハルトに気づかれないように、そっとテントを出るつもりだったのに、眠る彼は彼女を離さず、何度も何度も弄んだ。
「も……、もう……無理……」
まだ外は暗く、夜は長そうだ。
エミリアは、力尽きて気を失った。
「やあ……っ!? あ、あのあのあの! べ、ベルンハルトさまぁ!! 正気にもどってください!! おねがいです!!」
「はあ……はあ……」
エミリアが必死に訴えても、すでにベルンハルトは理性が飛んでいるようで、返ってくるのはその激しい吐息のみだった。
目はいつもの優しい瞳ではなく、狂気が宿っている。
「や……ちょ……あ……」
ベルンハルトに、大きなリップ音がするほど首筋に、何度も何度も口づけられる。
「いた……っ」
痛みを感じるほどの吸い付きに、エミリアは小さくか細い声をあげた。
「エミ、リア……はあ……」
「ベルンハルト様……?」
「バカが……どうして、来たん、だ……ッ」
「あなたが心配で……まさかこんな状態とは知らなくて……」
エミリアは、自分が看護師長の指示に従わなかった事、それにより、ベルンハルトに女性を襲わせるという不名誉な行為をさせてしまっている事、それらに対して今、自分を、責めていた。
「ごめんなさい……」
目に涙が浮かぶ。
「やめろ……今は、涙を見るのですら……」
「ベルンハルト、様?」
「――唆(そそ)られる」
ブチ……ッ!! ビリッ!!
ベルンハルトは、エミリアが身につけていたカーディガンを簡単に両手で引き裂き、その下の夜着に噛みつき食い破った。
エミリアの身につけているドッグタグが胸元でカチャリと揺れた。
「……!?」
エミリアは、何が起こったのか、気がつくまでに時間がかかった。
夜着が引き裂かれるように破れ、自分の胸や腹が露わになっているのを見て、蒼白になった。
「い……いや……っ」
エミリアは胸元を隠そうとしたが、その両腕は強い力で押さえつけられ――。
「はう……っ!?」
ベルンハルトが、片方の乳房を、しゃぶりつくかのように、口に咥えた。
その中央の突起を舐めあげ噛みつき、そして吸うを繰り返す。
ゾクゾクッ! と全身に駆け巡るなんとも言えない震えが波のように押し寄せる。
「や……やっ、やっ……や……あ……んっ」
エミリアは生まれて初めて、甘い声で鳴いた。
「やめ、やめてください、ベルンハルトさまぁ……っ」
「はあ、はあァ……」
ベルンハルトからは荒い呼吸しか返ってこない――いや、むしろエミリアの甘い声を聞いてさらに興奮したようだった。
ベルンハルトは、右手はエミリアの腕を抑えたまま、もう片方の手で空いている乳房を掴んだ。
柔らかい乳房の感覚を楽しむかのように、揉みしだく。
「あ……ああっ、だめ……あっ……ん」
だめ、と思いつつも心底ベルンハルトが好きなエミリアは、犯されつつあるというのに、激しく自分を求めてくるベルンハルトに心を奪われつつあった。
ベルンハルト様に、求められている……こんなに、激しく……。
このまま、抱かれてしまいたい……。
でも、それは、ベルンハルトの名誉を汚すことになるわ……。
それに彼の本当の気持ちでもない……。
「だ、だめです、あなたの名誉が汚れます!! ベルンハルト様……っ。どうか正気に戻ってください……」
自由なほうの片手でベルンハルトの頭に触れて、引き離そうとするが、それは無意味な力で、びくともしない。
ベルンハルトはずっと、乳房をしゃぶったまま、揉んでいた方の手をそのまま下腹部まで滑らせ、エミリアの下着をずらした。
「ああ、だめ、だめです。いけませ……っんんっ」
再びキスをされ、口内を犯される。
……こんなの、駄目……。
そう思いつつも、ベルンハルトに触られている、と思うと、身体に快感が走るのも事実で、エミリアは段々と抵抗する意思を失っていく。
ベルンハルトが、自分の足をエミリアの片足の下に差し入れ浮かせ、内股のその奥へと手を入れる。
「んぁ……っ」
敏感な場所全体を手のひらで擦られる。
ピチャピチャと音がする。
エミリアは自分でも気が付かない内に、ずいぶんと濡れていた。
そして彼の指は彼女の膣口を探し当て、容赦なく指を差し入れた。
「――っ」
痛い……! でも、ああ……、ベルンハルト様の、指が……大きな指が……!
いつも彼の大きな手に見惚れていた。
その手の平が自分の秘部をまさぐり、指を差し入れている――そう思うと、いけない……と思いつつ快感に身を委ねてしまう。
「んっ……んんー!!」
小さくて狭い彼女のナカが、何回も指を抜き差しされ、中を刺激され、弄ばれる。
痛いのに気持ちいい……。
ベルンハルト様に触られてるかとおもうと……。
エミリアはまるで、肉食動物に喉に食いつかれ、生きることを諦めた獲物のように、力が抜けていった。
ベルンハルトは、自分のズボンをずらすと、先程から膨れ上がっていたモノを開放した。
エミリアは思わず真っ赤になって目を反らした。
「(ベルンハルト様のを、見てしまった。ベルンハルト様ごめんなさい……!!)」
ベルンハルトは、エミリアの両足を開かせ、その秘部に自分のを押し当て、挿入し始めた。
諦めたエミリアも、力を抜いてそれに応じる。
「あ……、あう……!」
興奮して我を忘れているベルンハルトの挿入は強引だった。
エミリアはそれに耐えつつも、ベルンハルトのモノが自分のナカに入ってくることに幸せを感じていた。
……ベルンハルト様、こんなことさせてしまって、ごめんなさい……。
でも、愚かな私は……こんな一夜だけでもあなたと身体を重ねることができて……幸せです……。
全ては私の責任です、どうか、あなたがこのあと、罪悪感を感じられませんように……。
「ああ……奥……っ もうこれ以上は入りませ……あ、あん、だめ……」
これ以上入らないところまで、挿入すると、ベルンハルトはすぐに腰を動かし始めた。
狭くてきつい初めての穴を、大きく強固なソレが乱暴にこすりつける。
「……ああっ……。やっ、そこ、だめ、ああっ」
彼が動く度に、ひどく快感を感じる場所にあたり、エミリアはたまらず声を上げ続ける。
「ハァ、ハア、ハア……ッ」
彼の動きはとても激しく、振り落とされそうな、そんな感覚に、エミリアはベルンハルトに必死にしがみつく。
二人のドッグタグがぶつかってたまに、カチャカチャと音がする。
「や……きもちいい、だめ……ああ……っ ベルンハルト様、ベルンハルトさまのがぁ……っ」
もう、どうなってもいい、そんな思いでエミリアも腰を動かした。
「エミリア……ッ! エミリア……!!」
さっきまで一言も発しなかったベルンハルトが、エミリアの声を呼んだ。
ベルンハルトが自分を呼ぶ声を聞いたエミリアの下腹部は、嬉しさにキュッと中を締め付けた。
「う……っ」
「ああ…っ!!」
その心地よさにベルンハルトは腰を動かすスピードが無茶苦茶になり、エミリアは絶え間ない快感と痛みに理性を手放した。
――しばらくして、ベルンハルトのモノが、ドクドクっと震えると、動きが止まった。
「ああ……」
彼の体液が注ぎ込まれるのを感じながら、同時にエミリアも脱力した。
ベルンハルトはエミリアの上で、しばらく荒い息をし、しばらくすると力尽きたかのように眠り込んだ。
寝息が聞こえてエミリアはベルンハルトの頬にキスをして、頭を撫でた。
……お疲れ様でした。きっと朝にはいつものベルンハルト様に――ん?
しかし、エミリアの中に入ったままのソレは、まだ固く、ベルンハルトは眠りながらも身体を動かしてきた。
「や……っ! 嘘……ああん、寝ながら……。なんてひどい状態異常なの……や、待って……っ! ああっ」
エミリアはその後、眠りながらも行為に及ぶベルンハルトに欲望のままに愛撫され、何度も彼の体液を注ぎ込まれた。
ベルンハルトに気づかれないように、そっとテントを出るつもりだったのに、眠る彼は彼女を離さず、何度も何度も弄んだ。
「も……、もう……無理……」
まだ外は暗く、夜は長そうだ。
エミリアは、力尽きて気を失った。
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