恋愛下手な私の今まで。

miyu.

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あきらの彼女13

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約束通り次の日の放課後はあきらとご飯を食べに行った。

当たり前だけど何回も何十回もあきらと目が合う。

その度に恥ずかしくて、私の顔は終始真っ赤だったはず。

「あのね。金曜日、泊まりに行けるよ!」

「本当!?すげー嬉しい!」

母にはナツキの家に泊まりに行くことになったと嘘を付いてしまったけど。

あきらとまた長い時間一緒にいれると思うとドキドキとワクワクが止まらない。

金曜日が待ち遠しいな~って思ってたけど、あっという間に金曜日がやって来る。

お泊まり道具を持って来たから、今日はこのままあきらの家に行ける!

お互いの授業が終わって、一緒にあきらの家に帰る。

お泊まり用の鞄を「重いから俺も持つよ!」ってあきらが持ってくれた。

「そっちのみゆのバックもちょーだい?」

って言ってくれたけど、荷物を全部あきらに持たせるなんて嫌だったから「これ位私も持てるよ!」って言った。

最寄り駅に着いた瞬間に手を繋ぐ。

こういう日常のデートがすごく幸せ。

この日は、どこも寄らずにまずはあきらの家に向かった。

あきらの家は2回目だけどもうすっかり通い慣れた気分。

「おじゃましまーす!」

中に入るとこの前より少しだけ散らかってた。

「昨日大学の奴らと宅飲みしててさ。全部片付けられなかったわ。汚くてごめん。」

「全然汚くないよ!全然大丈夫!」

「後で残りの酒とつまみで飲もう!」

「うん!」

って言ったと同時にあきらがちゅってしてきた。

不意打ちで驚いた私は目を開けたままキスしてた。笑

あきらは豪快に笑って頭をくしゃくしゃってする。

そしてまたキスをしてくる。

あきらにしがみつきながら、少し背伸びしながらするキスが好き。

心の中でドキドキが止まらなかった。

しばらくイチャイチャして、夜ご飯はラーメンを食べに行く。

あきらはチャーハンと替え玉も頼んでた。

替え玉一杯無無料だからって、私の分も替え玉を頼んであきらが食べてた。

あきらはがっしりしててガタイは大きめ。

特に筋トレしてる様子もないのに、こんなに食べても太らないあきらが羨ましい。

お店を出ると、どこも寄らずにあきらの家に帰宅。

余ってたお酒とおつまみで乾杯した。

軽く飲んで順番でお風呂に入って、一緒に歯を磨いてお布団に入る。

もうこの後のことを考えると心臓が飛び出そうだったけど、あきらがお布団の中で優しくぎゅってしてくれて安心した。

このまま寝てしまいそうだったけど、そうはさせてもらえない。笑

寝そうな私に優しくキスするあきら。

目を閉じながらもあきらのキスに応えていると、どんどん激しくなってくる。

寝てなんていられなくて、あっという間に目が覚めて、あきらとのイチャイチャを噛み締めた。

今日も「みゆ可愛い!ほんとに可愛い!」って何回も言ってくれて幸せな夜。

寝る時は腕枕をしてくれる。

がっしりした太めのあきらの腕がたくましくて大好き。

この腕で腕枕をされるとすぐ眠くなっちゃうんだ。

おやすみって言った直後にはスヤスヤ眠ってしまった。





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