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本編
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プルルルルルルルル
『 はい。』
「佐藤君。」
『 会長でしたか。どうかしましたか?』
俺は今転校生の件で副会長である佐藤翔に電話をかけている。
「今日転校生が来るのは知っていますよね。」
『 はい。理事長のお孫さんだとか。』
「自分は少し用事ができてしまいました。なので佐藤君が迎えに行ってくれませんか?」
『はい。では今から行ってまいりますね。 』
「よろしく頼みます。」
...プツリ
ぐえー...やっと終わったよぉ~
文化祭近いからやること多いんだよなぁ...
んー俺自体文化祭でバイオリン弾くつもりだから練習しないとだけど今日は出来なさそー(泣)
...あ。そーいえば副会長どーなったんだろ。
あっ窓から門の方見えるな。
とか思いながら窓から顔を出すと
「な、な、なにすんだよ!!」
というクソでかい声が聞こえてきた。
門の方を見ると
「ワァオ...」
副会長の佐藤が転校生らしき生徒にキスをしていた。
「えー何やってんだよあいつ...」
俺はおもわず窓を閉めていた。
キーンコーンカーンコーン♪
「あー昼だ、食堂行かないと。」
普通なら生徒会メンバーは固まって食事を取るが、あのめんどくさいメンツと食事を取るのは少し気が引けた。
というか食堂自体行きたくないのだ。周りの奴らうるさいんだよなぁ...。
と言っても注意をするのがめんどくさくてもうその事にはふれないようにしてるけど。
食堂の前に来たけどもう周りの視線が痛い。
「おーい、寝ー!」
あーよかった。いたいた。
「麻莉か...」
こいつは麻莉 千聖。風紀委員長だ。
「俺結構待ったぞー。」
「ごめんごめんちょっと(仕事の)量が多くてさ。」
「無理すんなよ。」
「ああ。」
まぁこいつも風紀委員長ってこともあって人気もあるわけで俺達が食堂に入ると...
「きゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
「千聖様ぁあぁああああぁあぁぁああ!」
「寝様今日もお美しいぃいいいいいぃ!」
黄色い声が...しかも男の...。
麻莉は俺が気を悪くしているのに気付き「奥の方に座ろう」と提案してきた。
正直麻莉にはよく助けてもらっている。
俺と食べようとするやつはいない。ぼっちはさすがに寂しいな...。
嫌っている訳ではない。というか逆だが、会長だと近寄り難いのだろう。
でも麻莉も親部隊が出来るほど人気だ、そのせいか麻莉も俺の気持ちに共感していた。わかりあっているせいか麻莉といる時は、とても心地よく感じる。まぁ、麻莉が結構気を使ってくれるのもあるけどね。
俺が麻莉のことを心の中で語っているときだった。
あの、生徒会メンバーが来たのだ。
こんにちは、こんばんは、ばななです!
更新ものすごく間があきましたねすいません...。
でも飽きずに見てくださると...嬉しいなと思います... :( ;˙꒳˙;):
『 はい。』
「佐藤君。」
『 会長でしたか。どうかしましたか?』
俺は今転校生の件で副会長である佐藤翔に電話をかけている。
「今日転校生が来るのは知っていますよね。」
『 はい。理事長のお孫さんだとか。』
「自分は少し用事ができてしまいました。なので佐藤君が迎えに行ってくれませんか?」
『はい。では今から行ってまいりますね。 』
「よろしく頼みます。」
...プツリ
ぐえー...やっと終わったよぉ~
文化祭近いからやること多いんだよなぁ...
んー俺自体文化祭でバイオリン弾くつもりだから練習しないとだけど今日は出来なさそー(泣)
...あ。そーいえば副会長どーなったんだろ。
あっ窓から門の方見えるな。
とか思いながら窓から顔を出すと
「な、な、なにすんだよ!!」
というクソでかい声が聞こえてきた。
門の方を見ると
「ワァオ...」
副会長の佐藤が転校生らしき生徒にキスをしていた。
「えー何やってんだよあいつ...」
俺はおもわず窓を閉めていた。
キーンコーンカーンコーン♪
「あー昼だ、食堂行かないと。」
普通なら生徒会メンバーは固まって食事を取るが、あのめんどくさいメンツと食事を取るのは少し気が引けた。
というか食堂自体行きたくないのだ。周りの奴らうるさいんだよなぁ...。
と言っても注意をするのがめんどくさくてもうその事にはふれないようにしてるけど。
食堂の前に来たけどもう周りの視線が痛い。
「おーい、寝ー!」
あーよかった。いたいた。
「麻莉か...」
こいつは麻莉 千聖。風紀委員長だ。
「俺結構待ったぞー。」
「ごめんごめんちょっと(仕事の)量が多くてさ。」
「無理すんなよ。」
「ああ。」
まぁこいつも風紀委員長ってこともあって人気もあるわけで俺達が食堂に入ると...
「きゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
「千聖様ぁあぁああああぁあぁぁああ!」
「寝様今日もお美しいぃいいいいいぃ!」
黄色い声が...しかも男の...。
麻莉は俺が気を悪くしているのに気付き「奥の方に座ろう」と提案してきた。
正直麻莉にはよく助けてもらっている。
俺と食べようとするやつはいない。ぼっちはさすがに寂しいな...。
嫌っている訳ではない。というか逆だが、会長だと近寄り難いのだろう。
でも麻莉も親部隊が出来るほど人気だ、そのせいか麻莉も俺の気持ちに共感していた。わかりあっているせいか麻莉といる時は、とても心地よく感じる。まぁ、麻莉が結構気を使ってくれるのもあるけどね。
俺が麻莉のことを心の中で語っているときだった。
あの、生徒会メンバーが来たのだ。
こんにちは、こんばんは、ばななです!
更新ものすごく間があきましたねすいません...。
でも飽きずに見てくださると...嬉しいなと思います... :( ;˙꒳˙;):
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