恋愛下手な私の今まで。

miyu.

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あきらの彼女25

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カラオケデート当日。

少し憂鬱な気持ちと、あきらの歌が聞けるからワクワクな気持ち。

あきらの最寄り駅に着くと大きく手を振って出迎えてくれるあきらの姿。

「みゆの気が変わらないうちにこのままカラオケ直行するよ!」

「はーい!」

カラオケに着いてまずはあきらが何曲か歌ってくれた。

本当に歌が上手すぎてうっとりしてしまった。

「ねーみゆも歌ってよ!」

「えー、、」

「別にみゆが音痴だってそんなみゆも可愛いし嫌いになったりしないよ?」

あきらは優しいな。

腰が重かったけど、カラオケに来ると不思議で、だんだん歌いたい気分になってくる。

実は少し前から私も歌いたくてウズウズし始めていた。笑

でもすごい嫌がる素振りしてたから自分から歌いたいって言うのが恥ずかしかった。

「じゃあ歌ってみる!」

1番得意な曲を入れた。

イントロが始まるとあきらが「よっ!みゆちゃん可愛いー!」って盛り上げてくれた。

1曲歌ってみると私の気分も乗ってきて、その後はお互い色んな曲を歌って踊った。

「なんだよ、みゆ普通に歌上手いじゃん!」

って言いながら豪快に頭をぐしゃぐしゃってした。

結局3時間カラオケを楽しんで、ラーメンを食べてあきらの家に帰った。

「みゆーカラオケで汗かいたからまずはお風呂入ろー!」

付き合ってしばらく経ってからだけど、あきらとは一緒にお風呂に入ることが多かった。

「一緒にお風呂入りたい」

って初めて言われたときは恥ずかしすぎてありえないって思ったけど、一人暮らししてるあきらの節約になればと思って一緒に入るようにしていた。

お風呂の中ではもちろんイチャイチャ。

あきらはお風呂でのイチャイチャタイムが大好きみたいで、シャワーだけなのにいつも長風呂になってしまう。

洗い流すときは節約のためにお互いダッシュで色気も何もないけど

愛情をたっぷり感じることができるから、私もあきらと入るお風呂は好きな時間だった。

お風呂から上がってお酒を飲んでいるとあきらの携帯が鳴った。

「みゆ。またこの前のメンバーで飲み行こうって連絡来た、、」

また後輩の女の子達との飲み会。

「行ってきていいよ。」

「本当にいいの?」

「いいよ!でも帰るとき連絡して?」

友達との付き合いも大事にして欲しいから、合コンじゃない限り飲み会行かないでってあんまり言いたくないんだよね。

「わかった!ありがとみゆ!」

その後はまたゆっくり2人の時間。

後輩のことは忘れて、あきらとイチャイチャして過ごした。
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