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翔太の彼女11
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「来週どこかで会える日ある?」
翔太から久しぶりに連絡があった。
「土曜日の夜なら空いてるよ。」
久しぶりの連絡に嬉しいって気持ちじゃなくて「あっ翔太だ。」みたいなそんな感じだった。
土曜日の夜、翔太はいつもの様にむかえに来てくれた。
「久しぶり。。」
「おう!てきとーに車走らせるね!」
久しぶりに運転する翔太の横顔を見た。
やっぱりかっこいいなって思った。
この横顔が大好きだったな。
でも前みたいにドキドキしない。
こんなにかっこいい翔太が隣にいるのになんでドキドキしないんだろう。
翔太に会えたのは嬉しいんだけどな。
いつもだったら手を繋いでくれる翔太も今日はそんな素振りがない。
こっちなんて全然向いてくれなくて、ずっと前だけ見てる。
クシャって笑う顔が大好きだったのに今日は全然笑わない。
すぐ隣に翔太はいるのにすごく遠く感じた。
手を伸ばせば翔太に触れられる距離なのに。
嬉しいけど切なくて寂しくてもどかしい。
そんな感情がグルグルしてた。
今日会う事になった意味がだんだん分かってきた気がした。
翔太から久しぶりに連絡があった。
「土曜日の夜なら空いてるよ。」
久しぶりの連絡に嬉しいって気持ちじゃなくて「あっ翔太だ。」みたいなそんな感じだった。
土曜日の夜、翔太はいつもの様にむかえに来てくれた。
「久しぶり。。」
「おう!てきとーに車走らせるね!」
久しぶりに運転する翔太の横顔を見た。
やっぱりかっこいいなって思った。
この横顔が大好きだったな。
でも前みたいにドキドキしない。
こんなにかっこいい翔太が隣にいるのになんでドキドキしないんだろう。
翔太に会えたのは嬉しいんだけどな。
いつもだったら手を繋いでくれる翔太も今日はそんな素振りがない。
こっちなんて全然向いてくれなくて、ずっと前だけ見てる。
クシャって笑う顔が大好きだったのに今日は全然笑わない。
すぐ隣に翔太はいるのにすごく遠く感じた。
手を伸ばせば翔太に触れられる距離なのに。
嬉しいけど切なくて寂しくてもどかしい。
そんな感情がグルグルしてた。
今日会う事になった意味がだんだん分かってきた気がした。
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