恋愛下手な私の今まで。

miyu.

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あきらの彼女5

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公園からの帰り道。

2人共食べ過ぎでお腹が苦しかった。

まだそんなに遅くない時間だし、お散歩して帰る事にした。

2駅分位歩いてみよっか!ってなったのでゆっくりお喋りしながら目的の駅まで向かう。

私はよそ見しながら歩いてしまいがちなんだけど、どんな時もサラッと車道側に立ってくれるあきらにキュンとした。

手を繋いでキャッキャッしたり時々歌ったりしながらゆっくり進む。

ずっとキャッキャッしてたんだけど急にあきらが黙ってしばらく沈黙になった。

どうしたのかなー?って思ったけどあきらが話すまで待とうと思い、私も黙る。

「、、あのさ、、今度さ、、俺んち泊まりおいでよ!」

「へっ?」

予想外の言葉だったので変な声が出てしまう。笑

「いつでも良いからみゆの気が向いたら遊び来てほしい!」

「うん。あきらのおうち遊び行きたい!」

あきらは一人暮らし。

あきらの家に遊びに行きたいなーって思ってたけど、一人暮らしの彼氏と付き合うのは初めてだったのでなんとなく構えてしまっていた。

お家デートしたらそういう流れになるのかなー?なんて考えると、私からは話題に出せなかった。

「最初は一人暮らし楽しいと思ったけどさ、寂しいんだよな。みゆ来てくれたら嬉しいわ!」

今度の金曜日、あきらのバイトが終わる時間に合わせて待ち合わせし、あきらの家に行くことになった。
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