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あきらの彼女31
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ナツキはしばらく車を走らせてくれて、私が落ち着くまで何も聞かずにいてくれた。
ひとしきり泣いた後「ナツキありがとう。」ってお礼を言った。
「友達が悲しいときは一緒にいるの当たり前!泣きたいだけ泣きな!」
この言葉にまた涙が止まらなくなった。
ナツキは人の少ない海に連れて行ってくれた。
私の涙が永遠に止まらなくて、支離滅裂になりながら車の中であきらとの出来事を全て話した。
「みゆ、辛かったね。よく頑張ったね!」
ってハグしていい子いい子してくれたナツキ。
「ナツキが彼氏だったらいいのに。」
「あはは!じゃあみゆはあたしの彼女だね!」
この日をキッカケに事あるごとに私はナツキを「マイダーリン」、ナツキは私を「マイハニー」って呼ぶようになった。笑
私の心が落ち着いてから2人で海に行って、海に向かって叫んだ。
「あきらのバカヤロー!!」
「もっと良い女になって後悔させてやるー!!」
ありきたりだけど今の気持ち。
「みゆー!幸せになろうねー!」
ナツキも海に向かって叫んだ後、またハグしてくれた。
浜辺に2人の名前を書いて写真を撮った。
ナツキがいてくれて本当に良かった。
私の人生、色んな所で友達に助けてもらってるな。って改めて思った瞬間だった。
この日はナツキのお家に帰って、ナツキママの手料理を頂いた。
ナツキママと私は波長が似ていてとっても仲良し。
サバサバ系のナツキに、少し天然なナツキママ。
「この2人本当似てる!」って私達のやり取りを見る度にナツキは苦笑い。
居心地がよくって本当に大好きな場所。
ご飯を頂いた後はナツキとお風呂に入って、お布団を並べて敷いてもらって隣で寝た。
寝る前はガールズトーク。
あきらの話をするとまた涙が出てきたけど、ナツキが隣にいてくれたから寂しくなかった。
朝起きるとナツキママの朝ごはん。
帰りはナツキが家まで車で送ってくれた。
遠いのに嫌な顔せず「行くよ!」って男前なナツキ。
ナツキファミリーに何から何までお世話になりっぱなしの2日間だった。
ナツキと車の中でも色んな話をした。
「正直あきらにめっちゃムカついてるけど、みゆが納得できてるなら私は何も言わない。」
って言ってくれた。
正直、私はこの展開に納得できてるのか分からなかった。
納得っていうより、受け入れて別れるしか選択肢はないと思ってたら。
「あきらが大好きだし本当は別れたくなかった。だから納得はできてないのかも。でもこのまま付き合うのはキツいって思ったから別れる選択をしたんだ。」
「みゆは全部気持ち伝えたの?」
「伝えたられたのかな?なんか自分でも分からない。笑」
「ちょっとでもモヤモヤが残ってるならもう1回話しておいで?みゆ自身のためにね!」
「1人になってよく考えてみる、、。」
この数日後にナツキとナツキの彼氏とお茶をした。
ナツキの彼氏は年上で社会人。
彼は社会人だけあって、大人目線で沢山のアドバイスをくれた。
「私やっぱりもう1度あきらに会って話したい!」
「みゆ!頑張っておいで!」
2人が背中を押してくれた。
あきらの家に荷物を取りに行く予定があったので、それを口実にあきらに会いに行くことになった。
ひとしきり泣いた後「ナツキありがとう。」ってお礼を言った。
「友達が悲しいときは一緒にいるの当たり前!泣きたいだけ泣きな!」
この言葉にまた涙が止まらなくなった。
ナツキは人の少ない海に連れて行ってくれた。
私の涙が永遠に止まらなくて、支離滅裂になりながら車の中であきらとの出来事を全て話した。
「みゆ、辛かったね。よく頑張ったね!」
ってハグしていい子いい子してくれたナツキ。
「ナツキが彼氏だったらいいのに。」
「あはは!じゃあみゆはあたしの彼女だね!」
この日をキッカケに事あるごとに私はナツキを「マイダーリン」、ナツキは私を「マイハニー」って呼ぶようになった。笑
私の心が落ち着いてから2人で海に行って、海に向かって叫んだ。
「あきらのバカヤロー!!」
「もっと良い女になって後悔させてやるー!!」
ありきたりだけど今の気持ち。
「みゆー!幸せになろうねー!」
ナツキも海に向かって叫んだ後、またハグしてくれた。
浜辺に2人の名前を書いて写真を撮った。
ナツキがいてくれて本当に良かった。
私の人生、色んな所で友達に助けてもらってるな。って改めて思った瞬間だった。
この日はナツキのお家に帰って、ナツキママの手料理を頂いた。
ナツキママと私は波長が似ていてとっても仲良し。
サバサバ系のナツキに、少し天然なナツキママ。
「この2人本当似てる!」って私達のやり取りを見る度にナツキは苦笑い。
居心地がよくって本当に大好きな場所。
ご飯を頂いた後はナツキとお風呂に入って、お布団を並べて敷いてもらって隣で寝た。
寝る前はガールズトーク。
あきらの話をするとまた涙が出てきたけど、ナツキが隣にいてくれたから寂しくなかった。
朝起きるとナツキママの朝ごはん。
帰りはナツキが家まで車で送ってくれた。
遠いのに嫌な顔せず「行くよ!」って男前なナツキ。
ナツキファミリーに何から何までお世話になりっぱなしの2日間だった。
ナツキと車の中でも色んな話をした。
「正直あきらにめっちゃムカついてるけど、みゆが納得できてるなら私は何も言わない。」
って言ってくれた。
正直、私はこの展開に納得できてるのか分からなかった。
納得っていうより、受け入れて別れるしか選択肢はないと思ってたら。
「あきらが大好きだし本当は別れたくなかった。だから納得はできてないのかも。でもこのまま付き合うのはキツいって思ったから別れる選択をしたんだ。」
「みゆは全部気持ち伝えたの?」
「伝えたられたのかな?なんか自分でも分からない。笑」
「ちょっとでもモヤモヤが残ってるならもう1回話しておいで?みゆ自身のためにね!」
「1人になってよく考えてみる、、。」
この数日後にナツキとナツキの彼氏とお茶をした。
ナツキの彼氏は年上で社会人。
彼は社会人だけあって、大人目線で沢山のアドバイスをくれた。
「私やっぱりもう1度あきらに会って話したい!」
「みゆ!頑張っておいで!」
2人が背中を押してくれた。
あきらの家に荷物を取りに行く予定があったので、それを口実にあきらに会いに行くことになった。
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