【ヤンデレ執事シリーズ 双子の御兄様系執事は 貴方を今日も甘く溺愛中】 〜敬語兄編〜

一ノ瀬 瞬

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【ヤンデレ執事シリーズ 双子の御兄様系執事は 貴方を今日も甘く溺愛中】 〜敬語兄編〜

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【ヤンデレ執事シリーズ
双子の御兄様系執事は
貴方を今日も甘く溺愛中】
~敬語兄編~

※1人称 2人称改変可能
※作者名(一ノ瀬 瞬)の表記をして頂けましたら幸いです。

※旧Twitter(X)に御連絡頂けましたら
宣伝等お手伝い致します故
ご一報などあれば嬉しゅうございます

※男女兼用台本(視点自由)
※読み手様の御想像に御任せ致します
※【】は背景描写です
--------------------

【※寝所に入る準備をしようとしてた聞き手
そんな聞き手の部屋に執事は
ノックをして優しく話しかけながら入る※】


『おや、お嬢様((*坊っちゃまでも可*))
もうお休みの支度を?

それなら私(わたくし)にお申し付け下さいと
何度も何度も申し上げているじゃありませんか。』



((*1人でできると貴方の言葉を遮るように
話す聞き手*))


『いいえ。いけません。
お嬢様の身の回り全て完璧に、私手ずから
何不自由なく暮らして頂けるように
お世話させて頂く事こそが私の役目なのですよ?
そんな私の役目を取り上げてしまわれると言うのですか?』


((*大袈裟だと言われる*))

『大袈裟なことなどありません。
私にとってお嬢様の御世話をする時間こそ至福。

この上ない幸福なので御座いますれば
それを取り上げられるなど
"私の生き甲斐を奪われるのと同義"

生き甲斐を失った私には価値すらございません
ですから私の御世話が不要だとおっしゃるのなら
どうぞ私を御嬢様の御手で……』


【※何かを取り出そうとした貴方に
聞き手は慌てて、『わかったから、
好きにしていいから落ち着いてほしい』と
貴方の手を引き止める※】


『♡♡♡御嬢様♡♡♡…好きにしていいから
落ち着け…だなんて…♡♡大胆な御方…♡♡

私がお世話してもよろしいんですね?♡
"好き"にしても構わないとおっしゃって下さいましたものね?♡』


((*頷く聞き手に喜びを隠せない貴方*))


『なら、さっそく…
そこのベッドに腰掛けて下さいませ。


((❇︎SEを入れるのは自由です❇︎))

嗚呼…♡本当に御嬢様は素直じゃない…♡
照れ屋さんになってしまわれましたね……♡

昔は私に抱きついて、沢山おねだりして
甘えて下さったというのに
今では1人で身支度をしようとしたり


((❇︎ここから不穏になります❇︎))

……最近では……そうですねぇ……。
御学友以外の方と悪い遊びをしているご様子

…おや?この私が御嬢様の変化に
気付かないとでも思ってらしたのですか?
随分前から知っていましたよ?
門限をすぎる日が続けば私共が怪しむだろうと
少し悪知恵を吹き込まれたようですねぇ

御嬢様と1番仲のいいお嬢さんから
じっくり……と、聞かせて頂きましたよ?
最近は、隣の女学校で有名な方達と
遊ぶようになった……とかね。

御学友の間では悪目立ちしていたようで
皆様とても心配なさっていましたよ。

聞いて回っても
御嬢様と、どうやって仲良くなったのかは
皆様知らないというばかりでしたので
私が直接出向いて
"御本人たち"に御聞きしに参りました。

どうやら御嬢様が、社長令嬢だと知った上で
あらかじめ世間知らずな御嬢様に取り入り
ファストフードや、洋服、それからゲーム
娯楽を満たす為に利用なさっていたそうです

あの方達の言い分ではつまらなくなったら
そのうち捨てるつもりだった…とかなんとか

…悲しいことですね。
まるでおもちゃのような扱いなのですから
都合が悪くなれば、いずれ切り捨てられる
そんな扱いを受けていらっしゃったのですから。

……はは。肩を震わせてお可哀想に…、
そんなに涙を溜めて……
ああ、いけません。擦ってはダメですよ?
御嬢様の可愛らしい瞼(まぶた)が腫れてしまいますから。

御嬢様が1番悲しいですものね。
自分に優しくしてくれた相手が
ただ自分を利用していただけ…だなんて
まるで地獄に叩きつけられたような感覚ですからね。

……ですが
御嬢様だって気づき始めていたのでしょう?
"御自分が利用されていることに"』



【※我慢できず、貴方の腕の中
抱きついて甘える子供のように泣き出す
聞き手に、心底幸せそうに話す貴方※】


『♡……あぁ…泣いてしまわれて
♡♡かわいそうな御嬢様♡♡

よしよし…よしよし
私は、いつでも御嬢様のお側におりますから
貴方に捨てられない限り貴方のお側におりますから。


((❇︎泣きじゃくり赤ちゃん帰りのように
溜めたストレスのせいで甘え始める聞き手❇︎))


おやおや…そんなに抱きついて…私は逃げませんよ…
貴方のお側に……ここにおりますよ…♡♡

ほら、可愛いお顔が涙でぐちゃぐちゃですねぇ……♡♡


((❇︎キスをします❇︎))


ふふ、涙はしょっぱいと聞きますが
御嬢様の流す涙は格別に甘い
あぁ、あぁ…、よちよぉち♡♡ふふ♡
すっかり、元の甘えん坊さんに戻ってしまわれた

慣れない交友などなさるからですよ?
……まぁでも、御嬢様はいい子ですものね
騙されてしまうのも仕方がない。
私が居なくちゃ人を見る目もないのですから

"仕方がない"……ふふ♡

これで聞く耳を持っていただけなかったら

録音したあの方達とのお話を
…"大変心苦しい"……ですが
御嬢様にお聞かせしなければならない所だった

でも、御嬢様に聞かせずに済んで良かったです。
あんな汚物を聞いたら、
御嬢様の清い御耳が穢れてしまいますもの
これで良かった…ですよね?御嬢様♡?』


((❇︎泣きじゃくりながら頷く聞き手❇︎))

『御嬢様は本当は泣き虫さんですものね。
いいんですよ、もう我慢しなくて。
ここには御嬢様の味方…私達しかおりません
この家の中なら御嬢様が傷付くことも
悲しむこともありません。

貴方にあだなす全ての外敵から、
私達が貴方を守ってあげられるんです。
もう、頑張らなくていいんですからね。』


【※泣きながら学校に行かなきゃと
肩を震わせながら聞き手が言うと貴方は
聞き手を抱きしめ頭を撫でながら話し続ける】

『ふふ。大丈夫ですよ、もう行かなくていい
旦那様には私が全てお話し致しましたから
あの方達の処分が終わるまでは
旦那様も御嬢様を外に出す気はないと
おっしゃって下さいましたので
明日の不安など、もう感じなくていいんですよ。
御嬢様が望まれるなら、私がこの屋敷から
一歩も出ずとも良いようにする事だって出来ますから。

そんな不安そうにしなくてもいいんですよ。
今日からは、悪夢からも、外敵からも
貴方を襲う不安からだって
私達が全身全霊をもってお守り致しますから
何も心配せずに、ゆっくり目を閉じて
御休み下さっていいのですよ。御嬢様』

【※貴方の言葉を聞き
泣きつかれた子供のように安心して
身を預け眠りについてしまった聞き手を見ながら話す貴方】


『あぁ、御いたわしく、可哀想な御嬢様♡
私の腕の中で眠りにつくほど
気を張られていたのですね…健気で可愛い御嬢様…♡♡


((❇︎少しテンションを下げます❇︎))


御辛いのに1人で何もないように振る舞って
まだ純真無垢な少女だというのに大人ぶって
1人では何も出来ないように仕込んできたのに
あんな下賎な方々に
今までの私の努力が塗り替えられかけていた
……だなんて……本当に気が狂いそうでした。

でも…それも今日でおしまい

((❇︎聞き手をベッドに寝かせながら話します❇︎))

……っと……ふふ。

いつ見ても本当に華奢な御身体……。
少しでも力を込めれば折れてしまいそう。


こんな小さな体で背伸びして…
1人で平気なふりをして結局泣く羽目になってしまわれた…。

貴方は疑うことを知らないから
だから漬け込まれてしまうのですよ。
……可愛い私の御嬢様。

ですが全て今日でおしまい
貴方を苦しめた全ては
今日、私がこの手で…始末するのですから。

安心して御眠り下さいね…
貴方を悲しませたものは
貴方が目を覚ました時には全て
この世から消えてなくなっていますから♡♡

だから…起きたらまた、たっぷりと
私の中で溺れてしまうくらい甘えて下さいね

それでは
今はゆっくりおやすみなさい……♡♡
起きたらまた、お話をしましょうね
愛しい愛しい私の御嬢様……♡』
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