恋愛下手な私の今まで。

あきらとの出会い 8

｢最高だったわ！みゆ付き合ってくれてありがとう！｣

｢あのシーンでさ、、、、｣

映画の感想が止まらないあきら。

その後もあきらの興奮はしばらく続いた。笑

そんなあきらを連れてランチを食べに行く。

私が行ってみたかった所に快く付き合ってくれた。

ランチを食べ始めた頃にやっと興奮が収まってきた様で、今度はランチに夢中になってる。

目の前の事に一生懸命なところがなんとも可愛い。

｢みゆこれめっちゃ美味いよ！食べてみな！｣

あきらの頼んだ物を私のお皿に入れてくれた。

｢本当だ！美味しい♪｣

｢みゆのもちょっとちょうだい！｣

そう言ってあきは大きく口を開けて待ち構えている。

｢はい！｣

あきらの大きな口に運ぶ。

｢これも美味いー♪｣

満足気に口をモグモグさせて、照れ臭そうに笑った。

見た目はイカついのに、知れば知る程中身が可愛いあきら。

でもナヨナヨしてる訳ではなく、男気はしっかりあるところがまた魅力的。

まだ初デートなのに私は完全にあきらの魅力にやられていた。

ランチを食べ終えた後はお買い物。

近くにショッピングモールがあったので、それぞれ好きなショップを案内し合った。

私が選んだ物を何でも似合うと行ってくれる優しいあきら。

褒められると嬉しくて手に取るもの全部欲しくなってしまう。

あきらと買い物すると破産しちゃいそうだよ。笑