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大和との出会い9
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「みゆ達ほんとに毎日電話してるの!?」
集まる度に友達みんなで近況報告をし合うのが私たちのお決まり。
「本当にしてる!」
「しかも毎日2時間以上でしょ?」
「うん。」
「毎日そんなに話すことある?」
「全然ある!」
「何話してるの?」
「毎日の報告とか、お互いの話しとか、友達の話とか?」
「それでも毎日2時間は話せないわ笑」
「いつも何時頃話してるの?」
「寝る前が多いから寝る時間遅くなった。」
「いつも大和くんからかかってくるんでしょ!?」
「うん。私からはかける勇気ないもん。」
「遊んだりもしてる?」
「実際そんなに会ったりはしてないんだよね。」
ご飯の約束はたまにしてたけど、お出かけは全然してなかった。
「でも脈ありじゃない?」
「いやーないと思う。全然眼中になさそう。」
「気がないのにわざわざ毎日電話しなくない?」
「大和くんはみんなにやってるかもしれないもん。」
「みんなに毎日2時間電話するのはどう頑張っても無理だから笑」
「いつか私にも掛かって来なくなっちゃうのかな。」
「みゆ本当自分のことになるとネガティブすぎ!雰囲気的には?どんな感じ?」
「仲良しだけど甘い雰囲気はなくて本当友達って感じ。」
「大和くんのチャラいって噂は?」
「今の所全然感じないなー。」
「なら良かった。みゆが傷つくのは嫌だよ?」
「大和くん普通に良い人だよ?」
「うーん。みゆはすぐに人を信じるし騙されやすいからなー。でもみゆに興味があることだけは確かだね!」
「そうなのかなぁ。。」
「興味ない人にわざわざ毎日電話しないよ!」
「本当?」
「そうそう。あとモテるなら電話する相手なんていくらでもいるだろうし。逆にかかってくるだろうし。」
「確かに何回か他の子から電話来たことある。」
「それでその時大和くんは?」
「私と電話続けてくれた。」
「ほらね!興味なかったらそんなことしないから!」
片想いだと思っていたのに大和くんの気持ちを意識してしまう。
私のことを好きなんておこがましいことは思わないけど、嫌いではないって少しだけ自信がついた。
その日の夜もいつも通り大和くんと電話をしていて、なんとなくソワソワしちゃって大和くんの発言一つ一つに注目していた。
でもやっぱり甘い雰囲気はないんだよなぁ。仲良い友達って感じ。
そんなこと思ってたら突然のお誘いが、、!
「ねーみゆちゃん今度の土曜日何してる?」
「夜友達と約束してる!」
「その前はひま?」
「うん。」
「良かったらさ、コンサート行かない?」
「、、コンサート!?」
「そう。、、興味ない、、よね?笑」
「うーん。あんまりそういうの行ったことなくて。」
「俺も。後輩にどうしても来て欲しいって頼まれててさ。1人で行こうと思ってたから、良かったらみゆちゃんもどうかな?って。」
正直興味はあまりない。でも、大和くんに誘ってもらって断るはずがない!
「行ってみようかな?」
「本当!?まじで嬉しい!正直乗り気じゃなかったけど頼まれたから行くしかないかな?って。」
「後輩ちゃんも喜ぶんじゃない?」
「そうだよな!みゆちゃんいてくれるなら俺も行きやすいよ。ありがとう!」
「楽しみにしてるね!」
急に大和くんと会えることになった。
土曜日まで時間がないから着ていく洋服だけは何度も考えて入念に準備した。
集まる度に友達みんなで近況報告をし合うのが私たちのお決まり。
「本当にしてる!」
「しかも毎日2時間以上でしょ?」
「うん。」
「毎日そんなに話すことある?」
「全然ある!」
「何話してるの?」
「毎日の報告とか、お互いの話しとか、友達の話とか?」
「それでも毎日2時間は話せないわ笑」
「いつも何時頃話してるの?」
「寝る前が多いから寝る時間遅くなった。」
「いつも大和くんからかかってくるんでしょ!?」
「うん。私からはかける勇気ないもん。」
「遊んだりもしてる?」
「実際そんなに会ったりはしてないんだよね。」
ご飯の約束はたまにしてたけど、お出かけは全然してなかった。
「でも脈ありじゃない?」
「いやーないと思う。全然眼中になさそう。」
「気がないのにわざわざ毎日電話しなくない?」
「大和くんはみんなにやってるかもしれないもん。」
「みんなに毎日2時間電話するのはどう頑張っても無理だから笑」
「いつか私にも掛かって来なくなっちゃうのかな。」
「みゆ本当自分のことになるとネガティブすぎ!雰囲気的には?どんな感じ?」
「仲良しだけど甘い雰囲気はなくて本当友達って感じ。」
「大和くんのチャラいって噂は?」
「今の所全然感じないなー。」
「なら良かった。みゆが傷つくのは嫌だよ?」
「大和くん普通に良い人だよ?」
「うーん。みゆはすぐに人を信じるし騙されやすいからなー。でもみゆに興味があることだけは確かだね!」
「そうなのかなぁ。。」
「興味ない人にわざわざ毎日電話しないよ!」
「本当?」
「そうそう。あとモテるなら電話する相手なんていくらでもいるだろうし。逆にかかってくるだろうし。」
「確かに何回か他の子から電話来たことある。」
「それでその時大和くんは?」
「私と電話続けてくれた。」
「ほらね!興味なかったらそんなことしないから!」
片想いだと思っていたのに大和くんの気持ちを意識してしまう。
私のことを好きなんておこがましいことは思わないけど、嫌いではないって少しだけ自信がついた。
その日の夜もいつも通り大和くんと電話をしていて、なんとなくソワソワしちゃって大和くんの発言一つ一つに注目していた。
でもやっぱり甘い雰囲気はないんだよなぁ。仲良い友達って感じ。
そんなこと思ってたら突然のお誘いが、、!
「ねーみゆちゃん今度の土曜日何してる?」
「夜友達と約束してる!」
「その前はひま?」
「うん。」
「良かったらさ、コンサート行かない?」
「、、コンサート!?」
「そう。、、興味ない、、よね?笑」
「うーん。あんまりそういうの行ったことなくて。」
「俺も。後輩にどうしても来て欲しいって頼まれててさ。1人で行こうと思ってたから、良かったらみゆちゃんもどうかな?って。」
正直興味はあまりない。でも、大和くんに誘ってもらって断るはずがない!
「行ってみようかな?」
「本当!?まじで嬉しい!正直乗り気じゃなかったけど頼まれたから行くしかないかな?って。」
「後輩ちゃんも喜ぶんじゃない?」
「そうだよな!みゆちゃんいてくれるなら俺も行きやすいよ。ありがとう!」
「楽しみにしてるね!」
急に大和くんと会えることになった。
土曜日まで時間がないから着ていく洋服だけは何度も考えて入念に準備した。
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