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翔太とのその後3
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あっという間に家に着いてしまう。
車降りたくないなーって思ったけど、別れる事になったんだからそういう訳にもいかない。
本当は寂しいのに、そんな素振りを一切見せず、
「送ってくれてありがとう!」
って言って車を降りた。
「おうっ!」
少し笑った翔太。
こうゆう時に「もう少しだけ一緒にいたい」とか言えたら可愛いのかな?普通の女の子なら言えるのかな?
そんな事を考えながら車のドアを閉める。
窓を少し開け「またなっ!」って言って翔太の車はあっという間に見えなくなった。
会ったら話そうって思ってた事はほとんど伝えられなかったけど、翔太と会って自分の気持ちに区切りが付いた。
この前みたいに泣いたりもしなかった。
久しぶりに翔太に会ってみて、やっぱりドキドキしなかったっていうのも大きかったのかな。
寂しい気持ちはあったけど、これ以降翔太への気持ちを引きずる事はなかった。
翔太は心の底から優しくて、純粋で、私を大切にしてくれて、沢山幸せをくれた。
これから先、こんなに優しい人と出会えるかは分からない。
でもこれは私が自分で選んだ道。
しばらくはゼミと友達との時間を大事に過ごそうと思った。
車降りたくないなーって思ったけど、別れる事になったんだからそういう訳にもいかない。
本当は寂しいのに、そんな素振りを一切見せず、
「送ってくれてありがとう!」
って言って車を降りた。
「おうっ!」
少し笑った翔太。
こうゆう時に「もう少しだけ一緒にいたい」とか言えたら可愛いのかな?普通の女の子なら言えるのかな?
そんな事を考えながら車のドアを閉める。
窓を少し開け「またなっ!」って言って翔太の車はあっという間に見えなくなった。
会ったら話そうって思ってた事はほとんど伝えられなかったけど、翔太と会って自分の気持ちに区切りが付いた。
この前みたいに泣いたりもしなかった。
久しぶりに翔太に会ってみて、やっぱりドキドキしなかったっていうのも大きかったのかな。
寂しい気持ちはあったけど、これ以降翔太への気持ちを引きずる事はなかった。
翔太は心の底から優しくて、純粋で、私を大切にしてくれて、沢山幸せをくれた。
これから先、こんなに優しい人と出会えるかは分からない。
でもこれは私が自分で選んだ道。
しばらくはゼミと友達との時間を大事に過ごそうと思った。
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