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翔太との出会い9
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翔太と初めて2人で遊んでから数日。
相変わらず毎日連絡を取り合っていた。
「みゆ、来週の土曜日空いてる?」
「空いてるよー♪」
翔太と2回目のデートが決まった。
そしてあっという間に土曜日がやって来る。
今日は翔太の友達が働くお店にご飯に連れて行ってくれるらしい。
翔太はお酒好きなんだけど、帰りに私を送りたいからと言って車で来てくれた。
車だからもちろんお酒は飲めない。
申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど、「ありがとう」って言って迎えに来てもらった。
お店の近くのパーキングに止めて友達のお店に向かう。
「緊張するー!」って言う私に「そんな緊張するような奴じゃないから!」って笑う翔太。
ドキドキしながら翔太に続いてお店に入る。
オシャレだけど背伸びせずに行ける感じのすごく雰囲気の良いところ。
「いらっしゃいませー、、おー翔太!!」
「おー!今日はよろしくな!」
私も「こんばんわ」とぺこりと頭を下げた。
翔太、こんなブサイクな私を友達に紹介して恥ずかしくないのかな?って内心思ってた。
翔太と友達は楽しそうに喋ってる。
席に通され、翔太が適当にメニューを頼んでくれた。
そしてお互いにウーロン茶で乾杯。
時々翔太の友達が席に来てくれる。
「2人は付き合ってるの?」って聞かれた。
固まる私。
「まだ付き合ってないよー!」
笑って答える翔太。
付き合ってるわけないじゃん。
翔太が私なんかと付き合うわけないじゃん。
翔太は友達として仲良くしてくれてるの。
私の片想いなんです。
心の中で翔太の友達に訴える。
翔太の友達の一言がキッカケですっかり落ち込んでしまった。
「みゆ。どうした?」
翔太が気付いてくれたけど、「なんでもないよ。」ってまた可愛くない所が出てしまう。
私の様子に気付いた翔太がその後一生懸命笑わせようとしてくれた。
優しさが嬉しいけどなんか切なくて虚しい気持ちになった。
だけどその優しさに、翔太を好きな気持ちが更に大きくなってしまった。
相変わらず毎日連絡を取り合っていた。
「みゆ、来週の土曜日空いてる?」
「空いてるよー♪」
翔太と2回目のデートが決まった。
そしてあっという間に土曜日がやって来る。
今日は翔太の友達が働くお店にご飯に連れて行ってくれるらしい。
翔太はお酒好きなんだけど、帰りに私を送りたいからと言って車で来てくれた。
車だからもちろんお酒は飲めない。
申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど、「ありがとう」って言って迎えに来てもらった。
お店の近くのパーキングに止めて友達のお店に向かう。
「緊張するー!」って言う私に「そんな緊張するような奴じゃないから!」って笑う翔太。
ドキドキしながら翔太に続いてお店に入る。
オシャレだけど背伸びせずに行ける感じのすごく雰囲気の良いところ。
「いらっしゃいませー、、おー翔太!!」
「おー!今日はよろしくな!」
私も「こんばんわ」とぺこりと頭を下げた。
翔太、こんなブサイクな私を友達に紹介して恥ずかしくないのかな?って内心思ってた。
翔太と友達は楽しそうに喋ってる。
席に通され、翔太が適当にメニューを頼んでくれた。
そしてお互いにウーロン茶で乾杯。
時々翔太の友達が席に来てくれる。
「2人は付き合ってるの?」って聞かれた。
固まる私。
「まだ付き合ってないよー!」
笑って答える翔太。
付き合ってるわけないじゃん。
翔太が私なんかと付き合うわけないじゃん。
翔太は友達として仲良くしてくれてるの。
私の片想いなんです。
心の中で翔太の友達に訴える。
翔太の友達の一言がキッカケですっかり落ち込んでしまった。
「みゆ。どうした?」
翔太が気付いてくれたけど、「なんでもないよ。」ってまた可愛くない所が出てしまう。
私の様子に気付いた翔太がその後一生懸命笑わせようとしてくれた。
優しさが嬉しいけどなんか切なくて虚しい気持ちになった。
だけどその優しさに、翔太を好きな気持ちが更に大きくなってしまった。
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