恋愛下手な私の今まで。

miyu.

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あきらとの出会い 12

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ランチを食べた後は買い物をした。

今日もあきらは何を手に取っても褒めてくれる。

あきらに褒められると何でも欲しくなってしまうけど、スカート1つだけ買って他は我慢した。

あきらは色々欲しい物があったみたいで、今日はあきらの買い物メイン。

「俺のスニーカー一緒に選んで?」

と言われたので、一緒に見に行くことに。

男物のスニーカーなんて何がカッコイイか分からなかったけど、あきらに似合いそうな物を一緒に探した。

種類がいっぱいあって3つまで絞ったけど、そこからがなかなか決まらなかった。

あきらに全部履いてもらったけど全部似合うから余計に迷う。

「全部いいと思うよ!あきらが1番好きなのにしたら?」

「みゆに選んでもらいたい!」

優柔不断な私には荷が重い。笑

「うーん。。これ、、かな、、?」

30分位迷って、やっと決断出来た。

「これにする!みゆありがと^ ^」

お会計を済ませてお店を出ると、

「みゆ悩みすぎな!笑」

「だって責任重大なんだもん!」

「みゆが選んでくれたのは何でも嬉しいよ!」

頭ポンポンってされてあきらを見ると豪快に笑っていた。

「そろそろ夜飯食い行くかー!」

そう言ってあきらが連れて行ってくれたのはお洒落なエスニック料理のお店。

「私エスニック料理大好きなんだ!」

「前にみゆ話してたから予約してみた!」

照れ臭そうに笑ったあきら。

そんな話した記憶がなかったけど、覚えててくれた事が嬉しかった。

「ありがとう!」

ご飯はどれも美味しくて、あっという間にお腹が満たされる。

「ねーみゆ!この後海沿い歩かない?」

お腹いっぱいで苦しかったから、私も外を歩きたい気分だった。あきらナイス提案!

「歩きたい!行こう!」

お店を出ようとしたら、ここのお会計もいつの間にかあきらが済ませてくれていて、お金は受け取ってくれなかった。

私がスニーカー選びに時間をかけてしまったせいでお茶する時間もなく、結局私は何もご馳走出来なかった。

「あきらごめんね。」

「こうゆう時はありがとう!って笑って言ってくれればいいの!」

そう言ってまた頭をポンってされた。

「ありがとう。。」

「さっ、海散歩するぞー!」

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