恋愛下手な私の今まで。

miyu.

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翔太の彼女2

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手を繋いで公園を歩く。

触れたくても触れられなかった翔太と手を繋いでる。

公園に着いた時もドキドキしてたけど、それとは違うドキドキ。

秋の終わり頃で夜遅い時間だったから、

「寒いねー!」って言ったら

「こうすれば寒くないよ!」って

繋いでた手を翔太の上着のポケットに入れてくれた。

翔太と繋いでる手も、翔太の心も温かくて幸せいっぱい。

駐車場に着いて翔太の車に乗る。

「ちょっとコンビニ行きたいんだけどいい?」

翔太とコンビニへ向かう。

「俺買い物して来るけどみゆも行く?車で待ってる?」

「車で待っててもいい?」

「わかった、、ちょっと待っててな!」

翔太に告白されて嬉しくて号泣したせいで化粧がボロボロで、明るい所で顔を見られたくなかった。

本当は1秒も離れたくなかったけど、このボロボロの顔を見られて嫌わるのがこわかった。

翔太はこんな事で嫌う様な人じゃないのに。

素直に「嫌われるのがこわい」って伝えてたらきっと、「泣かせてごめんな」って笑いながら頭グシャグシャってしてくれる人。

自分で自分の首を絞めてしまうこの性格を本当に直したい。

翔太が1人で買い物している間に軽く化粧を直した。

コンビニから出てくる所が見えて慌てて鏡をしまう。

「おまたせー!はいっこれ!」

翔太はケーキを買って来てくれた。

「付き合ったお祝い^ ^」

やっぱり翔太はとても温かい人だ。

さっきまで自分の見た目で嫌われないか心配してた自分がバカみたい。

「、、ありがとう!」

翔太がクシャッと笑う。

この優しい笑顔が大好き。
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