81 / 116
あきらの彼女19
しおりを挟む
ミツ達との待ち合わせに向かう途中。
「なんかすげー緊張する、、」
あきらが珍しくソワソワしていた。
「ミツはすごく話しやすいし本当に良い奴だからそんなに構えなくて平気だよ!笑」
「でも俺と友達になりたかったとか本当なの?俺がみゆにふさわしい男か確かめにくんじゃね?」
すごい変な推理を始めたから笑ってしまった。
「あはは!ミツは本当にあきらと友達になりたかったんだよ!あきらと付き合った私にヤキモチ妬いてたんだから笑」
「俺ミツくんに気に入られるようなことしたかな?」
「うーん。分かんないけど、ミツはみんなと友達みたいなタイプだから!共通の友達多いし、あきらとも話してみたかったんじゃない?」
「ふーん!ま、良い人そうってのは分かったわ笑」
「多分気合うと思うよ!」
そんなことを話しているとミツから電話。
「みゆお疲れー!今どのへん?」
「あと5分位で着くよー!」
「了解!俺らもういるから着いたら教えてー!急がなくていいから!」
「おっけー!ありがとう!」
さすがミツ!いつも待ち合わせには絶対早めに到着してるし、後から来る人への配慮もぬかりない。
「ミツくん達もういるの?」
「うん!ミツは絶対待ち合わせ前に到着してるんだー!」
「まじか!俺らも早く出たつもりだったけどまだまだだったな笑 ちょっと早歩きで向かうか!」
「えーいいよ!いつも私達みんな自由な感じなの!」
いつも誰かしら遅刻したりするから、集まった人だけで先にお店向かったり、現地集合だったり、ミツ達とは割といつも自由にマイペースに遊んでいる。
「みゆ?俺はミツくんと初めましてだからここは急がせて?笑」
「ごめんごめん!急ぎます笑」
今日は急ぎ足で待ち合わせに向かう。
あきらは少し小走りなんじゃないかって位私の手を引っ張って急いでいた。笑
「あ!ミツいたー!」
すぐに見つけられたので電話しないでそのままミツと彼女の元へ。
「ミツー!!」
大声で手を振った。
「おう!みゆー!」
ミツも手を振り返してくれた。
「あきらくん!来てくれてありがとう!まじで話してみたかった!」
「こちらこそありがとう!よろしくね!」
ニヤニヤしてるミツと少し引き気味で引きつった笑顔のあきらが面白かった。
「ミツの彼女のユキです。」
「初めまして。みゆです!」
ユキちゃんの印象は色白で大人しそうな感じ。フワフワしてて可愛い!そんな感じ!
「お店向かおっか!」
ミツの言葉でみんなでお店に向かう。
個室を予約しておいてくれたみたいでみんなでゆっくり話すことができた。
あんなにソワソワしていたあきらも、すっかりミツと意気投合していて、いつも以上にお酒が進んでいた。
「ねーミツ!なんであきらと仲良くなりたかったの?」
あきらも気になってたから聞いてみた。
「えーだってあきらくんカッコイイじゃん!男らしいって感じでさ!共通の友達多いのに話したことなかったし!」
すごくシンプルな理由だった。笑
「俺カッコよくないだろ!カッコイイのはミツくんの方だよ!」
「俺なんて全然だよ!あきらくんには負ける!」
お互い褒め合ってて面白かった!
「ゆきちゃんとはどうやって出会ったの?」
「同じサークルだったんだよね!ユキの悩みとか聞いてるうちに守りたいって思う様になってさ!」
ミツがユキちゃんをチラって見た。
その目線がすごく優しくて、友達の私達に見せたことがない位優しい笑顔だった。
ユキちゃんは嬉しそうに笑っていた。
その光景が私も嬉しくて、幸せな気持ちになった。
「ミツ!なんか私嬉しい!ミツのこんな顔初めて見たよ!」
「いつもと同じじゃん?」
「全然違うよ!ユキちゃん、ミツを宜しくね?もし泣かされる様なことがあったら私がミツをぶっ飛ばすから笑」
「あはは!みゆちゃんありがとう!私人見知りだし話すの苦手なんだけど、今日来て良かった!」
「嬉しい!実は本当は私も人見知りなの。笑」
「全然そんな風に見えないよ。良かったらこれから仲良くしてね?」
「ぜひぜひ!今度は2人で遊ぼう!」
ミツとあきらだけでなく、ユキちゃんと私も意気投合した。
他にもあきらが何で私を好きになったのかとか、好きなスポーツとか、いつも何して遊んでるかとか、お互いのデートのこととか、くだらない話から真剣な話まで色んな話をした。
すごく盛り上がったから、また4人でご飯行こう!って約束した。
あきらはミツと学校でもよく話すようになったし、男の子だけで大人数で飲み行ったり、遊んだりするようになった。
私もユキちゃんと2人でカフェに行ったりお買い物したりするようになった。
「もっと早くミツくんと友達になれば良かったわ!」
って嬉しそうに話すあきらを見て私も嬉しかった。
それと、4人でご飯行ったり、お出かけしたりすると、2人になった瞬間にあきらがいつも以上に甘々になることに気付いた。
これはミツカップルに限らず、他の友達カップルとダブルデートした後にもなんだけど、あきらがすごく甘えてくる。
それがすごく可愛くて、私だけに見せるあきらの顔って思うと愛おしくてたまらなかった。
「なんかすげー緊張する、、」
あきらが珍しくソワソワしていた。
「ミツはすごく話しやすいし本当に良い奴だからそんなに構えなくて平気だよ!笑」
「でも俺と友達になりたかったとか本当なの?俺がみゆにふさわしい男か確かめにくんじゃね?」
すごい変な推理を始めたから笑ってしまった。
「あはは!ミツは本当にあきらと友達になりたかったんだよ!あきらと付き合った私にヤキモチ妬いてたんだから笑」
「俺ミツくんに気に入られるようなことしたかな?」
「うーん。分かんないけど、ミツはみんなと友達みたいなタイプだから!共通の友達多いし、あきらとも話してみたかったんじゃない?」
「ふーん!ま、良い人そうってのは分かったわ笑」
「多分気合うと思うよ!」
そんなことを話しているとミツから電話。
「みゆお疲れー!今どのへん?」
「あと5分位で着くよー!」
「了解!俺らもういるから着いたら教えてー!急がなくていいから!」
「おっけー!ありがとう!」
さすがミツ!いつも待ち合わせには絶対早めに到着してるし、後から来る人への配慮もぬかりない。
「ミツくん達もういるの?」
「うん!ミツは絶対待ち合わせ前に到着してるんだー!」
「まじか!俺らも早く出たつもりだったけどまだまだだったな笑 ちょっと早歩きで向かうか!」
「えーいいよ!いつも私達みんな自由な感じなの!」
いつも誰かしら遅刻したりするから、集まった人だけで先にお店向かったり、現地集合だったり、ミツ達とは割といつも自由にマイペースに遊んでいる。
「みゆ?俺はミツくんと初めましてだからここは急がせて?笑」
「ごめんごめん!急ぎます笑」
今日は急ぎ足で待ち合わせに向かう。
あきらは少し小走りなんじゃないかって位私の手を引っ張って急いでいた。笑
「あ!ミツいたー!」
すぐに見つけられたので電話しないでそのままミツと彼女の元へ。
「ミツー!!」
大声で手を振った。
「おう!みゆー!」
ミツも手を振り返してくれた。
「あきらくん!来てくれてありがとう!まじで話してみたかった!」
「こちらこそありがとう!よろしくね!」
ニヤニヤしてるミツと少し引き気味で引きつった笑顔のあきらが面白かった。
「ミツの彼女のユキです。」
「初めまして。みゆです!」
ユキちゃんの印象は色白で大人しそうな感じ。フワフワしてて可愛い!そんな感じ!
「お店向かおっか!」
ミツの言葉でみんなでお店に向かう。
個室を予約しておいてくれたみたいでみんなでゆっくり話すことができた。
あんなにソワソワしていたあきらも、すっかりミツと意気投合していて、いつも以上にお酒が進んでいた。
「ねーミツ!なんであきらと仲良くなりたかったの?」
あきらも気になってたから聞いてみた。
「えーだってあきらくんカッコイイじゃん!男らしいって感じでさ!共通の友達多いのに話したことなかったし!」
すごくシンプルな理由だった。笑
「俺カッコよくないだろ!カッコイイのはミツくんの方だよ!」
「俺なんて全然だよ!あきらくんには負ける!」
お互い褒め合ってて面白かった!
「ゆきちゃんとはどうやって出会ったの?」
「同じサークルだったんだよね!ユキの悩みとか聞いてるうちに守りたいって思う様になってさ!」
ミツがユキちゃんをチラって見た。
その目線がすごく優しくて、友達の私達に見せたことがない位優しい笑顔だった。
ユキちゃんは嬉しそうに笑っていた。
その光景が私も嬉しくて、幸せな気持ちになった。
「ミツ!なんか私嬉しい!ミツのこんな顔初めて見たよ!」
「いつもと同じじゃん?」
「全然違うよ!ユキちゃん、ミツを宜しくね?もし泣かされる様なことがあったら私がミツをぶっ飛ばすから笑」
「あはは!みゆちゃんありがとう!私人見知りだし話すの苦手なんだけど、今日来て良かった!」
「嬉しい!実は本当は私も人見知りなの。笑」
「全然そんな風に見えないよ。良かったらこれから仲良くしてね?」
「ぜひぜひ!今度は2人で遊ぼう!」
ミツとあきらだけでなく、ユキちゃんと私も意気投合した。
他にもあきらが何で私を好きになったのかとか、好きなスポーツとか、いつも何して遊んでるかとか、お互いのデートのこととか、くだらない話から真剣な話まで色んな話をした。
すごく盛り上がったから、また4人でご飯行こう!って約束した。
あきらはミツと学校でもよく話すようになったし、男の子だけで大人数で飲み行ったり、遊んだりするようになった。
私もユキちゃんと2人でカフェに行ったりお買い物したりするようになった。
「もっと早くミツくんと友達になれば良かったわ!」
って嬉しそうに話すあきらを見て私も嬉しかった。
それと、4人でご飯行ったり、お出かけしたりすると、2人になった瞬間にあきらがいつも以上に甘々になることに気付いた。
これはミツカップルに限らず、他の友達カップルとダブルデートした後にもなんだけど、あきらがすごく甘えてくる。
それがすごく可愛くて、私だけに見せるあきらの顔って思うと愛おしくてたまらなかった。
0
お気に入りに追加
40
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
好きな人がいるならちゃんと言ってよ
しがと
恋愛
高校1年生から好きだった彼に毎日のようにアピールして、2年の夏にようやく交際を始めることができた。それなのに、彼は私ではない女性が好きみたいで……。 彼目線と彼女目線の両方で話が進みます。*全4話
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
人違いラブレターに慣れていたので今回の手紙もスルーしたら、片思いしていた男の子に告白されました。この手紙が、間違いじゃないって本当ですか?
石河 翠
恋愛
クラス内に「ワタナベ」がふたりいるため、「可愛いほうのワタナベさん」宛のラブレターをしょっちゅう受け取ってしまう「そうじゃないほうのワタナベさん」こと主人公の「わたし」。
ある日「わたし」は下駄箱で、万年筆で丁寧に宛名を書いたラブレターを見つける。またかとがっかりした「わたし」は、その手紙をもうひとりの「ワタナベ」の下駄箱へ入れる。
ところが、その話を聞いた隣のクラスのサイトウくんは、「わたし」が驚くほど動揺してしまう。 実はその手紙は本当に彼女宛だったことが判明する。そしてその手紙を書いた「地味なほうのサイトウくん」にも大きな秘密があって……。
「真面目」以外にとりえがないと思っている「わたし」と、そんな彼女を見守るサイトウくんの少女マンガのような恋のおはなし。
小説家になろう及びエブリスタにも投稿しています。
扉絵は汐の音さまに描いていただきました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
粗暴で優しい幼馴染彼氏はおっとり系彼女を好きすぎる
春音優月
恋愛
おっとりふわふわ大学生の一色のどかは、中学生の時から付き合っている幼馴染彼氏の黒瀬逸希と同棲中。態度や口は荒っぽい逸希だけど、のどかへの愛は大きすぎるほど。
幸せいっぱいなはずなのに、逸希から一度も「好き」と言われてないことに気がついてしまって……?
幼馴染大学生の糖度高めなショートストーリー。
2024.03.06
イラスト:雪緒さま
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる