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翔太の彼女8
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「みゆ!体調悪いって聞いたけど平気?」
翔太と会った翌日。
布団で寝ていると友達のメグからの電話。
「まだ少し辛いけどだいぶ良くなったよ!昨日翔太が看病してくれたの。」
「さすが翔太!もう病院行った?」
「まだ行ってないよー。」
「だと思った!今みゆの家の方向かってるから一緒に病院行くよ!」
「うちんち遠いし悪いから大丈夫だよ。」
「彼も一緒だから気にしないで!彼もみゆにずっと会いたがってたし!隣でみゆちゃん可愛い。早く会いたいってうるさいの!笑」
「初対面がこんな姿でごめんと伝えて!笑 メグ、、ありがとう!」
「ちょうどみゆの家の方のショッピングモールに買い物行きたかったから!着いたら電話するから寝ててね!」
私の家から結構離れてた所に住んでるのに。
メグの優しさに涙が出た。ありがとう。
メグと彼がむかえに来てくれ、病院に連れて行ってくれた。
そして熱が出た時間や今の症状や食べた物等を聞かれ、食当たりと診断された。
メグと彼は原因が分かって安心してくれた。
そしてまた私を家まで送り届けてくれた。
「じゃあお大事にね!次は元気な時にダブルデートでもしよう!」
メグと彼が帰って行った。
2人には後日お礼をしたんだけど、私も友達のピンチを救えるようなカップルになりたいなって思った。
メグカップルに病院に連れて行ってもらった数日後。
食中毒が落ち着き、翔太に水筒を返す口実で急遽会えることになった。
久しぶりに翔太に会えるのが嬉しくてたまらなかった。
この日は翔太と私の秘密の場所に行った。
星が綺麗に見える丘。
頂上にベンチがある秘密の場所。
行くまでには細い道を何回も何回も曲がるんだけど、私1人では絶対辿り着けない。
ここに来て翔太と2人でゆっくりお喋りをするのが好きだった。
少し久しぶりに会えたので、お互いの近況報告。といっても私はほとんど家で寝てただけだけど。笑
メールでは軽く話してたけど、改めてメグと彼の話をした。翔太もすごく感謝していた。
「本当は俺が病院連れて行ってやれれば良かったんだけど。ごめんな。」
「翔太特製ジュースと長ネギで十分だったよ!ありがとう!」
翔太はクシャって笑っていつもの様に私の頭をグシャグシャにする。
この瞬間が大好きでニヤニヤを止める事が出来ない。
私のニヤニヤが翔太にも伝わり、お互い顔を見合わせて声を出して笑った。
翔太となら誰かのピンチを救える様なカップルになれる気がした。
翔太と会った翌日。
布団で寝ていると友達のメグからの電話。
「まだ少し辛いけどだいぶ良くなったよ!昨日翔太が看病してくれたの。」
「さすが翔太!もう病院行った?」
「まだ行ってないよー。」
「だと思った!今みゆの家の方向かってるから一緒に病院行くよ!」
「うちんち遠いし悪いから大丈夫だよ。」
「彼も一緒だから気にしないで!彼もみゆにずっと会いたがってたし!隣でみゆちゃん可愛い。早く会いたいってうるさいの!笑」
「初対面がこんな姿でごめんと伝えて!笑 メグ、、ありがとう!」
「ちょうどみゆの家の方のショッピングモールに買い物行きたかったから!着いたら電話するから寝ててね!」
私の家から結構離れてた所に住んでるのに。
メグの優しさに涙が出た。ありがとう。
メグと彼がむかえに来てくれ、病院に連れて行ってくれた。
そして熱が出た時間や今の症状や食べた物等を聞かれ、食当たりと診断された。
メグと彼は原因が分かって安心してくれた。
そしてまた私を家まで送り届けてくれた。
「じゃあお大事にね!次は元気な時にダブルデートでもしよう!」
メグと彼が帰って行った。
2人には後日お礼をしたんだけど、私も友達のピンチを救えるようなカップルになりたいなって思った。
メグカップルに病院に連れて行ってもらった数日後。
食中毒が落ち着き、翔太に水筒を返す口実で急遽会えることになった。
久しぶりに翔太に会えるのが嬉しくてたまらなかった。
この日は翔太と私の秘密の場所に行った。
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行くまでには細い道を何回も何回も曲がるんだけど、私1人では絶対辿り着けない。
ここに来て翔太と2人でゆっくりお喋りをするのが好きだった。
少し久しぶりに会えたので、お互いの近況報告。といっても私はほとんど家で寝てただけだけど。笑
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「本当は俺が病院連れて行ってやれれば良かったんだけど。ごめんな。」
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翔太はクシャって笑っていつもの様に私の頭をグシャグシャにする。
この瞬間が大好きでニヤニヤを止める事が出来ない。
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翔太となら誰かのピンチを救える様なカップルになれる気がした。
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