恋愛下手な私の今まで。

miyu.

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隣町のシュン3

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そうなれば頭の中に思うことはただ一つ。

「早く帰りたい。。。。」

なんとなくつまらなそうな雰囲気を出してみる。

しかしシュンは自分の話を楽しそうに続けている。
鈍感なのか周りが見えていないのか。

辺りはもう真っ暗。広い公園なのに人影もない。それに加えて肌寒い。

「ねぇ、寒くない?もう帰ろう?」

「そうだね、そろそろ帰るか!」

シュンもすんなり受け入れてくれた。

シュンが送ると言ってくれたが、シュンはチャリ、私は歩き。

するとシュンが言った。

「ねぇ、チャリ漕いで?」

「ん!?」

「みゆがチャリ漕いで!俺後ろ乗るから!」

意味が分からなすぎたけど、早く帰りたかったので「わかった」と言い、シュンを後ろに乗せた。

「女の子にチャリ漕いでもらうの夢だったんだー♪うれしーなー♪」

楽しそうなシュン。

そんなシュンを無視して黙々とチャリを漕いだ。
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